【家計管理】水が貯まれば、芋となる。ガスと電気も、芋となる。小さな節約の効果は大きい。

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【一人暮らしの家計簿】も3本目の投稿となりました。今回のシリーズは3回でおしまいです。

それにしても、この3本の記事を、以前のワタクシを知っている人たちが読んだら、仰天するに違いありません。

「りっつんが5万で生活!?」公共料金+生活費=5万円くらいですからね。

なぜなら、わたしは若い頃は「うやむやにお金を使う天才」と言われ、5年前までは「公共料金の請求書を見ずに捨てていた女」なんですから。

こんなにもわたしを節約に駆り立てているものは、何なのでしょうか。本日はその真相を明らかにしてまいります。

 

水もガスも電気も芋に化ける

わたしはストーブが大好きです。あったかいことはもちろんですが、静かだということと、お湯が沸くからです。

冬場はこのストーブが節約の鍵となっています。

ストーブで沸かしたヤカンのお湯で食器を洗い、朝は湯たんぽのお湯で顔を洗います。もちろん湯たんぽのお湯は前夜にストーブで沸かしたお湯です。調理もストーブを活用します。入浴以外で給湯器のお湯を使うことは、ほとんどありません。

なんともまあ、ちまちましております。

しかし、これが、干し芋を生むのです。

節約した分は年末に届けられる「干し芋」の代金に化けることになっているのです。今年もど〜んと9キロの干し芋が届けられました。

このように干し芋というものは、箱にど〜んと入ったものでないとダメ!ビニールに入れられた芋とは風味が違います。

こういう貴重な芋はなかなか手に入らず、わたしはコネからコネを手繰り寄せて、手に入れております。

入手先をご披露できないのが残念です。生産者は謎に包まれているのです。実はわたしも知らない方なのです。

これを一族7人で分け合いながら、大事に食べています。

ちなみに関西支店では父親が干し芋を口にすると娘2人がじ〜っとにらむために「とてもじゃないけど、食べられない」とのことです。

実はこの干し芋代はわたし一人が負担しています。

これがなかなかな金額なんですね。その時に出そうとすると、ちょっと考えてしまいます。わたしだって、笑って食べたい。そこで考えたのがこんな作戦だったのです。

2016年の芋条例

公共料金の節約分を芋代とす。

わたしの公共料金の年間予算は18万円。これは過去5年のデータをもとに算出された金額です。12で割って月々の経費として計上しています。

18万円は過去最大の支出額。ほとんどの年は15万円程度で収まるようになりました。なあんだ、余るじゃん。で、これが芋代となっているというわけです。

油断して水を垂れ流しにしたり、電気をつけっぱなしにしたりすると、芋代が減ります。

しかし、ちゃんと節約していれば、芋が干し上がるころには、すでにお金が用意されているので、なんの躊躇をすることなく、大量発注できるのです。

お金を気にせずに干し芋が食べられるって、ステキだと思いませんか。財布を開けることなく、干し芋代が出せるんですよ。

しかも、エネルギーの節約は地球への貢献にもなる。言い方を変えれば、干し芋は地球環境に貢献しているんです。

いいことだらけ。芋だらけ。・:*+.\(( °ω° ))/.:+

今年度分を計算したところ、3万円くらいは余りが出そうです。次の冬の「干し芋」代はすでに確保。

ねえ、一族の者たちよ。

君たちも節約して芋代に貢献してみない?

 

わたしの金銭哲学

わたしは自分にかかる経費を見直し、無駄を小さくしたことで、漠然とした不安から少し解放されました。

お金の使い方も吟味するようになりました。最近、わたしはだんだんとお金の出し方がわかってきました。

「今さら、なにを」と、笑わないでください。昔はそんな女だったのですから、相当な進歩です。

わたしのお金の出し方

出さなくてもいいところには、出さない

出すところには、どんと出す

そして「笑顔でお金を手放せるかどうか」これがお金を出す時のわたしの基準になってきました。

ここで使わず、こちらで使う。いかにお金を気持ちよく使えるかを自分に問いかけるようになりました。

わたしの節約の目的は、

お金を貯めるためではなく、

与えられたお金の配分を考えるということです。

ほな、今日も、小さな節約を楽しむことにいたしますヾ(@⌒ー⌒@)ノ


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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6 件のコメント

  • 何やら見慣れた箱の映像が・・。
    我が家にも一昨年位迄はひたちなか市の
    親戚から干し芋が送られて来ましたが
    やはり作り手の高齢化で作れなくなった
    とか。もはや貴重品ですね。
    あのお芋を食べると茨城の広い青い空を
    思い出します。豊かで良い所ですよ、茨城。
    叔父叔母達は疎開中に白いご飯を沢山
    食べさせて貰い、東京に帰りたくなかった
    などと未だに語ります。
    人気度最下位はギャグですね。

    • キャサリンさん。

      茨城、大好きです!
      なんで人気最下位なのか、わかりませんねえ。
      干し芋は貴重品になりました。
      手に入れるのに必死です(笑)
      これまた、見かけに騙されますよね。
      どう見ても美味しそうには見えない。
      甘いものに馴染んでいるはずの孫娘たちが
      「「一番好きな食べ物!」というのが、本当に不思議です。

  • りっつんさんこんばんは
    干し芋は小さいころのおやつでした。一緒に住んでいた祖母が好きだったのかいつも身近なところに
    干し芋があったのですがその頃は好きではなかったですよ。
    この年になってスーパーで干し芋買っているワタシです。
    あの白く粉が吹いているのが多めなのをあさって買います。
    りっつんさんこの膨大な芋の量はスゴイ!お値段も!
    保存方法はどのようにするのですか?日に々固くなるのでは?このままだとカビが発生するのでは?
    と余計な心配をしています。(笑)なぜなら、袋1パックの食べかけをしっかりと密閉して
    冷蔵庫に入れてしまうので・・。段ボールでお買い求めなんて贅沢なんでしょう。
    ワタシも探してみます。たっぷり食べたいから。。
    しかしながら干し芋って噛みしめると歯にべったりつくような。そんなお年頃になってしまいました。

    • rinoさん。

      おはようございます。
      保存方法はジップロックに入れて「冷凍」です。
      「冷凍」して自然解凍します。
      我が家の冷凍庫には干し芋のスペースがあるんですよ(笑)
      最後の一袋は11月くらいまで残してあったりします。
      問題なく美味しいですよ。
      噛みしめると歯につくのは、同じです(笑)

  • おはようございます♪
    またしても目がまんまるになりました。笑
    自然食品屋さんで美味しい干し芋を売っているのですが、スーパーの倍のお値段なんです。
    画像が小判の箱に見えました。(☆0☆ ) ご家族、お幸せですね~!
    冷凍できるのも知りませんでした。

    水道光熱費、集計してみました。
    通帳に記帳してあるので、いつでも把握しているつもりでしたが
    年単位で金額を突きつけられるとビックリしますね。
    電気、ガスは平均以下なのですが、水道代がとんでもない額です。
    すすぎに倍の時間をかけるせいです。どうしたものか。。

    • たいさん。

      ヘヘッ。干し芋は小判って、いいですねえ。
      箱買いしているので、実は割安で入手しております。

      水道もバカになりませんよね。
      光熱費は、とにかくこまめな節約しかないんですよ。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。