【50代の婚活】花子さんから「合コン」のお誘いがきた!

一か月ほどご無沙汰のレクサス花子さんです。

タダオ君とはどうなったかなあと思っていたら、花子さんからメールが届きました。

 

メール着信

花子メール

10月☆日

☆谷で開催される交流会にご一緒しませんか?

比較的少人数になりそうですので、落ち着いて参加者の方とお話できると思います。

☆の谷で開催される「交流会」って、つまりわたしらの言葉で言えば「合コン」だね。

つまり花子さんは「婚活」を再開したんだね。ということは、やっぱりタダオさんとの恋は終わったのかしらね。まあ、終わったんでしょうね。それにしても、結婚に対する情熱はヘタらないようです。

う~ん。どうしよかなあ~。1分ほど熟考して、即返信しました。1分じゃ熟考とは言いませんね(笑)。実は、こんなに早く返信できたのには、秘密があります。

 

「万灯籠の夜」を夢見よう

メールが着信した時、わたしは本を読んでいて、あるシーンに心が飛んでいたのです。ぶお~ん。まさにドンピシャなタイミング。神の啓示か?

読んでいた本は黒川伊保子さんが書いた『成熟脳』というエッセイでした。

黒川伊保子さんは脳機能から男女論を展開される方です。わたしは同年代ということもあり、その視点の面白さということもあり、黒川さんのエッセイは好んで読んでいます。

わたしが心動かされていたシーンは、黒川さんが奈良女子大学在学中の40年近く前の出来事。奈良の春日大社で行われた万灯籠でのエピソードでした。

ひとりで参道を下りてきた私は、気づかずに前からやってきた60代と思しきご夫婦の間に割って入ってしまった。

「ごめんなさい!」とあやまりながら半身ですり抜けると、後ろで「若いって、きれいね」という女性の声が聞こえた。「いや」とすかさず男性が応えた。「若い頃のきみのほうがもっときれいだった。それに今のほうがきれいだ」

私はあまりにも幸せで、とろけそうになってしまった。なんて素敵なことばなんだろう。いつか私もそう言われる六十台になりたい、そう言われるような夫婦関係を築きたい、と。

(引用:『成熟脳』奈良 二景 より)

しかし、黒川さんは60歳が近づいた今、気づいたのです。ご自分も結婚されている経験から、そして男女の脳のしくみの研究の経緯から、黒川さんは気づいたのです。まあ、研究をしていなくても、なんとなく、わたしにでも分かるわけだけど(笑)

あれは、一緒の墓に入らない仲なんじゃないのかなぁ。一緒の墓に入らないからこそ、節度と憧れを保つ仲。

(引用:同上)

春日大社の万灯籠の夜。節分とお盆の夜に火が灯される三千基にも及ぶ石灯籠。闇の中に浮かび上がる火。その幻想的な参道を歩く熟年の2人。過去にこの2人に何があったのか、想像するだけでもなんだか胸がキュンとします。

これは若いカップルには似合わないし、こういう雰囲気が醸し出せるのは、ある程度熟していないとダメ。と、すると、この光景だけは熟年カップル限定。

ということで、わたしは今後の夢として「春日大社・万灯籠の夜」を据えることにいたしました。万灯籠の夜、若い女性とすれ違う時には「若いってきれいね」と言おうと思います。なんてロマンチックなんでしょう。

時々、ロマンチックな気分になるのも悪くはないです。いつも、現実的な世界にばかり生きていますが、たまにはいいんじゃないかな。

と、いうことで、近々に詳しい話を花子さんに現実的な話を聞きに行こうと思っておりますヽ(^。^)ノ


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ABOUTこの記事をかいた人

りっつん

1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。