2021 年。人間関係の新しいタネをまいてみようかな。

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人と人の関係というものは、一朝一夕に出来上がるものではありません。

過去を振り返ってみると、あの時あんな所で蒔いたタネが、ゆっくりと芽を出して、今の関係を作っているのだなと思うことがあります。

学校だったり、職場だったり、何しから「場」というものに足を運んで、そこで知り合うというのが、基本的な人間関係の始まり。

芽が出て、伸びてくるまでに、ものすごく時間のかかった関係もあります。

地上では枯れたように見えた枝が、実は地中で命を温めていて、しばらくして、再び成長し始めたということも、わたしにはありました。

人と人との関係は最後になって完結しないと、実はどんなものだったのかは、わからないものです。

すべての関係は、道の途中。

知り合いから聞いた話です。

50歳を過ぎたころのこと。仕事で知り会った人と話をしているうちに、実はその人と幼稚園の同級生だったことが判明。その幼稚園は東京からはあまりに遠い小さな地方都市。

なんで、こんな所で?まさか、そんなことがあるのね。

それから2人は・・・まあ、そんな展開(笑)

その人と関係を築くことは、きっと意味があることだったのでしょう。何かを感じることができたはず。

人との関係でしか見えない自分というものがあります。わたしってこんな面があったのね。そんなことも数知れず。

いま、どれだけ、人との関係があるでしょうか。

自分が蒔いた(蒔いてしまった)タネの数をかぞえることはできないけれど、たまには心の庭の風景を眺めてみるのも、おもしろいかもしれないです。

花が少ないなあ。あれれ。みんな枯れてるよ(´・ω・`)

水とか肥料とかあげなくちゃ!

そうだ!10年後くらいにきれいな色の花の咲くタネをまいておこう。

なあんてね。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

 

会うべき人はどこに?

いつのころからか「今生で会うべき人には必ず会う」と信じるようになりました。

出会うべき人がいるから、まだ生きているんだと。

だいぷ前のことになりますが、強く印象に残っているニュースがあります。

80歳を過ぎたおばあちゃんが、家の前の用水路(といっても小さい水路)に落ちてしまった小学生の子を救ったという話でした。

おばあちゃんは自分の歳も力も忘れて、引っ張り上げた!火事場のバカ力で、その子は助かったのでした。

そのとき、インタビューに答えていたおばあちゃんの答えと笑顔が忘れられません。

「この子を助けるために、わたしはこんな年まで生きしてたんですね」

そういうこともあるかもしれません。

出会うべき人にすべて出会って、この世でのなすべき体験の数に終わりがきたら、天からの指示に素直に従って、嬉々として旅立ちたい。

昔は血のつながりはとても大事と思ってました。でも今はちょっと違う気がしています。

血縁だからと何でも許されると勘違いしてはいけない。血のつながりは壊れないはずと思っていたけど、わりと簡単に壊れるという体験をしています。

考えてみれば、夫とだって最初は血の縁はなかったのです。血の縁も作られていくもので、不変ではないのです。長い時間の中では、ある瞬間だけのつながりなのかもしれません。

血も地も知も同じように大事。

たまたま近所で暮らすようになった人たちとの縁。こんな広い宇宙の中で、地球の中で、日本の中で、同じ場所で暮らしている。これってすごい偶然です。

なんだかんだ現実的に助け合えるのは、近くの人たち。昔の人たちも「遠くの親戚より近くの他人」と言っていますが、そのとおりです。

自分の頭で考えて、知性で結びついた縁。これもとても貴重だと思います。

感性の合う人と出会うこと。これこそが人生の醍醐味。どれだけ、感性の合う人と出会えたかが、暮らしを豊かにしていきます。直接出会えなくても、本を通しての出会いも1つの出会いだと思っています。

そんなことをとりとめもなく思う正月。

箱根への道を走り出した若人たちを、今年はテレビから応援です。

沿道に行きたい気持ちを抑えるのが容易ではありません。

たまたま通りかかったら、たすきかけた人たちが走ってたのよねえって、そんなフリしてみようかな(笑)


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経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

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4 件のコメント

  • りっつんさん こんにちは

    私も横目で箱根駅伝を観ながらコメントしていま
    す。
    実際目の前で観たら迫力あるでしょうね。
    2日目は毎年中継所に間に合わない人がいて、涙
    無くして観れないですよね(笑)

    以前何かで読んだんですけど、人間関係で無理と
    思うことがあっても、根元から斧で切り倒すので
    はなく、小枝をパチンパチンと切っておきましょ
    うと。
    今思えば、そうしたら良かったな、せっかく縁が
    あったのにと思う人もいるけど、パチンパチンで
    は足りない人もいますよね(笑)

    これからも縁のある人とは、いつか出会うのでし
    ょうね。

    • 相棒さん

      斧で切り倒したことのある者にとっては、
      耳の痛い話です(笑)

      これからもまだまだ出会う人がいるんじゃないかな。
      そう思うと、ちょっと楽しみです。

  • はじめまして。
    昨年、主人が病気になり、毎日涙が止まらない時にりっつんさんのブログを知りました。
    すぐ本も購入させていただきました。

    読み進めるうちに、乾いたスポンジが水を吸い込むように心が満たされて行きました。
    現実は変わらない。できる事を悔いなきようにと決めました。
    強くならなきゃ…とも。

    お礼が言いたくてコメントさせていただきました。
    ありがとうございます。

    • Camelliaさん

      コメント、ありがとうございます。

      強くならなくてもいいんですよ。
      いろんなことを経ていくうちに、
      知らず知らずに強くなっていくような気がします。
      強くならずに弱いままでも、全然いいし(笑)

      できることだけをやり続けるしかないと、
      そんなふうに思います。

      どうぞ、いつでも遊びにいらしてくださいねヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。