昨日は午後になって、関西支店長から凧あげの写真が送られてきた。
青空凧揚げ
関西も青空だったのね。こちらも天気がよかったけれど。
気持ち良さそうな青空だ。
大好きなママのそばにすっくと立っているコトちゃん。
もうすぐ1歳になる。大きくなったね!
コロナ騒ぎで自粛が始まった頃、関西支店に仲間入りしたコトちゃん。今ではすっかり家族。
コトちゃんにも仕事もあるらしい。畳を掘るのは任務外だが、与えられた仕事がある。
娘たちだけの留守番。吠える犬がいるのは親として安心。番犬としての役割は果たしている。
それから、家族を散歩に連れ出すのも、コトちゃんの仕事。
「さあ、みんな、行くワン!」
青空に揚げられた凧は、1年生のともたんが学校で作ってきたもの。
「青い空は海みたい!」by ともたん
この数ヶ月で3〜4センチも大きくなったという、ともたん。4年生のゆっちゃんと同級生と言っても疑われないかも。
獣臭のする子ども部屋
畳堀りをして以来、コトちゃんは寝床を和室から玄関に移された。夜中に見張りはできないから、仕方ないといえば仕方ない。
あの事件以来、わたしはコトちゃんをたたみほりけんと呼んでいる。このネーミング、気に入っている。
1月の半ば。寒波がやってきた。
さすがに玄関は寒いだろうと、その晩はコトちゃんを娘たちの部屋で寝かせることにしたらしい。
すると・・・
娘たちが「おやすみなさい」をして2階に上がるときには、ルンルンしながら一緒に上がるようになってしまったコトちゃん。
「わたしは三女ワン」
そんな気分なんだろうなあ。
娘たちもコトちゃんと一緒に寝るのは嫌いではないから、寒波が去ってもついついそのままに。
寒い波 遠く去りても 犬は部屋
先日、支店長が出かける際に戸締りを確認しようと、娘たちの部屋を開けたら、ぷ〜んと獣臭がしたという。
すでに匂いは染みついた。
今度泊まりに行ったら、ま、まさか、たたみほりけんと一緒に寝かされないよね。
支店長の仕事
週末には市場に買い出しに出かけるのが、支店長の役目。
野菜と果物を中心に家族1週間分の食料を買い集める。この5年ほど、この仕事を続けている。
昨年までは娘たちを連れて出かけていたけれど、コロナ以降、1人買い出しが続いている。
このシーズンの一番の任務は「いちご集め」
好きなブランドのいちごを買うために、土曜日にはできるだけ早く市場に向かう支店長。
「食べさせたいから」
支店長は6パックのいちごを車に積んで、愛妻と愛娘と畳堀り犬の待つ家に帰ったそうな。
いま、支店長にはいちご集めほど大きな仕事はないかもしれない。責任重大やで。
愛を形にすると
「愛ってなに?」って聞かれると、言葉にするのは難しい。
そもそも「愛」なんて言葉はあまり使いたくない。意味をうまく現せない言葉は使いたくない。
でも、もし愛を形で表現するとしたら、こんなことも1つの表現なのかなと思ったりする。
「食べさせたい」
好きな人には、もっと、食べさせたい。
大好きな人には、もっともっと食べさせたい(笑)
大好きな人と囲む食卓は、だからこそ、おいしいのかもしれない。食べさせたい思いがブンブン飛んでるから。
飢えと戦ってきた人類。
生かしてあげたいという思いは、本能?
生き物としての本質?
いまのところ、運よく飢えと無縁で暮らしていられるけれど、それもいつまでも保証されているわけではないだろう。
本当に運がよかったとしか言いようがない。この時代にこの場所に生まれたこと、本当に運がよかった。
つい100年前までは、この日本にだって「楢山節考」のような暮らしが、至るところにあったんだから。
楢山節考の主人公は死出の旅に出る前に、孫娘に山菜の採れる秘密の場所を伝える。次世代に愛を伝えるあのシーンは忘れらない。愛だなんて、意識してないところがいい。
見習って、令和の婆さんは一昨年の夏、孫たちと30個のギョーザを分ける際には、12個と1/3・12個と1/3・5個と1/3とした。
食べるのが遅かった婆さんの皿に残っていた最後の1個まで3等分。ゆえに半端な数が出てしまった。孫たちの鋭い眼に負けた。
令和の婆さん、まだ生きるつもりだから、全部を分けるわけにはいかない。このあたりが妥協点。
孫の口 最後の一個も 見逃さず
へっ?30個のギョーザは食べ過ぎだろうって?
手作り餃子は小さめだから(笑)
いろんなことが身に起きるけれど、そんなときには我が家ではさっさと基本に立ち返ることにしている。
合言葉はこれ。
「食べていければ、それでいい」
しかし、最近では、それぞれがたいそう欲深くなっている。
「より、うまいもん、食いたい」
原点に帰ろう。
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