90歳の人の話を読んだり、あの世に行ってみたり。空想旅行。

昨日は本とともに1日を過ごしました。

大晦日の日、買い出しついでに寄った本屋さん。

目についたエッセイ本3冊を、みつばとともに買ってきました。

エッセイはどこから読んでもよいという利点があるので、年末年始にはぴったり。

 

いくつになっても道の途中

山折哲雄さんの『生老病死』。

90歳になった宗教研究家が見つめる現代日本と、自分の人生。

この本だけでなく、年を取った人が書かれた本を読んで思うことがあります。

それは、何歳になっても、道の途中なんだなあということです。

どこかで結論が見つかるわけではない。長く生きても、思うことがそれほど変わるわけでもない。

なにの結論かといえば、生きている意味とか、自分というもの。

ただ、年月をより多く重ねるということは、経験の数は増えるということで、その経験から見えてくることがあるのだということ。

そういう意味で、年を取った方が書かれた本には、興味があります。

経験というと、何かおおげさな感じがしますね。

しかし経験とは、実際に見たり、聞いたり、行ったりすることで、毎日だれもがやっていることでもあるのです。

何を見ているのか、何を見ようとするのか。それは個人に任されていること。

特別に大きなイベントと接することだけが、経験ではないのです。

日々の暮らしを積んでいくことも、経験のひとつ。

昨日のわたしのように、腹痛に見舞われて、嘆くことも経験(笑)

幼な子が初めての雪で雪だるまを作って、溶けていく様を見つめるのも経験。

 

あの世のガイドブック

今回の3冊の中では、これがダントツに面白かったです。

なんてったって、あの世のガイドブックなのです。

あの世があるのか、ないのか。

そんなことは、行ってみなきゃあ、わからねえ(笑)

江原さんが言いたいこと。それはあの世の存在云々ではありません。

この世での生き方。

それは人との接し方。物との接し方。

“居心地のいい場所を見つける”

おお!それって、わたしの目指しているところと同じじゃん。

それにしても、死んで終わりと思うより、さらに次なる世界が待っていると思うと、ワクワクしてくるもんです。

先に行った人とも会えるようですし。

でもねえ、夫よりも先にシャンクスと再会したいと思う。それってダメ?(笑)

まずは「シャンクス〜!」って駆け寄って、モフモフしたい。

そしてシャンクスを抱いて、夫に会いに行く。

夫に会ったら、なんて言うのかな。

「ご無沙汰してます」

「しばらくぶりです」

「お待たせしました」

「やっと来ました」

「やあやあ、元気にしてた?」

「これ、シャンクスです」

こんなところでしょうか(笑)

 

食に対する情熱

最後は『海苔と卵と朝めし』という向田邦子さんのエッセイ。

難しい言葉なんてひとつも使っていないのに、ありふれた言葉をつないでいるだけなのに、まるで映像を見ているように文字たちに仕事をさせています。

わたしは何か食に対してこだわりがあるのかと聞かれると、困る。ほとんどないなので。

特段珍しいものを食べたいとは思わないタイプで、食に対しては保守的です。

毎日、馴染んだものを食べているのが、一番安心。それで十分満足。

今朝はお味噌汁とご飯(梅干し付き)でした。

味噌汁の中には”麩”。

“麩”があまり好きではなかった父。

「金魚じゃないんだから」とよく言っていたっけ。

あれ?金魚って”麩”を食べるのかしら?

つい先日は、インド料理の「ビリヤニ」なるものを食べました。

「ビリヤニ」は初めての味でした。カレーの風味はあるけれど、珍しいスパイスがたくさん入っていて、とらえどころのない、馴染みのない味。

食べていたら、胃がカーッと熱くなりました。

辛いのは苦手と言いながら、わりとバクバク食べちゃったんたけどね(笑)

でも、次に食べるときには、スプーン5杯くらいでいいかな。

好みの幅が広がるのは、意外とハードルが高いものです。

タイトルにある海苔。

好みの海苔ともなかなか出会っていません。

松島で作られていた海苔が好きだったんだけど、いまでも手に入るのかなあ。

幼い頃の食生活が、好みに大きく関係していることは間違いないようです。

さて、たっくんは大根の皮むきを始めるそうです。

くまちゃん背負って、すっかりママ気分。

この子はどんな好みを持った人になっていくのでしょうか。

干し芋好きであることは確定かもね。

 


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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6 件のコメント

