バブ化するたっくん。”赤ちゃん返り”が意味することとは?

孫息子のたっくん。

6月で3歳になったばかりですが、その行動、ますます面白くなってきました。

 

バブ化するたっくん

「こんにちは、バブ」by たっくん

語尾にいちいち「バブ」をくっつけ始めた、たっくんです。

「バブ」をくっつければ、なにもかも赤ちゃん語になる。

なんで突然にバブ語をしゃべるようになったのかといえば、それはえらく単純なことでして。

赤ちゃんになりたい!

そんな欲求からだそうです。

わたしから見れば、3歳児など、まだまだ赤ちゃんの部類。

しかし、本人的には、すでに赤ちゃんではない自覚があるのです。

赤ちゃんになるためには、バブ語をしゃべればいいということを思いついて、バブ化するたっくん。

「チョコ食べる、バブ」

「外に行く、バブ」

妹や弟ができたりすると、赤ちゃん返りをすると言われますが、たっくんは正真正銘のひとりっ子。

たっくんの姿に、とーちゃんとかーちゃんは「ひとりバブ化」とか言って笑っています。

最近では、どうやったら、かーちゃんのお腹に戻れるのかと、そんなことまで聞いてきたとのこと。

どこまでさかのぼるつもりだ!?

 

赤い恐竜の赤ちゃん

「赤い恐竜の赤ちゃんです」

こんなことを言いながら起きてくることもあります。

ハイハイしながら、デレデレしながら、恐竜の赤ちゃんを演じるたっくんです。

「恐竜の赤ちゃん!」と呼んでみたら、

「違います!赤い恐竜の赤ちゃん!」

と、直されました。赤い恐竜限定です(笑)

上野の博物館で恐竜を見てから、恐竜ファンになったようで、しかも赤い恐竜の赤ちゃんがお気に召した様子。

そんなにも赤ちゃんに戻りたいって、どういうことなのかしらと、興味が沸いたばあばです。

もちろん、我が子のときには、赤ちゃんに戻りたいのはなぜだ?なんて考える余裕はありませんでした。

 

“赤ちゃん返り”を考える

我が家は年子だったせいもあるのか、長男が赤ちゃん返りをした記憶はありません。

1歳5ヶ月のときに、弟が生まれてきた長男。

知恵がつく前に同類の生き物がそこに存在してしまったので、自分が赤ちゃんになりたいなんて思わなかったのかもしません。

まあ、思えば、生まれた時からマイペースすぎるほどマイペースな性質だったせいもあるでしょう。

たっくんの父親である次男にも、バブ化行動はなかったと記憶しています。

いやいや、彼の場合はひっつきバブだったので、バブ化するまでもなく、長い期間に渡ってバブだっただけか(笑)

さて、バブ化するたっくんを見ながら、ふと、考えました。

なんで、赤ちゃんが、いいの?

本能的に、赤ちゃんの時期が二度と来ないことを、生き物の進み方は一方通行だってことを知っているのかしら。生き物には前進しかないってことを知ってるのは、すごい。

もしかすると、大きくなりたくないの?

大きくなるにつれて、つらいことも訪れることを知ってるからかしら。

夏休みには宿題とかあるしね。

ん?

もしかすると、大きくなったこと、あるの?

ここで、ひらめいたのです!

もしかして、たっくんにはかすかに前世の記憶があるのかもしれないということを。

なぜか、ちょんまげ姿の笑う青年たっくんの姿が浮かんできたばあばです。

たっくんは、この世は修行の場ということを、すでにうすうす、知っているのかもしれません。

でも、大人の時代もなかなか面白かったよ。

でも、ばあば時代のいまも、いいよ。

バブ化するたっくん。いったいどこの星から、どこの時代から、やってきたのかなあ。

長男の免疫遺伝子を知る。「変人の素はこれだ!」と確信。

2019年5月14日

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4 件のコメント

  • こんにちは、姐さん。
    面白いですねぇ。
    たっくんの頭?心?の中を覗いてみたいです。
    よく言われることですが、幼いうちは生まれる以前のことを記憶していることがあるって。
    身近な大人たちが彼を観察して想像することがきっと1番近いのでしょうが、
    彼(ら)が覚えていることを我々にわかるようには言語化できないのが惜しいです。(尤もたっくんはかなり明確に言語化してましたね!)
    それにつけても、語尾にバブをつけるという方法を見つける3歳児の聡明さよ…。
    私は人様を羨むことは滅多にないのですが、たっくんの生育環境は羨ましいです(๑˃̵ᴗ˂̵)

    蛇足ですが。
    今『ニュー・アース』という本を読んでいて
    こういったジャンルの翻訳本が苦手なのでなかなか進まず途中なんですが(よって最終的結論をまだ知りません)(でも読了したい氣持は強い)
    その内容と胎内にかえりたい氣持が、なんとなくオーバーラップするんです〜。

    • デイジーさん

      こんにちは!

      たっくんの頭の中、
      どんな仕組みになっているのでしょうねえ。
      興味はつきません。
      どうやって、赤子は大人になっていくのか。
      自分がどうやって、ここまできたのか。
      ねっ、本当に不思議だよね。

      「ニュー・アース」
      なかなか難解な本ですよね。
      でも、こういう歯応えのある本、
      嫌いじゃないです。
      理解できたのかと言われると、
      「?」ですけれど(笑)
      つらつら読み流しているだけですけど。
      わたしも翻訳本は苦手なので( ̄^ ̄)ゞ

      • 『ニューアース』やっと半分超えました。
        もっと刈り込めそうなのに、くどくどこんなにヴォリューム必要?と思いながらも、放り出してはおりません。
        前コメント時には
        たっくんは「ただ在る」ことに還ろうとしてたりして…などと邪推しそうだったのでした(笑)。

        一度エゴに乗っ取られかけてからの、気づきが大事なんでしょうかね。
        仰る通り、この世は修業の場らしいですものね。
        あの世は天国、この世は地獄(笑)
        う〜ん身につまされます。

        • デイジーさん

          こんにちは!
          間違いなく、たっくんには「今」しかありません。
          先も後もないって、こういうことなんだなあと、
          感動します。
          いつから、そうでなくなるのでしょう。

          エゴとか気づきとか、頭でわかっても、やっぱり難しい(笑)
          この世が修行の場というのは、なんとなく納得します。

          あの世に行くのも怖いようにも思うけれど、
          行ってみたい好奇心もあるあるですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。