息子からの郵便物。宛先の埼玉県の前に小さく「とんで」と書きそえられていた。

レターパック

関西に住む息子が本を送ってくれました。

 

(とんで)埼玉県行き

レターパックで届いた郵便物。封を切ってみると、中からさらに茶封筒が出てきて、丁寧に住所が書かれていました。

どうせ書くなら、大きく書け!日和るな!男だろっ!

名前は大きくはっきりと書けよっ!

ん?なんだ、これ?

実はこれは息子のサイン。アザラシらしい。

さてさて、レターパックの宛名書きの筆跡は嫁のものでした。どゆこと?

「これ、出しといて」と息子に言われ、郵便局まで足を運んでくれたのでしょう。しかしあまりのことに、嫁は郵便局でレターパックに入れて送ったのだろうと、母は予測します。

 

オラじゃない人の文を見つけろ

「本、着いたよ、ありがとう」とメールを送りました。

息子が書いたページも20ベージほどありました。パラパラめくって、終わりました。

息子の書いたものは「ムリ!」という先入観があります。英語のほうがいいね。最初から「母には読めない」とわかりますから。

しかし、今回は日本語。逃げられない。

すると、息子からメールが届きました。

「オラのページに、サトちゃんの文が2つ詰め込まれてるんや。どこだと思う?」

文体の違いを見つけろって言われてるもねえ・・・。サトちゃんって、ボスだよね。

たぶん、そう言わないと、じっくり読まないとでも思ったのでしょうか。その通りだけど(笑)

仕方ないので、じーーーーーーーーっくりと読む。

ふんふん。なるほど。

で、「ここと、ここ」って送ったら、見事に外れました。

息子はワンセンテンスが短いタイプの書き手なので、長い文章を探してみたんだけど、どうも内容で読みわけなくてはいけなかったみたい。

わかるわけ、ない!

 

息子の悪夢にはチョコレートが出てくる

この息子、この時期になると時々悪夢にうなされることがあるというのです。

どんな悪夢かというと・・・

チョコレートがゼロになったという夢。

時は3月。今から10数年前の息子も大学入試の決戦中でした。

当時、わたしは息子のおやつに「メリーの箱入りチョコレート」を与えていました。一気食いがしづらいように、ちょっと奮発していました。袋菓子だと、一度に食べてしまうからです。

※画像はメリーからお借りしました。

息子は机の引き出しに入れて、勉強の合間に、残りを数えながら、ちまちま食べていたようです。間違って誰かが食べたりしたら大変です。息子は残数のチェックは怠りなかった。食い意地の張った男です。

長男は「自分のチョコは自分のもの。母と弟のチョコも自分のもの」という姿勢を貫いていました。

いよいよ決戦の日が近づき「これが全部食べ終わる時が本番!」と、チョコの残りを数えながら、気合いを入れていったのだそうです。

そんなところから、息子の悪夢は発生しているようです。

引き出し開けたら、チョコがゼロ。受験当日で大慌て!

「まだ、やることが残っているのに!」という恐怖の夢なのだそうです。

息子の受験の思い出に燦然と輝く、メリーのチョコレートです。

思い起こせば、長男は後には引けない2年目の大決戦の時。次男は漢方薬の副作用で予断を許さない状態で入院中。受験生と病人を抱えた冬。わが人生の中でも記憶に残る苦しい冬でした。

わたしは時間があれば、音楽を聴きながら川沿いの散歩道をひたすら歩いていました。その時だけ、ほんの少し気が休まったことを思い出します。黙々と日を数えていました。

しかし、そんな苦しかった冬も過ぎていくものなのです。

ふわりと春の気配を感じるころになると、長男には合格通知が届き、次男の容体も回復に向かい、わたしにも少しずつ穏やかな日常が戻ってきました。

あれから15回以上の冬を越えてきました。今年も春がそこまできています。


ブログランキング参加中!クリックお願いします♪

スポンサーリンク
スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

りっつん

1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。