天気のいい日曜日。
だけど、日曜日だということを意識していたのは、朝だけ。
夕方には、日曜日なんてことも、すっかり飛んでいた。夜になって、テレビをつけて、日曜日だったということを思い出して、思わず苦笑い。
ますます、世間から遠ざかっているような気がしないでもない。
さて、夕方近くになって、ふと部屋の中から空を見たら、雲がモクモクとわいている。
雲ひとつない青空は、撮影魂をくすぐられないけれど、雲を見ると、そりゃもう外へ出たくなる。というか、出ないではいられない。
そうだ!新しいスニーカーを下ろそう。
タイミングを狙っていたけれど、なかなか、いい日が訪れず。こんな日がいいかもしれない。
新しい靴の靴ひもを結んで、3分後には外の人になっていた。
実は1ヶ月ほど前に、ネットにて間違って、ひもを結ぶタイプのスニーカーを買ってしまった。だけど、靴紐を結ぶのがめんどくさくて履くのをためらっていたというのが、本当のところ。
ついに結べた新しい靴ひも。
そういえば、我が家の長男は大人になっても靴ひもが結べなかったけれど、いまは結べるんだろうか(笑)
スニーカー、ひもはないタイプに限る。
新しいスニーカーでちょっと歩いて、空を見上げる。スニーカーそのもの歩きこごちは、悪くない。
おお!ドラマチックな夕空になりそうな予感。

撮影場所はあそこがいいかな。
と、その場所までテクテク。
途中、見晴らしのいい場所から、西の空を見ると、もうドラマが始まっている。

こんな空、誰が作れる?
何かを語っているような、雲のひとつひとつにも、まるで意思があるような。
おばけがのしかかってくるように見えたり。じーっと見ているといろんなものに見えてくる。

ふと、目線を移すと、太陽の光に影響されない空と雲と木々とが静かに、そこにある。

川に目を移してみると・・・
鴨たちが集まって、それぞれに何かしている。そんな季節がやってきているもよう。

どんどん変わっていく空の風景。
前を見て、振り向いたときには、その姿は変化していて、そのスピードに驚かされる。いっときたりとも、同じということはなし。

これが、昨日のベストショット。枯草から透けて見える淡い夕焼けの空。
さてさて、始まった、日が沈むまでのほんの数分間の、クライマックス。

あまりの美しさに、息も止まりそう。
さて、鴨の群れが家路を急いでいるようなので、時間を記録しておこう。

この群れが本当に鴨であるのかどうか。
目視では、鴨のように見えたけれど、本当に鴨かどうかは確信はなし。
ちなみに、いまだ視力1.0を保持。
遠くはよ〜く見える。近くは、新聞さえも裸眼では読めないけれど。
遠くが見えれば、近くは見えず。メガネなしで両方が見えた期間は40年ほど。
東の空は、太陽と無関係のよう風情。光らず、ただ淡々と夜の闇を受け入れようとしているよう。

日が暮れてしまうと、羽織るものを忘れた、63歳の身には、ちょっとばかり風が冷たい。
誰も待ってはいないけれど、いやいや、家だけはわたしを待っていてくれる。
寒さをしのげて、手足を延ばせて、誰に気を使うことなく時間を過ごせる家。
今夜のご飯はあれとこれとにしよう。
そんなことを考えるのも、また楽し。
先月の雲、先々月の雲、やっぱり違う。
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りっつんさん こんにちは
秋の日は つるべ落とし…
日の入りが ずいぶん早くなりました。
外出から戻る夕暮れ時、視界に入る我が家…
その窓辺からぽっと漏れる灯り…とてもホッとして
うれしくなる…そんな季節となりましたね。
そうだ散歩に行くときは 玄関灯点けて行こーっと!
ポットさん
こんばんは
本当に日の入り、早いです。
なに、そんなに急いでいるの?と問いたいくらい。
すぐに真っ暗になってしまって。
わたしも、玄関の電気をつけていこうって!
ありがとう。