保護犬だったコトちゃんの初体験は「家に戻る」ということ。

関西支店のコトちゃん。4月から我が一族の仲間入りをしたワンコです。

犬とか、猫とか、赤ん坊とか、小学生とか。

2020年4月14日

早いものであれから4ヶ月。

あっという間に大きくなってしまいました。人間が大きくなるのも早いけど、ワンちゃん、ニャンちゃんの生育スピードはさらに早いです。生後半年でほぼ大人サイズ。

コトちゃんは生まれて6ヶ月を過ぎたので、この度、避妊手術を受けることになりました。人間の勝手といえば勝手なことですが、この社会で共に生きてもらうためには、致し方ありません。

できるだけ負担の少ない術式ということで、飼い主夫婦は腹腔鏡による手術を選択。それでも1泊の予定で動物病院に預けられることになりました。

いよいよ病院に向かう日の朝のことです。

なにか異変を察したのか、車に乗ることに抵抗したコトちゃん。それでも車に乗せられ、10分ほどの動物病院に到着。

ここで車から降ろされたコトちゃんは、獣医さんに手渡されました。そして飼い主夫婦は一礼ののち退去。

普通の飼い犬なら、ここで飼い主に追いすがるのが普通。なのに、コトちゃんは達観したかのように、騒がなかったのです。まったく抵抗せず。

「まるで諦めているようだった。飼い主にも期待していない様子だった」by 飼い主夫

コトちゃんはもしかすると、飼い主に捨てられたと思ったのでしょうか。

コトちゃんは、保健所、保護団体など、ボランティアさんなど何人かの人の手を経て関西支店にたどり着いています。

なのでよくよく考えてみると、誰かに手渡されたら、元の場所に戻るという経験をしていないのです。

どんなに居心地か良い場所であろうとも、一度その場所を出たら、その場所へは戻れない。戻ったことがなかったのです。

だから、飼い主から獣医さんに手渡されたときに、また住まいが変わるんだと思ったのかもしれません。

“住み心地のいい場所にたどり着いたと思ったけど、ま、仕方ないかな”

そしてどこへ行っても、それほどいやな思いもしてこなかったのでしょう。きっとみなさんに可愛がられてきたのでしょう。

運命を粛々と受け入れる素地ができているのでしょう。

さて、術後一晩過ごして、翌日の午前中に、迎えに行った飼い主夫婦と、ともたん。

コトちゃんは、家族の姿を見て、きょとんとしていたそうです。

まさか、また、みんなに会えるとは思っていなかったのでしょう。

“えっ、どういうこと?”

飼い主を確認するのに、ほんの少し時間がかかったようです。

そして飼い主を確認するなり、鳴き出し、うれしさのあまり失禁(笑) じっとともたんを見つめるコトちゃん。

そして家に連れ帰ったところ、今度は車を降りようとしなかったらしい。

降りたら、また、誰かに手渡されると思ったのでしょうか。大好きな人たちとずっといたかったのでしょう。それくらいしか意思表示の方法はありません。

コトちゃんにとって初めての、「戻る」という体験。

あなたの家はそこだよ。

夜には安心した様子のコトちゃん。

一時的に腹部の毛がない状態。まじ、でかくなっちまったわ〜。傷をなめないように首にラッパ巻かれてます。

腹腔鏡術式だと、傷はこれだけ!すごいね。

この術式はまだできる獣医さんは限られているようですけれど。

よかったね、コトちゃん。戻る家ができて。

午後、小学生たちの下校時間。子供たちのざわめきが聞こえてきた途端、庭に飛び出て、ゆっちゃんの帰りを待っていたというコトちゃんです。

 

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6 件のコメント

  • あ~駄目です。
    コトちゃんの健気さにウルウルです。
    本当に良かったね。
    良いお家にご縁があって!
    我が家の3代目保護犬は我が儘いっぱいに
    なりました。
    これ位の人?助けしか出来ませんので
    良しとします。

    • キャサリンさん

      こんばんは。
      わたしも話を聞いたときには、ウルウルしてしまいました。
      わがままに振る舞えるってことは、
      本当に幸せなワンちゃんですね。
      コトちゃんもそうなるといいなあ。
      コトちゃんは家に戻って、
      ママに甘えまくってるらしいです。

  • はなです!

    コトちゃん賢いワンちゃんですね!
    これで信頼関係が深まりましたね。

    猫ちゃんの避妊手術も二か所1センチほどの開口部でした。
    モモちゃんは、それきっかけにさらに用心深くなっていました。
    当時は5日間ぐらい入院でしたが、食事を一切取らず、ガリガリになって帰ってきました(笑)
    ずーっとフーハァー言っていたらしいですよ。
    二、三日は睨まれていました。今思い出しても恐ろしい~
    恐ろしや猫です(笑)

    • はなさん

      こんばんは。
      うちの会長も2日ほど入院しました。
      やっぱりやつれましたね。
      以来、動物病院は大の苦手。
      行く途中から震えが止まらなくなってました。
      今は自力だけで生きてます(笑)

  • りっつんさん、今日は❗️コトちゃんもやっと諦めなくてもいい場所にやって来たことが分かったのかな…関西支店にやって来るまでの事を考えると胸がジンジンします。いっぱい幸せ感じてほしいですね。
    わんちゃん、ねこちゃんの去勢手術について私は決心がつかなくてうちの子はしていないんです。将来病気になったら後悔するのかなと思いながらどこのお家の子たちも元気で長生きしてほしいです。会長さまにあやかるぞ〰️

    • ぴろさん

      こんばんは。
      飼い主たちも、今回のことで改めて、
      コトちゃんが保護犬だったことを
      思い出したようです。
      犬とはいえ、生きてきた道には、
      心の傷になっていることもあるのでしょうね。

      会長さまはすでに妖怪です(笑)
      なんでこんなに長生きしているのか、謎ですよ。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    りっつん

    1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。