  • りっつんさん!おはようございます。おなかはもう大丈夫ですか?
    私もエッセイ大好きです。人の考えとか心の中を覗く感覚が好きなのかもしれません。
    気楽に読めるのが一番ですね。

    死ぬってネガティブに捉えられがちですが、先に旅立った者たちに会えると
    思うと楽しみでもあります。私も今朝同じことを考えていて、
    亡くなったら一番にうちの黒猫に迎えに来てほしいと
    思っていました!
    親たちにはごめんねだけど、一番に会いたいのはあの子かな?
    ご主人に会ったら、
    これシャンクスです! に、なんとも微笑ましさを感じました。
    たっくんは本当に可愛いですねえ

    • しおさん

      こんにちは。

      死ぬことは縁起が悪いって言われるけれど、
      誰もが行く道。たまには考えるのも悪くないです。
      同じことを考えていたなんて、
      きっと見えない通信機能で繋がっていたのですね。
      黒猫ちゃんもシャンクスも、
      きっと入り口で待っていてくれるはず!
      そう思うと、死ぬのも、ちょっと楽しみ!?

  • りっつんさん、こんばんは。
    「松島の海苔」とは日本三景の一つ、宮城郡松島町の海苔でしょうか?
    それは 私は知らないのですが よくウチの近辺で買うのは「奥松島の海苔」。
    奥松島とは松島町より 少し東寄りにある東松島市の中にあります。
    特に 美味しいというより、なるべく県内、なるべく近場の物を食べようと思ってるから 買っています。
    そのまま さらに 東へ海岸伝いに進むと石巻市。
    石巻市旭町に「あさひ園」というお茶屋さんがあるらしく (私は行った事ないです)、そこで売ってる「和紅茶」、ご存じでしたか?
    今の時代ゆえ ウチの近辺でも売っています。
    北限の茶葉、とかで 石巻市産。
    外国産のような紅茶紅茶感がなく、あっさりしてて私好みなので、よく飲みます。

    どうぞお試しを~(*^^*)

    • ほっこり〜なさん

      こんにちは。
      おお、おお、懐かしい地名がゾロゾロで、うれしい。
      奥松島、知ってますとも!
      遠足でも行きましたよ。
      石巻旭町は、父の実家のあった場所。
      そこから北上川の川開きの花火を、毎年ながめていました。
      近所の和菓子屋さんのがんづきが大好きでした。高島とか言ったなあ。
      機会があったら、ぜひ行ってみたい!紅茶、飲んでみたい。

      で、わたしの海苔は、桂島産。
      知り合いの方が作っていたもの。
      炙って食べる海苔で、厚くていかにも海苔でした。

      ふるさと話、ありがとう!

  • あの世の歩き方を読んでみました。
    読みやすいし、読んでよかったです。
    これって私が考えていた事と同じ!!みたいなところも沢山ありました。亡き夫には戒名もつけなかったし、通夜もしなかったし、私が挨拶をして近しい人との本葬のみで、宗教者のお世話にはなりませんでした。お墓も樹木葬(しかも骨壷もなく、遺骨はパウダーにしました)。いろいろとスタンダードから少々はずれた見送り方でしたが、夫にお別れがしたい人は、あちらから後からでも連絡をくれました。夫らしく、私らしく、子ども達にも納得してもらえてよかったと思っています。あとは、膨大な夫の趣味のモノ整理が難題ですが(実は寂しい病で手放しがたくなってきたモノがでてきたりでして‥)必ずやるつもり。
    この世での行き方とか、りっつんブログに書かれている事とも重なりますね。
    既婚者だろうが独身だろうが、誰もがひとり身と覚悟し、シンプルに生きれば、気が楽だしこの世での未練も残さず、あの世での浄化も早い。このあたり、私にはかなり響きました。スピリチュアル本というより、現実的な生き方アドバイスが参考になりました。

    • まめぴよさん

      こんばんは

      面白い本でしたよね。
      いろんなこと、そんなに気にしなくてもいいんだなって。
      ちょっと気が軽くなりました。
      ひとり身と覚悟すること。
      覚悟しようと思ったわけではないのに、
      そんな環境に置かれたため、早めに気づくことができたのかもしれません。
      あちらの世界、ちょっと楽しみでもあります。
      この世で使っていた物は整理していきたいです。
      どこまでできるかわからないけれど。
      なんか響く本でした(*^_^*)

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。