医療保険のこと。先進医療特約って、どういう仕組みなの?

最近、よく耳にする「先進医療特約」という言葉。

友人との話の中で「あれって入ったほうがいいのかな」という話になりました。

 

先進医療って、夢の医療なの?

ところで、まずは、素朴な疑問なんですが、先進医療ってどういう医療なのでしょうか。

先進医療とは「公的医療保険制度に基づく評価療養のうち、厚生労働大臣が定める医療のこと」と定義されています。

詳しくはこちらからどうぞ。

一応まとめてみますと・・・

  • 限られた種類の先進医療技術しか実施が認められていない。
  • 先進医療技術ごとに細かな施設基準が定めらている。
  • その基準を満たしている医療機関に対してのみ、国が当該先進医療技術の実施を認めている。
  • または医療機関ごとに国が実施の可否を決定しているため、国内で先進医療を受けられる医療機関も限定されている。
  • 対象となる適応症も厳密に定められている。

なかなか難しいですね。素人にはチンプンカンプンです。

患者が一般の保険診療を受ける中で、疾病・症状など細かな条件が合致し、患者の希望も受けて、医師がその必要性と合理性を認めた場合だけ、特定の医療機関で、先進医療を受けられるということのようです。

病気になりました!→即、先進医療

つまり先進医療を受けられる人は非常に限られている、ということになりますね。

そういうことから考えれば、先進医療特約をつけていても、受けられる人はごくわずかということになります。

また、先進医療を施してみても、効果がある人もいるだろうし、効果がない人もいるのは、当然のこと。やってみなければわからない。

そもそも「効果がある」「効く」というのがどういう状態を指しているのか。そのへんのことは、よく見極めなくてはいけないと思います。

「効果がある」ということが、必ずしも完治するということでないことは明らかです。

 

先進医療特約の掛け金は安い

先進医療のポイントは、そもそも受けられる人が限られているということのようです。

だから、先進医療特約の掛け金は意外と安いわけですね。50円とか100円レベルの掛け金もありました。

「あら、それなら、念のために入っておこうかしら」

ところが、どっこい。そうはいかないようですね。

そもそも付加するタイプの保険なので、先進医療保険というものはないのです。大元の保険に入らなければならないのです。

それでは医療保険について調べてみるしかないということで、医療保険の掛け金を試算してみることにしました。

A社のサイトで条件を入れて、クリックしていくと、値段がはじき出されてきました。

こんな保障なら万全?
  • 入院1日1万円 1日だけでも保障
  • 先進医療2000万円まで保障
  • 通院1日6000円
  • 7大疾病時、入院保障延長
  • 3大疾病、一時金100万円
  • 介護状態発生時 100万円
  • 認知症発症時 100万円
  • 高度障害発生時 200万円

はじき出された金額を見て、仰天です。病気になると、たくさんもらえるのねえ。

しかし、その保険料にも仰天です。

60歳男性の保険料

月額38,000円

年間456,000円

60歳女性の保険料

月額35,500円

年間426,000円

驚いたなあ〜もう〜。世の中の人は、こんなに保険料、払ってるの?

半分の保障だとしても年間保険料は20万円を超えます。わたしの頭では、どうにも処理しきれない金額です。この金額と引き換えに、求めるものは何?

安心?

 

健康保険だけじゃ、足りないの?

現在の日本では、国民全員が何かの健康保険に入るというシステムになっています。月々、健康保険にはそれなりのお金を納めているわけですが、それでも足りないものなのでしょうか。

かかった医療費の何割かを負担すればいいようになってます。わたしは3割負担です。

万が一、高額の医療費がかかった場合は、こんな保障もあります。

高額医療制度

同一月(1日から月末まで)にかかった医療費の自己負担額が高額になった場合、一定の金額(自己負担限度額)を超えた分が、あとで払い戻される制度

ある一定額以上の金額は払わなくてもいいという制度です。とりあえず一度は医療機関の窓口で医療費を払いますが、後で戻ってくるという仕組みになっています。

高額医療費の上限金額は年齢と収入によって決められています。

全国健康保険協会によりますと、こんな仕組みになっています。

【70歳未満の場合】

【70歳以上75歳未満の場合】

 

FPに聞いてみた

「わたしたちの年代の人には、先進医療特約って必要かしら?」と、一応専門家の意見を聞いてみることにしました。

FPさんの意見
  • どの年代の人にも要らないと考えている。
  • 医療保険自体が要らない。
  • 人にもよるけれど、公的保険+貯金で十分。
  • 貯金がない人は民間保険が必要かもしれないけれど、そもそも民間保険に入っている分、貯金できないのかもしれない。

確かに年間50万円近いお金を貯金に回せれば・・・。

ついでに、こんなことを教えてくれました。

必要な保険は3つ!

全部、最小限掛け捨てでオーケー!

  • 生命保険→子供が小さくて片働きの若い世代のみ
  • 火災保険
  • 自動車保険→車両保険は不要

現在わたしが入っている任意保険は、月1500円の火災保険のみです。子供もいないし、車もないしね。

わたしが死んでも生活に困る人はいません。ああ、気楽!(笑)

 

最終的には生き方

わたしは還暦を過ぎました。最終的な行き先が、うっすらと見えてきました。まわりでも「病気」「死」という言葉が日常的に飛び交うようになりました。

だから、よく考えています。自分をどうしたいのかということをです。

もちろん、考えたとおりにいくとは思いませんが、考えないよりは考えていたほうが、慌てなくてすむかなあと思います。

わたしの母は「とにかく長生きしたい」と言っています。家の中にこもって、御身大切に生きています。

わたしは「長生きしたい」のではなく「死ぬのが怖い」だけなんじゃないかと疑っていますけど(笑)

わたしだって死ぬのは怖いけれど、それを避けるだめだけに無理やり生き続けるのはどうかなと思ったりもして。

どこからが「無理やり」なのかを決めることが、自分の終いかたを考える上ではとても大事なこと。病気なったらどうしたいのか、どうするのか。

そして、それを考えれば、医療保険をどうするか、先進医療を受けたいのか否か、その答えは出てくるのではないかと思います。

わたしはこんなところ。

  • 健康保険でまかなってもらえる治療で十分。
  • 年50万円くらいの医療費を5年分+αを貯金。

一度保険に入ると、抜けにくくなるので、入るときには熟慮に熟慮を重ねたほうがいいですね。

抜けにくいという心理のおかげで、保険会社は儲かっているのかもヾ(@⌒ー⌒@)ノ


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ABOUTこの記事をかいた人

りっつん

1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。