お金を貯める一番の目的って、何だろう?わたしは金もゴミも残さないつもり。

わたしたちはなにかを「貯める」ということが本質的に好きなようです。

たぶん、もともとは食べ物を貯めるということで、命の保証を得てきたからなのでしょう。

ところで、現在、わたしたちってなんのためにお金を貯めようとするのでしょう。

「不安で貯めたお金は使えない」という話を聞いたことがあります。

使えないお金を貯めているの?

食べ物だったら、腐るよ(笑)

 

お金を貯める理由

お金を貯める理由を聞いたら、いろんな答えが返ってくると思いますが、「不安だから」という答えも、多く返ってくるだろうと予想できます。

そして年齢が上がるほど、そういう答えは増えてくるようにも思います。

若い頃にはお金を貯める目的がわりと具体的でした。

  • 住宅が欲しい
  • 車が欲しい
  • 子どもの教育費が必要
  • 好きなものたくさん欲しい

年を取ってくると具体的なことよりも「不安だから」という漠然とした理由が増えてくるようです。

本当に不安を解消したくてお金をためたとしても、不安を解消しないかぎり、不安はつきまとうのですから、結果としてお金は使えないことにもつながってしまいます。

不安が解消される日って、いつ?

ところで、わたしは「不安だから」という答えに対して「ホンマかいな?」と思うこともあります。

実はお金を貯めることに、それなりの理由をくっつけているんじゃないのかと、推察することもあります。

お金のコレクター?ただ数字が好きなだけ(笑)

世の中を見渡して、お金とはうまく付き合いたいなあと、しみじみと思うわけです。

 

80代の女性の話

わたしの友人の叔母さんは80代後半。夫の死後20年ほど、ひとりで持ち家の一戸建ての家に暮らし続けました。子供はいませんでした。

そういう事情から、姪であるわたしの友人が、時々訪ねていました。そのたびに叔母さんは「お金が足りるかな」と不安がっていたのだそうです。

姪という立場では、貯蓄額を尋ねることはできなかったようで、友人は叔母さんはお金がないのだと思い込んでしまったそうです。

一昨年、叔母さんが病気になり一人で暮らせなくなったので、友人は受け入れてくれる施設を探して入所させました。

介護つきの施設で、1か月の費用は40万円くらい。友人はその額なら自分が負担できるとして、その施設への入所を決めたそうです。1年で500万くらいならということでした。

叔母さんはその施設でわずか2か月後にわたしの友人に看取られて、あっけなく亡くなりました。

入所してから叔母さんはガンの末期だったことが判明したそうです。しかし叔母さんの意思もあり、まったくの無治療。がんに対する治療をせずに、それほど苦しむこともなく亡くなったそうです。

叔母さんは子供がいなかったこともあり、きちんと遺書を残していました。

残された遺書には、全財産をわたしの友人に譲ると記されていました。その遺言書に従って資産を整理した友人はビックリしたそうです。

首都圏に持ち家が1軒。もちろんローンなし。そしてなんと預金がン千万円

「叔母ちゃん、なんでもっと楽な暮らしをしなかったの!」

質素倹約な慎ましい暮らしを続けていた叔母さん。

これだけのお金があれば、もっといい施設に入れたし、楽しい何かをすることもできたのに「お金が足りるか、不安だ」と言い続けていたのです。

友人の叔母さんの不安の額は億を超えていたということでしょうか。お金があっても不安は拭えなかった。不安の正体はなんだったのでしょうか。

今の世の中、きっとこんな話はたくさんあるのでしょう。

お金は貯めることも難しいけれど、お金を使うタイミングはもっと難しいのかもしれません。

 

自分の不安を洗い出す

わたしにとっての最大の不安は何か。わたしは何が一番怖いのか。何を恐れているのか。そんなことを自分に問いかけてみました。

そしてその不安を解消するためには、どれだけのお金がいるのか。まずは自分にはどれだけ必要なのか、ざっくりと額を弾き出してみようと思いました。

いつ、どんな場面で、お金を使うことになるのか。

世間一般の金額が、必ずしも自分に当てはまるとは限らないです。

どんな暮らしを、するのか、したいのか。

病気になったら、どう医療と関わるのか。

どれだけの治療を自分に施してもらうのか。どこまで延命するのか。

そんなことを考えて、試算してみました。

 

自分を楽しませたい

考えていたら、わたしには少し先が見えたような気がしました。

わたしが希望する老後にかかるお金。そのお金だけはプールしとこうと思います。

でも「予想外だった!」とか「こんなことが起きるなんて!」とか、あるかもしれませんね。

しか〜し予想外なんて言うのは、想像力が足りないことを暴露するようなものだから、わたしは「想定の範囲内」をイメージするようにしたいです。

「いざとなったら、歩いて歩いて、のたれ死のう」と思っていた時期もあるので、その意気込みも思い出そうと思います(笑)

そして、自分で稼いだお金は、自分を楽しませたりしながら、有意に使って、この世とさよならする!

金もゴミも残さない。

これがわたしの生き方といえば、生き方ということにしとこうと思います。あくまでも今のところね(笑)

ごめんよ、息子たち(笑)


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4 件のコメント

  • はなです!

    はなも一円も残さない!なんて言っていますが…どうなるかな~

    主人が残してくれたお金を上手に使ったら死ぬまで大丈夫!と思っていますけど
    何が起こるかわかりませんからね~
    友達は、子供に残すともめるもとになるから残しなや!と言います。
    フワ~っと生きている私でもちゃんと書き残しています。
    ボケたときのお金の管理は娘に、家の処分は長男にのように
    まあ元気な間は、使いたいように使うで~と言ってありますから(笑)
    子供たちも、残さず使え!欲しい物は買え!行きたいところに行け!
    我が子も、本人も老後、お金に困る?なんて考えていないと思います。
    親がこれだから、子も子フワ~っとしています。
    子のために使う。親のために使うがなくなった今
    欲しいものも、そんなになくなり、お高いものに興味もない私には…
    減る一方ですが…不安は…ないです。
    これは性格のせいだと思います(笑)

    • はなさん

      こんばんは。
      やっぱり、なんだかんだはなさんはしっかりしてると思います。
      自分に責任をもってる!
      いいお子さんたちで、それこそ心配なしですよ。
      わたしも、もう高いものなんか、欲しいものはないんですよ。
      細々としたものは欲しいんですけどね(笑)
      だから食べていければ、もうそれでグー。
      お金の使いかたには、その人の人生が出るものなのでしょう。

  • 子孫に美田を残さずですね。
    うちも娘は私の遺産など必要としていないし、当てにもしていない。
    どっかに寄付すれば?と言うので子育ては成功したし(笑)
    私も後片付けの費用だけ残して使い切りたいと思ってますが、
    欲しいものが何もない。
    そしていつ死ぬかわからないので、計算が出来ない。
    りっつんさんの友人の叔母さんのように、私も80を過ぎたら
    癌に罹っても積極的な治療はしません。
    野生動物は自分で餌を捕れなくなったら、ひっそりと身を隠して孤独死。
    最後まで自立していて、シンプルで良いですね。

    • ののかさん

      おはようございます。
      ののかさん、子育て、成功してますね!

      わたしも欲しいものが激減しました。
      でも、探せば、まだまだあるんです。
      1個600円のろうそくを手に入れては、喜んでいます(笑)

      動物は立派です。猫を見ていて、そう思います。
      最後まで、精神的には自立していたいなあ。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    りっつん

    1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。