夏休みといえばミュージカルを観たことを思い出す

我が家にとって夏休みに欠かせないものはといえば、ミュージカル鑑賞。

暑い日が続く中、そんな遠く過ぎた日の子育て時代を思い出しました。

 

3人旅行は一度だけ

夫が亡くなった時、長男は5年生、次男は3年生でした。

当時、どうしても“欠け感”がぬぐえなくて、ファミレスにも行くことさえも避けていました。

「なんで3人きりなの、あの人たち」って思われたくなかったから。

誰も見てないのに。どーでもいいことなのに。

自意識過剰ってことですけれど、とても人の目が気になっていました。思えば、未熟な36歳。

なので夏休みになると、世間では家族で旅行というのが定番ですが、二度ほど妹家族と合同で旅行したことはありますが、3人での旅行は経験がありません。

思えば、2人の息子と3人での旅行は、たったの一度だけ。

あのときはもう、2人とも20歳を過ぎていました。

長男の結婚が決まり、ついに3人家族が終わるという冬に、次男の突然の思いつきで湯西川温泉に行ったのが、最初で最後の家族旅行ということになりました。

 

夏の恒例行事

さて、旅行には行かない我が家。

だけど、何か夏休みの思い出は作りたい。

そこで、思いついたのが、ミュージカル鑑賞でした。

劇場という場所では”欠け感”など全く感じられないので、劇場はわたしの心が最も開放される場所となりました。

いつの頃からか、夏休みの終わるころに1回、冬に1回。これが恒例になりました。

一度の観劇にかかる費用は交通費や食事代の1万円を含めて4万円ほど。二度の観劇で年間予算は8万円。

我が家は塾費用がずっと0円でしたので、教育費という項目で支出していました。

異性の子どもとは話題が乏しくなってしまいがちですが、我が家ではミュージカルの話題さえあれば、今でも盛り上がることができます。

本当に楽しかったなあ。

劇団四季のミュージカルはほとんど観ました。

二度、三度と観た演目もあります。

ミュージカルを見終わると気分は高揚。歌いながらの帰り道。

いまでは、嫁や孫も一緒にミュージカルの話題や歌で盛り上がることができるようになりました。

みちのく支店では、この夏4人で『アニー』を鑑賞したとのこと。

そういえば3人で『アニー』を観に行ったときに、青山劇場の前でラジオのインタビューを受けたことを思い出しました。

男の子を連れての観劇者が少なかったので、目に止まったようでした。

劇団四季 『ライオンキング』。小学生と幼稚園の孫と観劇して感激!

2019年8月19日

 

子育てを思う

あのときに撒いた種は、ちゃんと次の種を宿しているようです。

種を撒かないことには、芽が出ることはありません。

後にならないと、どんな花が咲くかはわからないけれど、わからないからこそ、面白いというもの。

子育てというものは、結果が見えないもの。

これでいいのかなあと、見えない結果に向かって歩く心細さ。

そんな中での共通の楽しみを見つけられたのは、ラッキーなことでした。どこか気持ちが通じ合える錯覚を持ち続けることができました。

2人の息子たちは、いまや夫の年を追い越すまでになりました。

あの世の夫に問いかけながら、対処を決めていたこともありました。が、ほとんどはわたしの独断と偏見による、かなり怪しげな子育て(笑)

とにかく1人で立って世間を泳げる男になってほしかった。

だから、心していたのは、息子たちを客観的に見るということ。

一足飛びにここまできてしまったようでも、当時は試行錯誤しなが息子たちと歩いていたのでしょう。

そんなことを思い出しながら、若かりし頃の自分を、ミュージカルナンバーとともに懐かしみました。

数年前には、孫娘たちとともに『ライオンキング』を観劇することができました。時を超えて夢をみているようでした。

今後、きっとたっくんとも行ける日が来るはず。

ああ、ミュージカルが観たい!

『CATS』のサイン入りのプログラム。あれから26年、時は過ぎて。

2022年2月16日

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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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6 件のコメント

  • 初めまして。私は20年前、35歳の時に37歳の夫をがんで見送ったという、りっつんさんと似た境遇のものです。
    そのとき息子は4歳、娘は1歳。苦しみながら踏ん張って20年。
    何かでふとりっつんさんのブログを見つけ、私のまだ見ぬ未来の参考になるような生活をワクワクしながら読んでます。

    我が家は子供が小さすぎたのでいっぱい出かけました。夫との最後の思い出の土地に旅行したり、飛行機に乗って出かけたり。
    今考えると、よく頑張ったなって思いますが、もうやり切った感満載です。もうできない~。
    また遊びに来させてください。
    暑いのでご自愛ください。

    • のんべの妻さん

      はじめまして!
      見つけてくれて、ありがとう。
      本当に似たような状況ですね。
      違うのは、子供たちの年齢。
      4歳と1歳だったとは、
      さぞかし、いろんなことがあったことでしょう。

      わたしは、子供たちが小学生だったことで、なんぼか余裕があったんですよ。
      人の目を気にするという余裕が。
      そんなもの、要らんのにね。

      わたしもやりきり感は、たっぷりです(笑)
      もう二度とやりたいとは思いませ〜ん。
      前に進むだけです。

      いまは、なんの不満も不足感もなし!

      期待に応えられるように、ワクワクをお届けしますので、
      ぜひ、また遊びに来てくださいねヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 初めまして。最近、りっつんさんのブログを拝見するようになりました。
    今日のこの文章がすごく励まされました。
    「あのときに撒いた種は、ちゃんと次の種を宿しているようです。種を撒かないことには、芽が出ることはありません。後にならないと、どんな花が咲くかはわからないけれど、わからないからこそ、面白いというもの。子育てというものは、結果が見えないもの。これでいいのかなあと、見えない結果に向かって歩く心細さ」

    現在、第1子の11か月の女の子の子育て中です。毎日、これでいいのかと不安や心細さを感じています。
    どんな芽がでて、どんな花が咲くかわからないけど、少なくとも、種は蒔けてるいるんやなって思えました。どうなるかわからにから不安になりすぎるんじゃなくて、どうなるか楽しみワクワクやなと変換できるようになりたいです。
    ありがとうございます。明日からも、娘と楽しく過ごします。

    • マレスさん

      はじめまして!
      コメント、ありがとうございます。

      11ヶ月の女の子のママさんなんですね。
      思い出します、孫娘のそのころのこと。
      もう息子たちのことは思い出せないのですが、
      孫たちのことなら、思い出せます(笑)

      子育ては答えがないのです。
      でも、ご飯を食べさせて、あったかい布団に寝かせておけば、
      いつの間にか、子供は育つものです。
      親がやれることなんて、そんなことくらい。
      親子でも似てたり、似てなかったり。
      育ってくると、本当におもしろいものですよ。
      子供の小さな手、大好きなんです。
      触ってみたいなあ(笑)

  • いいエッセイですね。
    今子育て奮闘中です。
    正解がわからず迷いますが
    後悔だけはせぬように
    答え合わせを楽しみに
    頑張ろうと思いました。

    • のりくまさん

      こんにちは!
      コメント、ありがとうございます。

      子育てにも、生き方に正解はないのです。
      その時々、それなりに考えて進むだけ。
      でも、ちゃんと道になっているから、不思議です。

      子育てもいっときのことですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。