科学者となった息子。小学4年生の時に四則計算でつまづいた過去がある。

昨晩、記事を読んだ長男がコメントしてきた。そしてわざわざ電話までかけてきた。しつこい。

若かりし頃の話だ。夫が英語の偏差値が低いわたしに対して「2人の偏差値を足して割ったら、子どもはまあ普通だろう」と言ったことを書いた。それを計算式にして書いたのだ。

そしたら、計算式にはやたらうるさい息子が異議を唱えてきたのだ。めんどくさいヤツだ。

 

前夜の親子の会話

息子1
お母様。あの日本語を数式にすると、(70+△)÷2ですね。これを見て、自分がとんびから生まれたタカだと確信しました。

あの人と(    )で、くくられるなんて、恥ずかしい。あの人はかっこなんて、つけて言わなかったしね。

すると、声が大きくなり、変身した息子。

関西支店長
だから!あの日本語を式にした場合、かっこと言わなくても、そうなる。そうしないと文章題は成立しない。気持ち悪いんだよ。まるで・・・・だ!(ここはとても文字にできないのでカット)

うるさいなあ。ネタだよ!忍法だよっ。

関西支店長
安っぽいネタで引きのばすな。正岡子規みたいに短く、簡潔に書け。100文字くらいで書いてみろ

もっとうるさい!ほっといてくれ。子規は関係ないだろ。

冬のハエ 君の出番は まだ先だ   

だから科学者とかいうやつは嫌いなんだ。すぐに、根拠は?と責めてくる。口先の化け物め。ああ、嫌だ。

そんなら、とんびにタカを産ませてみろ!

 

息子、四則の計算でつまづく

息子、お針子になりたい

小学4年生だった息子は、どうしても四則の計算のルールが飲みこめなかったという過去があります。

掛け算と割り算を足し算や引き算よりも先に計算するというルールですね。

ある日、息子の算数の出来が悪いことに気づいた父親は、四則計算を2時間ほど特訓。

座って聞いてはいるが、「わかった?」と聞かれると頑固なまでに首を振る息子。

とうとう父親はあきらめた。そして息子に聞いた 。

「君は大きくなったら、何になりたいんだ」

すると息子は「お針子です」と答えた。

その時の夫の顔は忘れられない。何が起きたのかとっさに理解できず、あぼーん顔。

実はその日、学校から裁縫道具の箱を渡されていたのです。

息子の頭の中では、針が歌い、糸が踊っていたのです。

そして父親と長男の周りでは次男が歌い踊っていました。

♪たし算~ひき算~かけ算~わり算の計算は、かけ算~わり算から~♪

 

息子、塾に放り込まれる

器用に何でもこなせた夫にとっては、息子の成績不振は本当に許せなかったらしい。

その夜、夫婦の間ではこんな会話がなされました。

25年前劇場

ここは埼玉のとある町。夜も遅い。寒くはない時季。深刻な夫。不深刻な妻。

♂「君がつきっきりで教えるしかない。そうでないと、息子は救えない」

♀「無理だわ。わたし、仕事もあるし」

ちゃぶ台をひっくり返す音

♂「君が一番大事なのは、なんなんだ!」

♀「じぶん」

♂「もう君には頼まない!」

翌日、夫は息子の手を引いて塾の門をたたいた。そして息子は塾に放り込まれた。

それから1年後、夫はこの世を去りました。

その直後、わたしは息子の塾をやめさせました。塾の成果は・・・なかったね(笑)

なぜなら、家族3人で一緒に晩ごはんを食べたいと思ったからです。

家族がごはんを一緒に食べられる時間は案外少ないと思ったからです。我が家は高校卒業までは、ほぼ一緒に晩ごはんを食べてました。いろんな話をしながら、食べてました。

息子が次に塾の世話になったのは、高校3年生になってからです。予備校ですね。

 

息子の頭の特質

息子の頭は原理原則が理解できないかぎりはデータが保存されないという頭だったのです。

そのことに気づいたのは、もっとずっと後になってからです。ただ単に暗記するということができない頭。

こういう不思議君だったので、息子は小学校でも中学校でも秀才と言われたことはありません。しかし、ちゃんと気づいてくれる人はいるものです。

息子の頭の特質に最初に気づいたのは高校の先生でした。先生はおっしゃいました。

「この子の頭を理解できる人は、小学校や中学校の先生にはいなかったはずです。何年かに1人くらい、こういう生徒がいるんです」

以来、いろんな先生方に導かれて、現在の息子は出来上がりました。本当にありがたいことです。ちゃんと引っ張ってくれる人が現れるのが、この世の縁だと信じています。

 

次の世代は

そして、そんな息子の娘たちもなかなかユニークです。

ある朝、息子が次女のともたんを託児所に送るべく、運転席に座って、後部座席のともたんに確認。

息子1
ともたん、ちゃんとリュック持ってる?
ともたん
持ってないでちゅ
息子1
ええっ!どこに置いてきたの?
ともたん
ともたんの席の下に置いてありまちゅ

なかなかの3歳児です。確かに持ってるわけじゃないですね(笑)

まさか、こんなに早く、「四則計算・お針子の巻」を書くことになろうとは、きのうの今頃は思ってもいませんでした。あしたのことは、本当にわからないわ~。


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ABOUTこの記事をかいた人

りっつん

1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。