♪時を止める婆。火曜日を定義するのは難しい。

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おはようございます。

昨晩、雷さまがふり鳴らした太鼓により、大地のチリやホコリは洗い流され、すっきりとした朝を迎えております。

空気はすっきりですが・・・

婆の頭の中は、どうにもすっきりせずで、動作が重いのでございますので、ございます。

 

今日は何曜日?

布団の中にて、自分様に問いかけたことから、問答は始まった。

「今日は土曜日じゃなくて、日曜日だよね」

すると、答える声が聞こえる。

「違う。昨日、たっつあんを聴いたじゃん」

※たっつあんとは山下達郎さんのこと。日曜日の午後にはサンデーソングブックという番組がラジオで流れる。

えっ、聴いたっけ?

実は今週分はまだ聴いてはいない。今思い出したが、あの時間には家にはいなかった。

なのに、そんな自分を自分様に対して、ごまかそうとする。

「そうだった、今日は月曜日。週は明けたね」

週は明けている!

平日のほうが好きだから、ここでうれしさがシュワっと吹き出す。炭酸水の泡みたいに。

世間が勝手に決めた土日という非日常に付き合うほど、わたしは暇ではない。

月曜日だとすると、資源ごみを出さなくちゃね。ダンボールが溜まってる。

ん?

そういえば、昨日、お隣さんがボヤいてたなあ。月末の月曜日にはダンボールの回収がないのよねえって。

少しずつ、記憶の波が水平線の彼方から寄せてくる。ゆっくりと。

「とすると、今日は何曜日?」

土曜日でもなく、日曜日でもなく、とすると、今日は火曜日か?

週が明けて、すでに2日目である。

ついでに月まで明けている。今日から6月。

もう少し、しっかりしたほうがいいよ。

時の流れに乗り切れず、”いま”にたどりつくまで、時間がかかってしまった。

時を止めて、どうするつもりだ?

“時をかける少女”に憧れていた少女は、しっかりと時間をかけて時を超えた。残念ながらが往復切符ではなかったので、あそこには戻れないけれど。

「過去と未来と、どっちに行きたい?」

そうだなあ。未来かなあ。

過去行きの切符は、現在流通していないので、それしか行く方向はない。

 

サインを褒められる

「そうだよ。昨日は月曜日」

土曜日にカラーリングの予約をして、週明けにしようと予約したんだった。土日は賑わいのある場所には寄り付かないようにしている。

で、お昼前にカラーリング道場にサインイン。カラーは修行以外の何ものでもない。

さて、ここでは、いちいち、毎度、お名前書きをさせられる。同意書ってやつに。

そしたら、なんと、褒められた。

通って数年。書いた名前はいくつになっただろう。やっとここまで書けるようになった!

「きれいな文字ですね」

「えー!うれしい」

と、驚いたら、その大きなリアクションに店員さんが驚いて、ひとしきり大笑い。

以前はよくサインを褒められたものだけど。

「名前書くの、どんどん上手くなるねえ」

買い物に出かけて、名前を書くたびに次男は、ほめてくれた。周りの人がびっくりするほど、ほめてくれた。だからニコニコとサインを繰り返していた。

クレジットカードでは本人サインが強く求められた時代。懐かしいなあ。

今は番号を打ち込むだけ。あの機械、ボタンが小さくて、押し間違えないかと緊張する。最近は小指でぽちぽちしている。

そんなもんだから、最近はサインの練習をする場所もめっきり減った。やっとほめられるまでになった自分に拍手を送ろう。

 

雲と遊ぶ

カラーリングからの帰り道。空に浮かぶ雲。まるでおもちゃ箱をひっくり返したみたい。

犬とかアヒルとか、ぬいぐるみが散らばっているようだった。あっちにもこっちにも。

見てるだけで、楽しくなってくる。染めたばかりの半乾きの髪を自然乾燥させながら、歩く。もちろん歩きの友は達郎さんだ。

ここ数日は『RARITIES』というアルバムばかり聴いている。1曲めの「BLOW」が今の季節の風にぴったりな気がして。

 

 

田んぼのカモ

夕方になって、散歩に出かけることに。

昼間は少し暑かったけれど、涼しい風が吹いてきたのを見計らって、家を出る。

田植えが終わった田んぼ。これくらいの背丈の稲穂。水が澄んでいて、まだカエルの卵もなかった。

カモの2羽づれを発見。

振り返ってみれば、こんなにも充実した月曜日を過ごしていた。

それにも関わらず、そんな時間をそのまま昨日に置いてきてしまったみたい。

そのうち、記憶をたどるなら、「りっんブログ」をたぐるしかなくなるのか?

とにかく、今日は火曜日。燃えるゴミの日だ。

ちなみに辞書によりますと、

火曜日とは、月曜日と水曜日の間にある週の1日

とのこと。

火曜日を定義するのは、かなり難しいことと知った。


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

  • こんにちは りっつんさん

    火曜日の定義がとても愉快でした
    大真面目にそんな風に記されているんですね(笑)
    これから何にでも応用したいと思います
    私は仕事を辞めて曜日より何日かが全く分からなくなりました パソコンで入力送信する際、一字一句ミスが許されなかったのでその緊張から解けて今日が何日でもよいのが嬉しいです
    で、今日はウチの愛猫の誕生日です
    ご主人の命日と同じ日です

    • コロボックルさん

      おはようございます。
      確かに曜日を定義するって、考えたこともなかったので、
      目から鱗でした。

      一字一句ミスが許されないなんて、怖い。
      解放されてよかったですね。身体に悪いよ、ほんとうに。
      わたしも今でもデータを送るときには、
      ドキドキしながら送信ボタンを押してます。
      「ミス、見つけてね」と開き直りの気分で。
      何年たっても、ドキドキしてます。

      墓参りは、週末に息子たちと行きます。
      命日と言っても、線香を立てただけ。
      もう、それでいいって夫も言ってます(笑)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。