【恐怖体験】わたし、猫の生き霊に遭遇したらしい!

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恐るべき体験をしてしまいました。

人生初の体験です!

 

事件は夜中12時に始まった

いかにも、怪しげなことが起きそうな時間。

やっと眠りについたわたしの顔を舐めまくるヤツがいる。

なんで、こんなに飼い主の顔を舐めたいのか、分からん。

少なくともわたしは人の顔を舐めたいと思ったことは、ただの一度もない。

眠りたい人間vs顔舐めたい猫。

やめて!

どんだけ言ってもやめない。

ふと、思わず嫁の提案を思い出す。

おっとっと。

こんな話をしているヒマはなかった。

ここからどんどん怖い話になっていく予定ですから。

何度はねのけても、猫は諦めない。

自分のやりたいことをやり抜くつもりらしい。

下に戻って、壁でも、舐めてこい!

と、怒りを爆発させ、

 

ドアを閉めた

温まった布団から出て、いつもは解放しているドアをバタンと閉めた

まったく、もう〜!

やれやれ。しかし、これでゆっくり眠れるな。

ドアの外で、にゃ〜にゃ〜とぶりっ子な声を響かせているが、あんたはすでにババア猫。

かわいいふりしても、騙されるもんか。

とにかく眠くて機嫌が悪い飼い主。

飼い主は、機嫌が悪いと、わりと顔に出るタイプ。眠いとか、お腹空いてるとか、めんどくさいと思ってるとか、わりと隠せない。

表情筋が発達しているので、ついつい表現に及んでしまう。

人間対人間なら、察してもらえるということもなきにしもあらずんばんばん。

だけど猫はそんなことなどおかまいなし。

やりたいだけ、やる。

だから、こちらも強行手段に出るしかないのだ。

ドアを締め切って、わたしは穏やかにスーっと眠りに落ちていった。

 

あれ?来たんだね

ふと、頭の上に気配を感じた。

また、来たのね。

布団をかぶって、舐められないように、顔を隠した。

すると、頭の上を右から左に移動していく気配。

隙間から布団の中に入りたいのね。

ここで、はたと気づいた飼い主である。

自分で開けたの?

猫の中には、ドアを自分で開けるという賢いヤツもいる。しかし、シャンクスはそういうことはしない。

ドアは人に開けさせる女王さまタイプ。

今まで開けたことはなかったけど、実はもともと自分で開けることができたのかしれない。

それくらいのことは、やってのけるだろう魔猫ではある。

 

思わず体を起こして

ドアに目を向ける。

すると、ドアはきちんと閉まっている。

えっ?

開けて、閉めたの?

名前を呼んでみる。

すると、どこからも反応がない。影も形もない。

すると、さっきのは何?

その姿は鮮明だった。あれは間違いなくシャンクスだった。

確かに見た!頭の上にいた。

それは、確かな存在感があった。

一瞬、ゾゾッとして、背中に悪寒が走る。

慌ててベッドサイドの電気をつける。そして、布団から出てドアを開ける。

ドアの外からは、階段の明かりがうっすら入ってくる。

リビングに行くと、ソファの上で寝ているシャンクス。

時間を見ると、午前3時を回ったところ。

こ、これは、ま、まさに、そういう時間帯だ!

 

夢枕に立った生き霊?

シャンクスはドアをすり抜けたのだろうか?

もしかして、幽体離脱?

もしかして、猫は100歳を超えると、肉体と魂の分離が自由自在になる?

今まで、わたしの枕元に立った人は1人もいない。なんだかんだ霊的な体験には乏しい。輝かしい不思議体験など、1つもない。

初めての体験が、猫の生き霊だなんて。愛する人の生き霊ならまだしも、猫だよ、猫!

以前に聞いたこんな話とは、明らかにレベルが違うってば。

 

笑い話のようだけど、

告白すると、実は本気で怖かった。

夜中の一人が怖いと、初めて思った。

頭痛や腹痛に襲われても、痛いし心細くはあるけれど、怖いとは思わない。

誰が一緒にいてくれても痛みが去るわけではないし、いざとなったら、近所の友人にSOSを出すことにしている。

そして、一発発作のときには、潔くあの世へ行こうというくらいの覚悟は持っている。

だけど、お化け系は怖い。

弱点に気づいてしまった。(´・ω・`)

万が一、わたしが誰かとの同居生活に踏み切るとしたら、新たな恐怖体験に見舞われたときかもしれない。

まねこ
ネタを提供しただけ

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経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。