秋の夕暮れ。カイツブリ、コガモとの再会!

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります

いよいよやってきた鳥観察の季節。

周りの木々や草が枯れ果てて、鳥たちの姿がはっきりと見える季節がやってきました。

そして、続々と渡ってくる鳥たち。

また、今年も会えたね。

 

バンとカイツブリ

歩き始めてすぐのこと 。向こう岸に、何かそれらしきものが見えます。

あれは、もしかすると、バン?

ズームしてみますと、あの青い足は、間違いなく、バン。

留鳥ですが、夏にはまず見つかりません。

ハトくらいの大きさで、岸辺の草の中をこっそりと歩いているので、見過ごしてしまうのです。

バンは、飛ぶのも泳ぐの苦手。それって、鳥としてはどうなのよ(笑)ま、ニワトリみたいなもんか。

だけど足は強い!確かに太い。その足で、草むら、ウロウロしているのでしょう。

名前の似ている、大きくて黒いオオバンはまだ見かけません。まだ旅の途中のようです。

少し先に歩いていくと、川の中からひょっこりと顔を出したのは、カイツブリ

日本の中で過ごしやすい場所を移動しながら暮らしている鳥です。

わたしの町には、秋から春先まで、滞在されております。

カイツブリは、なんてったって、撮影が難しい。

まず、小さいということ。

小さくて、たぶんムクドリくらいの大きさだと思われるのですが、川にいるので近づけず、ますます小さく見える。

そして、すぐに潜ってしまうということ。

泳ぐ、そしてすぐに潜る、潜水時間がけっこう長くて、どこから顔を出すか予測不能なのです。

きのうは、望遠レンズを最大まで伸ばして、やっとこんな感じに撮れました。

 

秋の歌

絹のような、とってもきれいな雲でした。

紅葉もだいぶ進んできました。

ああ、きれいな景色が見られて、本当にうれしいなあ。

そんなことを思っていたら、頭の中に、歌が流れてきました。

♪秋の夕日に照る山もみじ

濃いも薄いも数ある中に

松を彩るかえでやつたは

山のふもとの裾もよう

小学生のときに、遠足のバスの中で歌ったことが強く印象に残っていて、秋というと、一度はこの歌が浮かんでくるのです。

目をつぶるとグレーのカーディガンを着ていたわたしが見えるので、10月くらいの秋の遠足だったのでしょう。

だけど、それが何年生のことだったのか、どこへ行ったのかはまったく思い出せません。

そして、歌とともに、里山の風景が浮かんでくるのですが、それは大人になってから知った益子あたりの風景のように思えます。

記憶が混ざりあって、頭の中では、勝手に作り上げた秋の風景が広がっていきます。

歩きながら、何を考えることもなく、だれのことも思わず。

この世にはわたししか存在していなくて、空気の一部となったような錯覚を覚える瞬間。それがうれしくてたまりません。

 

コガモとアオサギ

橋の上から見下ろしたら、コガモが4羽。

渡鳥のコガモたち。やってきたようです。間違いなく季節は進んでいる!

一体、どういうグループなのでしょうか。血縁?気が合う?

つぶらな瞳に、きゅんとしちゃいます。

三頭身?四頭身?

頭、でっかいよね(笑)

さて、橋の下に目を向けてみたら、いた!いた!

いつもの場所にたたずむ、アオサギ。

「ごはん、食べました?」

メッセージを投げかけてみたけれど、なんの返答もなし(笑)

だいぶ、日が暮れてきました。

そろそろ家に帰ろう。

落ち葉をサクサク踏みながら、急ぎ足で歩いたつもり。

なのに、家に帰って振り返ってみたら、もうすっかり日が暮れていました。

満月1日前の月。

今夜は月食だそうです。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♪


りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク


6 件のコメント

  • こんにちは りっつんさん

    青空と川の水面の鳥さんたちの風景
    ようやく秋ですね。
    まだ全然紅葉が進んでいないこちらですが私も昨日散歩しながらこの歌を歌ってました。
    そして私は何十年間も
    松を彩る〜♪を秋を彩る〜♪って間違って歌っていました!
    小学校の先生が間違って教えたんじゃないかと疑惑むくむく
    でも誰も居ない川原で同じ歌を同じ日に歌ってたなんて嬉しかったです。

