オンブバッタは親子なんかではない!

友人から写真が送られてきました。

オンブバッタの写真でした。

 

みょうがの葉を食べるバッタ

みょうがの葉っぱを食い荒らされて、誰が食べてるんだ?と、見張っていた友人。

今回は、プライバシーと今後の友情に配慮して、この友人が誰であるかということは、あくまで秘密ということにいたします。

「シャカシャカと葉を食べてた」

確かに写真を見ると、シャカシャカって音が聞こえてきそう。

みょうがは根っこを食べるんだから、葉っぱはバッタにくれてやってるらしい。

すると、

「この3匹、仲良し親子だよね〜」

「とーちゃん、かーちゃん、たっくんみたいでしょ」

どこかしら感動しているような声で説明してくれる。

友人の頭の中には、こんな会話が聞こえていたのかもしれない。

たっくん「とーちゃん、この葉っぱおいしいね」

とーちゃん「ほら、かーちゃんも、もっと食え」

かーちゃん「キャ!写真を撮られたよ」

とか、なんとか(笑)

そんなはず、あるかいな!

 

バッタの事情

この友人、本気で親子だと思っているようなので、説明して差し上げることにした。

「あれはメスの上にオスの図」

「えー!かーちゃんの背中に子供が乗ってるんだよ!」

もめる。

つい、本気になる。

思わず声が大きくなる。

そもそも、どうやって、バッタの子が自分の親を知るのだよ。

バッタのかーちゃんは卵を産んだら、死ぬんだよ。

子が大きくなるまで、見守るなんてこと、ありえへんで、ありえへん!

卵だって、すぐには孵化しない。卵のそばで孵化を待ってるバッタなんて、見たことないでしょ!

「小さいのはオス。でかい2匹はメス」

「えー!なんでオンブしてるの?」

そんなことは、バッタたちに聞いてくれ。

オンブといえば、親が子を背負っていると考えるのは、あまりにも人間的。

人間やサルの母親が子を背負って移動するという姿がよく見られる光景ではあるけれど、生き物全体からすれば、かなり珍しい形だと思う。

あれは人間のオンブとは目的が違う。移動目的ではない。

 

オンブバッタの生態

それにしても、ずっと誤解していたことに気づきました。

わたしは、オンブした状態のバッタをオンブバッタと呼んでいるのだと思ってました。

つながりトンボと一緒かと。

なので、調べてみて、びっくり。

オンブバッタという種類があったのです。

オンブバッタは、バッタ目・オンブバッタ科に属するバッタ。

ショウリョウバッタに似ているけれど、ちょっと違う。オンブが好きなバッタのようです。

この状態はバッタ類の交尾の際に観察されるが、他のバッタ類が速やかに離れるのに対し、オンブバッタは交尾時以外でもオスがメスの背中に乗り続けるため、「おんぶ」状態がよく観察される。単独行動中のオスがメスを奪おうとしておんぶしているオスと喧嘩になることもある。

ウィキペディアより引用)

友人の目撃したあの3匹は、成虫のメス2匹とオス1匹。

もしかすると、一夫二妻なのかもしれません。

子孫繁栄戦略としては、わりと正しい。

どんな会話をしているのかは、耳をすまして、バッタたちに聞くしかありません。

どう聞こえるかは、それぞれが持っている経験値によって、多少違ってくるかもしれないけれど(笑)

このバッタネタを提供してくれた友人には、今日の夕方に届くことになっている焼き菓子を、振る舞うことにいたします。


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2 件のコメント

    • さっちさん

      おはようございます。

      今朝は、我が家のシマトネリコの葉が食い荒らされていて。
      見たら、芋虫が5匹!
      せっせと若葉を食べていました。
      なので・・・。

      共存共栄の難しさを味わいました(笑)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの63歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。