家の中にてタイムカプセル発見!開けたとたんに、白髪のばあちゃん?

最近、家の中にて、ちょっとした大事件(?)が起きました。

 

なぜ、こんなところに?

我が家のキッチンには床下収納庫があります。

しかし、もう、いつの頃からか、開かずの庫。

いつの頃から開けなくなったのか、開かなくなったのか、まったく不明です。

中は空っぽのはずだと、思い込んでいました。

取手が壊れたことで、わたしの力では開けることができなくなり、収納庫としての役目はなくなり、床としての役目だけを淡々とこなしていました。

それがこのたび、諸般の事情により、大工さんの手によって開けられることになったのです。

すると、空だと思っていた収納庫に、大きなビニール袋が2つ!

ビニール袋の中にはそれぞれ大きな紙袋。

中になにが入っているかは、外からは見えません。

なんだ、これ?

ま、まさか・・・・

ねえねえ、まさかって、なに?(笑)

持ち上げてみると、それぞれ3キロくらいはありそう。

恐る恐る開けてみることに。

 

もう一度、手紙だけ

入っていたのは、手紙類でした。

主として年賀状。そして、封書がどっさり。

腐ることもなく、カビることもなく、良好な保存状態。床下状況、問題なし!

ところで、これ、一体、いつのころのもの?

中を開けてみると、結婚前のもの、結婚したころのもの、すでに亡くなってしまった達筆の知人からの手紙などもあり、中にはちょっと貴重なものもありました。

よく、蔵の中から、過去の手紙が発見されたなんてニュースがあるけれど、あれのワタクシ版。

こんなもん、要らん!

でも、まてよ・・・。

そのまま、捨てようかとも思ったのだけど、封書だけは、もう一度読み返してみるか。

 

過去の住所が判明

これが結婚前後の封書の中で、読み返そうと選り分けたものです。

結婚したころ住んでいた仙台の住所。

以前、息子に聞かれたことがあったのですが、3丁目までは記憶にあったのだけど、細かい番地までは記録にも記憶にもなく。

これが判明いたしました。

もう調べようがないと思っていたけれど、手紙の宛先にて判明。

秋田の住所も判明いたしました。

いまさらわかったところで、どうってことないけど、Googleマップで歩いてみるくらいの楽しみはあります。

付き合い始めて半年後のこと。夫と大喧嘩。理由ははっきり覚えている。あまりにひどい男だよ(笑)

もう、別れる!そう宣言して部屋から飛び出した午前5時。東北の冬の早朝の寒さを噛みしめながら歩いたあのアパートの横の坂道。

少しは泣いていたかもしれない。いや、怒りで噴火していたから、涙なんかこぼしているヒマはない 。次がある、次が!

あの坂、まだあった。

結局、あれが2人の分岐点となり、それから1年後に結婚を決意。

近くにあった郵便局に、2人で新しい苗字の口座を作りに行ったとき、わたしは白いホットパンツ(懐かしい衣類名)を履いていた。なぜか覚えている。

郵便局も、まだあった。記憶よりは距離があったけど。

もちろん懐かしい建物なんて、ひとつもなし。

と言っても、アパートのブリキの階段くらいしか、風景は覚えてはいないのだけど。

 

神さま気分?

こんなにたくさんの手紙があるということは、わたしもたぶん同数の手紙を書いていいたに違いありません。

もしかすると、こんなふうにどこかに書いたものが残っているかと思うと恐ろしい(笑)

しかし、1枚1枚、読んでいくうちに、妙な気分になってきました。

なにやってるんだ、わたし?

過去の自分と出会ったところで、驚きもないし、新たに何か生まれたりもしません。

ただ懐かしいだけ。一瞬のタイムスリップ。

お見合いを数日後に控えた友人からの手紙には、未来に対する不安が綴られていたけれど、その結果は知っている。

その人とは結婚しないから、心配には及ばない。

結末を知っているなんて、こんなにつまらないことはない。

神様って、きっとこんな気分なのかも(笑)

 

夫に宛てた手紙

わたしが夫に宛てた手紙も、数通、出てきました。

あまりに幼稚な文面に思わず赤面。だれも見ていないからいいけど。よくもまあ、あんなこと書けるよね。

夫からの手紙はここにはなかったので、もしかすると保管箱に入れてあるかも。もらったことも覚えてはいないけれど(笑)