    • コロボックルさん

      おはようございます。
      季節が進んできましたね。

      その疑惑、当たっているかも(笑)
      松を彩る風景って、想像力が必要ですもんね。
      秋を彩るほうが、イメージしやすいから、
      間違って覚える人も、いると思います。

      同じ歌を、どこかで歌っている人がいる。
      わたしも、なんか、とってもうれしかったです

  • こんにちは。
    姐さんの散歩はさながら歩く瞑想のようです。

    『紅葉』♩〜 私も大好きです♡
    小学生の頃、担任の先生のお誕生日にみんなで輪唱してお祝いしたんです。お誕生日は秋ではなかったんですがね。
    厳しくても温かく指導力の高い素晴らしい先生だったの。考えると、今の私くらいのご年齢だったはず。
    ふぅ〜(´-`).。oO(昔の人は大人でした〜)

    私も同じ月を武蔵野の地で見ました。いい月でしたね♡
    達郎氏の新譜ジャケットの肖像画。あの原画が展示される展覧会を見に行ったのです、漫画家のヤマザキマリさんの。
    展覧会に出すなら油絵一枚だけじゃ格好がつかんだろうと
    山下御大自らモデルをスカウトして、計3点描かされたそうです(笑)。仲良しの志の輔さんと桐竹勘十郎さん。
    酸いも甘いもかみわけたオッサンが大好物(観察対象として(笑))のヤマザキマリさんはとてもうれしく描いたそうです。
    彼女の絵画の腕はホンモノです。イタリアでしっかり学んでいて。食えないから、文字通り飢え死にしそうだったから、漫画家になったんだそうです。
    思いがけず傑作彫刻のレプリカがあったり内容は満足でしたが…会場遠かった〜(><;)

    今日は月食だけでなく天王星食もあるそうですね。惑星食と同時の月食は1580年以来とか。だからどした、ですけど(笑) 1580年とそこからの442年に思いを馳せたりして…なんとなく楽しみです(^^)

    • デイジーさん

      おはようございます。

      そうそう、あの歌は輪唱できましたね。

      たっつあんのエピソード、知りませんでした。
      くまちゃん、なかなか味のあるでき映えです。
      CD欲しくなってしまいましたが、我慢します(笑)

      展覧会の会場、調べてみようかな。

      月の写真、うまく撮れました。
      442年前、突然、月が消えて、
      大騒ぎにはならなかったのかしら(笑)

      • 私はマリさんのギャラリートークが当たったので張り切って行きました。

        学生さんたちが構成した展覧会なんですよ!

        やはり絵は直で見なくちゃ!なんですが
        そうはいっても
        肖像画だけでオススメするのはどうかと遠慮したのです…
        遠いし! 多分軽井沢より遠い!(笑)

        東京造形大 ヤマザキマリ展 です。

        最寄駅からはスクールバスに乗せてくれます。
        ホームページに載っています。

        大きな構造物を作るための工事現場みたいなのがあったり、

        今時の美大生さんとすれ違ったり

        学食に混ざりこんで食べてみたり

        非日常も楽しかったです(^^)

        同時展示の彫刻レプリカ、
        往時の高度な技術を解明するために再現に挑んだそうで。
        古代彫刻の大理石は残ったものもあるけれど
        ブロンズ像は大砲の弾などに再利用するため多くが鋳つぶされたので
        ほとんど残っていないのです。

        運搬中に船が沈没したことが幸いして
        現代になって引き揚げられたので見ることができます。
        ここのはレプリカですが(笑)
        それでも滅多に見られるものじゃあございません!

        ご参考までに♪♪♪

        • デイジーさん

          おはようございます。

          ヤマザキさんのトーク付きだったら、
          どこまででも行きますよね。
          聞いてみたかったなあ。
          造形大、おもしろそうですね。
          アクセス、見てみました。
          確かに、軽井沢より遠い!
          鎌倉なみに遠い!(笑)

          絵画については、まったく知識なく、遠い世界なのですが、
          沈没船から引き上げられた彫刻なんかは、興味ありあり。

          行ってみたい気分になりました。
          いつか、行ってみよう!
          そして、ぜひ、学食で食べてみたい。
          ほら、もう、何かが違ってるよ(笑)

          貴重な情報、ありがとう!

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。