不眠とは眠れないこと。わたしは不眠ではない?

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昨晩ベッドに入ったのは、10時半を過ぎていた。

いつもは9時くらいになると、ウキウキしながら寝室に向かうのに、なんだかいつもと違うリズムだった。

寝室はちょうど2年前に壁紙を貼り替えるリフォームをしていて、大好きな空間。

【壁紙の貼り替え①】猫を手を借りて”わたしの部屋”をリフォームします。

2019年2月5日

 

眠るまでの儀式

いつものように、布団に潜り込んで、まずはひと声。

「きゃ〜!あったか〜い!いいね〜」

ひとり暮らしだけど、どうにも猫と暮らしていたころのくせが抜けない。

そして落ち着いたら、本を開く。

たとえ1行でも、文字を追わないと眠れない体質。

さて、今日は何を読もうかな。

頭に浮かんだ本をKindleで呼び出す。本当に便利なアイテムである。電子書籍はわたしに読書革命を起こしてくれた。

昨日は池田清彦さんの辛口なエッセイを読むことにした。

10分も読めば、たいがい眠気に襲われてくる。そしたら、Kindleを手から離してメガネを外して、電気を消して、コトンと落ちる。

なんと、昨日は、この一連の動作を3回もやってしまった。

一旦は眠くなるのだけど、すぐにぱちっと目が開いてしまう。

Kindleは年を取ってからの読書に活躍するアイテム。

2021年3月22日

 

眠りたくないだけ

あ〜あ、今日は眠れない日になるのか。

そんな夜はしょっちゅうある。

周囲には眠れない人が増えている。あの人もあの人も眠れないと嘆いている。

が、暗がりの中で、ハッと気がついた。

眠れないのではなく、眠りたくないのだ。

“眠りたいけど、眠れない”

“眠りたくないから、眠らない”

同じようだけど、まったく違う。何をしたくて、何ができないのか。

眠りたくないのなら、なんの問題もないではないか。

まだまだ、何かしていたい。

したいことがあるわけでもないのに、寝てしまうのが惜しい気持ち。時間がもったいないような、そんな気持ち。

心の下のほうに住んでいるりっつんBに問い合わせてみることにした。

「特別に何がしたいわけじゃないのけど、ただ起きていたいの」

品行方正で規則正しいりっつんAが反論する。

「もう11時になるし、寝るべき!」

「いやだ!眠らない!」

仕方ないので、ラジオの聞き逃し配信を聞かせてやることにした。

そしたら、それがまたよくなかった。

インドの映画音楽なんか流れてきて、インドカレーを思い出して、お腹がグーグー鳴り出す始末。

ますます冴える目。つのる空腹感。

眠れないのではなく、眠りたくないのだから、どうすることもできない。

早く寝なさい!と言われて、子どもがぐずっている心境だ。

音も光も消して、頭の中に浮かんでくることを味わってみることにした。

 

鳥ばかり

すると、午後の散歩で見た景色が浮かんでくる。

どこかの家のテレビアンテナに止まっていた9羽のスズメ。

寒さで毛が膨らんでいて、下から見ると焼き網の上のお餅みたいだったこと。

それから20羽くらいのカモの集団。

その中でとっても仲の良さそうなカップルがいたこと。集団から少し離れて、1羽分くらいの間を置いて、じっと同じ方向を見ながら、ぷかぷか浮いていた。

あの2羽はどういう関係なのかしら。つがいなのかしら。それとも・・・。

カモの恋愛事情を想像しても、そんなに面白いわけでもないけど。

こんなど〜でもいいようなことを考えているうちに、いつの間にか眠ってしまったようだ。いつ眠りに入ったのかは、不明。

いつの間にか、りっつんBはどこかへ行ってしまったようだ。

もしかすると、あっちの世界に散歩に出かけたのかもしれない。江原さんの本にはそんなことが書いてあった。

今朝目が覚めたのは6時前。

いま、少し眠いので、睡眠が足りていなことは間違いない。

これを書いたら、少しウトウトしよう。外は雨模様。部屋の中には反田君のピアノが響いている。

なんの予定もない日。

眠りたいときに眠れるシアワセをかみしめよう。


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

    • ジャンヌ65さん

      おはようございます。
      初めてこんな画像にしてみたので、
      とってもうれしいコメントです。

      ありがとう~!

  • りっつん へ返信する コメントをキャンセル

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。