「片付け上手の母親」から「片付け上手な子」が育つとは限らない。

わたしは自称、片付け上手♪ルン。

片付けるのが大好き。だって、清々しい気分になれるのだもの。

 

合言葉の今、昔

嫁は我が家の冷蔵庫を開けて、

「きれ〜い」と感嘆の声をあげていた。

夏前に整理したからね。まあね。そんなもんよ。朝飯後のおやつ前ってとこよ。

ところで、かつて、わたしには子どもたちと交わす合言葉らしきものがあった。今年は孫たちにも合言葉らしきものを仕込んでみた。

現在版 合言葉

婆「ばあばの嫌いなものは、なに?」

孫「汚い部屋!」

これが30年前にはこんな感じ。

30年前の合言葉

母「母ちゃんの嫌いなものは、何だ!」

子「汚い部屋と、うるさい子ども!」

孫たちとは期間限定の付き合いなので、うるさいというフレーズは抜いたけれど、やはり、部屋が散らかるのは、どうにも落ち着かない。

と、いうことで、わたしはいつも落穂拾いのように、部屋の中をウロウロしている。

「床に落ちているものは、ゴミとみなす」

こんな美し過ぎ美し好きの母に育てられた、2人の息子。

1人は立派に、母親の期待に応える美部屋男子に育った。

合理的な息子。断捨離した結果「妻に逃げられた部屋」に。

2019年5月28日

しかし・・・飴とムチを用いてどんだけ教育しても、片付けられない息子が1人出来上がってしまった。

大人になってから、どうして片付けないのかと長男に聞いたところ・・・

  • 時間の無駄
  • 片付ける意味が分からない
  • 物はなくさなければいい

子どもの頃は「片付けなさい!」と叱ると、だた下を向いて、嵐が通り過ぎるのを待っていたが、聞いてみれば、そんな事を思っていたらしい。

子どもは黙って親のいう事を聞いているように見せかけて、実は頭の中ではちゃんと自分を貫いているらしい。

こんな思想の持ち主だった長男は、小学校から大学院卒業まで、一貫してその姿勢を貫き通し、先生方を悩ませた。

通信簿の所見欄にはいつも「片付けられない」と書かれた。

そして大学院の卒業式では担当教授からこのように告げられた母親でございます。

「ごみ捨てだけは、どうしても教えられませんでした」by K教授

誰も達成できなかった、息子の片付け教育。

【わたしが学んだこと】

親の思い通りには、子は育たない。

ましてやイケメンには、育たない。

 

嫁もギブアップ

嫁ももちろん挑戦した。

靴下くらいは洗濯機に入れるとか、一箇所に置かせることを仕込もうとした。

“くつした入れ”と書いた空き箱を置いたりしていたけれど、いつも空っぽだった。今では、嫁も落穂拾いのように、靴下などを拾い集めている。

今朝はこんな声が聞こえてきた。

「歯ブラシ、どこ?」by 息子

「夕べ使ったでしょ」by 嫁

「どれか、わかんない」

「緑色だよ」

自分の歯ブラシも、よく分からないらしい。

続いて、こんな声が聞こえてきた。

「ズボン、知らない?」

「どこで脱いだの?」

「分かんない」

昨日、和室に脱ぎ捨ててあったよ。履いた形で。わたしが椅子にかけておいた。

「靴下が1コない」

「リュックに入ってるんでないの?」

「ない」

仕方なく探し始める嫁。

先日の61歳と9歳の女子トークが思い出される。

「最近、面白ネタがないなあ」by りっつん

「パパとママが来れば、あるでしょ」by ゆっちゃん

確かにその通りだね。

 

息子はあるモノを拾う

では、息子はなにも拾わないのかというと、実はものすごく拾う男でもあります。

なにを拾うって・・・

嫁やわたしの、アラを拾うのであります。

「アラ探し」ではなく「アラ拾い」

探さなくても、落ちるんだな、我が家では。

息子はわたしの言葉の端々を拾っては、突っ込んでくる。

マジ、感じが悪い。

自分の滑舌の悪さを棚に上げて、わたしが聞き間違えると、

「ますます老いてきたな」とか。

「耳がどうかしている」とか。

「その話の根拠はなんだ」とか。

憤慨しているわたしに、嫁はうれしそうに言う。

「お母さんの気持ちを理解できるのは、この世でわたしだけ」

「わたしも同じ目に遭ってるから」

聞き違いも楽しむ余裕が大事なんだよ。

【最近の事例1】

婆「朝のフルーツは、やっぱりいいね」

嫁「朝から飲むのは、やっぱりいいね?」

よく分からないけど、わたしは好きだ。大好きだ。

わたしは息子の「アラ拾い」に対抗すべく、息子のアラを公表してるのさ。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


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2 件のコメント

  • あ~、そうなんです!
    私も中の上位?の片付け好き!
    まず、身の回りがスッキリしていないと
    他の事を始める気にならないんです。
    でもでも、娘達は片付け下手。
    親の背中を見て育つって嘘じゃある
    まいか!?
    人それぞれと言うのなら早く独立して
    (次女未婚、結婚とは言いませんが)
    自分の所帯で散らかしてくれと年中
    叫んでおります。
    あと、気になるのは職場などで自分は
    片付けないのに片付いている他者の領分
    をグチャグチャにする人。
    仕事の必要上見られるのはokですが
    (整理されているから簡単に探せるしね)
    その後のファイリングがメチャクチャ
    だったり、コピー後、逆さまにホチキス
    打たれたり、泣きたくなりましたっけ。
    今は昔の笑い話です。
    結婚する時は「片付け、気になる度数」
    の相性も見た方が良いですね。
    ご長男は良いお嫁さんでラッキー?

    • キャサリンさん

      おはようございます!
      片付け感覚が近い人だと、気分よく暮らせますよね。
      わたしの夫は几帳面な男で、本箱の本はピシーっと前面に合わせて揃えていました。
      ところがある日、本が全部後ろに押された状態になってる。
      戻しても、また、そうなる。
      気味が悪くて、どうしてなのか調べてみたら・・・。
      なんとヨチヨチ歩きの1歳に満たない次男がいちいち押してたんですね。
      次男は「こっちの方がいい」というようなことを身振り手振りで伝えてくれました。
      もしかすると、幼い頃から、片付け好きだったのかもしれません。

      子供って親の背中を見ても、見ぬふりする生き物なんですよね。
      長男嫁は、適度な片付け人なので、相性は抜群です!
      あまりに几帳面な人だと、息子とは無理だと思う(笑)ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    りっつん

    1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。