過去は、夢か、はたまた幻か。

いやいや、そんなことはない。夫との出会いがあったからこそ、今のわたしが存在しているのです。

過去の積み重ねで、いまがある。

夫なしでは語れないわたしの人生。

だけど、夫の存在だけで語り終えてしまうほど、ネタに乏しくもないわたしの人生。

この手紙類を残した日。

いつごろ、なにを思って、こんな場所に仕舞い込んだのでしょう。

まとめてはみたけれど、捨てられなかった。ただ、それだけのことで、何か意味があったわけではないでしょう。

あのときの自分は、まるで別の人のようです。

同じ身体を共有しているだけ。

身体という乗り物に乗って、心というのか魂というのか、そういうものがフワフワと旅をしているような、そんな気がします。

自分という実体は目には見えない。

 

そろそろ命日

今年も、そろそろ命日がやってきます。

ひとりのお墓参りも、いよいよ飽きてきました。こんなことを言うと罰が当たりそうですが、本心なので、隠すこともせず。

義務じゃなくて、供養の気持ちが湧いてきたら向かおう。

たっくんでも誘ってみようと思います。

たっくんに「じいちゃん!」と叫んでもらおう。きっと花より喜ぶだろう。

しかし、まあ、こんな古臭いものが、この時期に出てきたというのも、もしかすると、何かしらのメッセージかもしれません。

夫、何か伝えたいことがあるのかも。

もう、あのころの場所も、あのころのわたしもいないけれど、人生のある時期、一緒に時を過ごした事実は決して消えたりはしません。

昨日が今日を作ったということだけは、確かなこと。

だれが作ったのでもなく、わたしがね。

そして、いまは、明日を作っている最中。

最中といえば、さいちゅうではなく、

モナカだ。

今年は、夫が好きだった白松がモナカを、お墓に供えろということか(笑)


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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4 件のコメント

  • りっつんさん、いつも楽しみにブログを拝読させていただいています。私は十年日記を書いていて3冊目後半になります。しかし、還暦までに(後一年あります)処分しようと考えています。と言うのも、義父母が亡くなり空家の片付けを長男の義兄夫婦がしていて、義父の日記帳をみつけ、「処分する前に読みたい人はどうぞ」と、今、次男の夫の所にあります。私は読むつもりはありません。そんな事があり、自分の死後子供や嫁に日記を読まれると想像したら怖くなり処分を思い立ちました。たまたま、昨夜読み返していると、面白くて(特に子供の言葉の記録)かわいくて忘れていたことがもったいない。でも、忘れたい事もたくさん…どうしょう…りっつんさんに聞いてもらいたくなり長々と書いてしまいました。

    • 千春さん

      おはようございます。
      コメント、ありがとうございます。
      日記の処分、悩みますよね。
      読まれるのも怖いけれど、自分が生きているうちは、
      過去の自分を残しておきたい。
      読まれたとしても、もうわたしはそこにはいないからいいかな、なんて思ったり。
      ましてや、子供の言葉の記録なんて、貴重すぎます。
      悩ましいですよね。
      わたしは日記ではないけれど、ネタ帳も捨てられずにいます。
      考えていたこと、思ったこと。
      これは取り戻せないと知っているからなのかなあ。

  • もうすぐ命日なのですね。長い間未亡人だと1人お墓参りもきっと飽きる?慣れてしまうんでしょうね。私にもそんな日がやってくるのでしょうか?白松がモナカ懐かしいですね。うちは商売をやっていて、昔は色々なお菓子がなかったので、お持たせのお菓子は「は◯の月」ばかり。食べ過ぎてあまり食べたいとは思いません。3色モナカと支倉焼きが好きですね。なかなか過去のことを過去と認めたくなくて心が整理出来ませんが、りっつんさんのように軽やかに暮らせるように今年は断捨離yearで頑張っています。

    • yummyさん

      おはようございます。
      どんどん時間が積み重なって、
      30年前のことは、もはや化石のようになってしまいました。
      時間の中でしか生きられない人間の宿命かもしれません。
      自分が流れていくことを、止めることができないのです。
      義母の存在が、かろうじてわたしを婚家とつないでいます。

      さて、お菓子の話です。
      支倉焼き!
      久しぶりに、その名を聞きました。
      大好きなお菓子だったのに、忘れていました。
      今度仙台に行ったら、買ってこよう!
      こだまのどら焼きも、久しぶりに食べたい(笑)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。