息子2からの電話は深刻な声。「は」と「か」を聞き間違えて、母、固まる。

数日前のこと。夕方、次男から電話が。すごく沈んだ声だった。

何かあったようです。

 

ついに・・・いってきた

息子2

ついに・・・・いってきたよ

何を言ってきたの!!

ついに、かいしゃに、いってきた。

使い込みの自白? それとも退職願いとか?

「何を言ってきたの!」

思わず声が大きくなる。

すると・・・

歯医者に行ってきた。20年ぶりに。

そうか、ついに行ったのか。いい子だ!エラい!ほめてあげよう。

ん?

もうすでに三十路に入った息子である。

歯医者に行ったことをわざわざ母親に連絡してきた。彼にとってはそれほどの大事件だったのだ。

それにしても、ママンは心臓がバクバクしたよ。

 

歯医者ギライ

次男には歯医者にイヤな経験があるわけでもない。虫歯の治療で痛い思いをさせたことはないと記憶している。抜歯をしたこともない(はず)。

なにがそんなに怖いのかしら?

と、ふと思い当たりました。

あれは、息子が3歳くらいの時。

わたしは親知らずを1本抜くために、慶応病院の口腔外科に行きました。

なんと大げさなと思いますが・・・。

親知らずの生えてきた方向が斜めで、抜くためには切開が必要という厄介な歯でした。

何度も炎症を繰り返していたので、歯科医の友人に抜歯を頼んだところ、こう言われました。

「こういうの、抜きたくない。口腔外科へ行け」

仕方ないので、一番近かった慶応病院まで、清水の舞台から飛び降りるつもりで行くことしたのでした。

そして、夫に連れられ、次男の手を引き、おずおずと参りました(長男は幼稚園中)

夫は会社を休んで付き合ってくれました。

夫は2回の出産には立ち会ったこともない仕事、仕事男

次男の出産時にはモリアオガエルの出産と重なり、我が子の誕生よりカエルの出産に立ち会ったという男。

そんな男が付き合うというわけですから、どんだけわたしは大騒ぎしたのか、ご想像ください。

しかし、さすがに慶応病院口腔外科でした。

初診担当のエライ先生は、恐怖に震え怯えるわたしに、笑いながらおっしゃった。

「大丈夫。毎日やってますから。一番腕のいい先生を担当にします」と。

そして一番若い先生を当ててくれた。

最後は力技でグイッといとも簡単に抜いていただきました。お土産に抜いた歯をガーゼに包んで手に握らせてくれました。なかなか立派な歯でした。

抜歯後、数日間、消毒に通うことになりました。

その時にも次男を連れていきました。

次男は診療台に座ったわたしの足元で泣き崩れる。よよよと。

わたしの膝あたりに手を乗せて、よよよと泣く。

わーわー泣くのではなく、よよよと泣く。

先生が「君には何もしてないでしょ」といくら言っても、よよよと泣く。

毎日みんなに笑われていました。

次男

とにかく、怖いんだよ~イヤなんだよ~よよよ

いつもは冷静沈着な男。歯医者が弱点だったとは、知らなかった。

今後は言われたとおりに歯医者に通い続けることにしたらしい。

 

わたしも定期健診

さて、わたしもそろそろ定期健診の予約をしないといけません。半年に一度は行くようにしています。

あごが狭いので、口が大きく開けるのが大変なんです。特に奥歯の治療では涙が出ます。

あごがハズレそうになって。うぐぐのぐ。

今のところ、抜けそうな歯もなく、保持し続けています。

息子よ。

電話するなら「は」と「か」は、はっきりと!


にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♪


りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。