キャッシュレス化したら、財布はどうなる?という、つまらぬ心配。

そのうち、世界には手から手へという「お金」がなくなるかもしれない。そんなニュースの切り抜きです。

 

キャッシュレス化が進む世界

世界の決済システムはキャッシュレス化に向かっています。現金を使わずに決済するのが主流。

(出典:東洋経済オンライン 『日本が現金払い主義からまるで脱せない理由』)

実は日本はキャッシュレスに対しては遅れている国です。

日本銀行が1年前の2月に発表したデータによると、紙幣や小銭を合計した現金流通高に対する名目GDP(国内総生産)比率では19.4%に達する。

先進国と比較してみると、ユーロ圏では10.6%、米国は7.9%、英国に至っては3.7%しかない。日本は突出して、現金が流通している国である。

(出典:同上)

世界の潮流は電子マネーやクレジットカード、仮想通貨などによって、キャッシュレス化がすさまじい勢いで進んでいて、特に中国やインドなどの人口の多い地域では爆発的にキャッシュレス化が進んでいるのだそうです。

わたしの頭の中には、中国やインドでキャッシュレス化が進んでいるイメージがなかったので、ちょっと驚きました。

北欧スウェーデンでは、現金での比率は2%とのこと。ほとんどが現金を使わない社会システムになっているらしいのです。

 

実感するキャッシュレス

会計をする場面で、現金を出さないという場面は10年前に比べたら、断然増えました。

わたしがキャッシュレスという言葉で思いつくのは、なんといっても「suica」です。わたしが「suica」を使用するようになってから15年ほどになりますが、時間を重ねるごとに便利になっていきました。

最初は切符を買わずに改札をタッチするという機能だけでしたが、自動販売機で使えるようになり、駅の売店で使えるようになり、今ではその範囲がずいぶんと広がり、タクシーなどでも使えるようになりました。

最近では使用できる範囲が全国に広がり、その便利さは増すばかり。「財布忘れても、suica忘れるな」です。

少し話はそれますが、わたしは財布とは別にsuicaを入れた小銭入れを持ち歩いています。その中には千円札2枚とと小銭が入っています。これは、財布にトラブルがあっても、家まで帰るための保険です。

さて、わたしは駅の中では、ほとんど財布を開くことはありません。現金を出すことはゼロです。本当に便利だなあと思います。

切符の購入から始まったsuicaの日常への進出。抵抗なくわたしたちの暮らしにゆっくりと着実に入り込んできたその進出方法に、拍手を送りたいほどです。

 

日本のキャッシュレス化の壁

しかし、現在のわたしの生活でのキャッシュレス化はsuicaどまり。あとはクレジットカードですが、わたしは日常的買い物には使いません。

わたしのまわりでも、そんな人が多いです。生活に占めるキャッシュレスの割合は多くはないと思います。

なぜ、日本ではキャッシュレスが進まないのでしょうか。

銀行のATMは不要になり、コンビニのATMも不要になる。銀行も、店舗の中に巨大な金庫をつくる必要がなくなり、セキュリティーの度合いも格段に高くなる。

(出典:同上)

確かに現金がいらないとなると、ATMの機械は必要ないですねえ。これはいろいろな業界に衝撃を与えそうです。いろんなものが省かれて不要になる。そうするといくら便利とは言え、簡単にキャッシュレスにしたほうがいいとも言えないですね。

そしてこんな話が。

日本の銀行の経営基盤には、このATM手数料が重くのしかかっている。日銀もそれを理解していて、韓国や中国のような急速なキャッシュレス社会のインフラ整備には手を付けられない。

ちなみに、ATM手数料だけで利益を稼いでいるセブン銀行では、純利益261億円のうちの99%をATM手数料で稼いでいる。

安易にキャッシュレス化を進めてしまうと、銀行経営の悪化に直結する可能性が高い。

(出典: 同上)

ATM手数料がこんな大事な仕事をしているとは!銀行がつぶれる可能性もあるってことでしょうか。そうなると、事はますます深刻ですね。

銀行を維持させるためにキャッシュレス化を進められないというのは、ちょっと驚きでした。

 

財布はいらない?

今年中に完全にキャッシュレスな社会になることはありえないでしょうが、近未来的にはキャッシュレス化になることは間違いないと思います。

今後10年のうちには、かなりキャッシュレス化が進むだろうと予想します。いや、完全にキャッシュ化になってるだろうと思います 。何しろ社会の変化はすごいスピード。10年という時間に起きる出来事は予想以上のことに違いありません。

小金の計算がめんどくさいわたしにとっては、小銭なしで暮らせるのはうれしい。でも、suicaを使っていて思うこともあります。便利な反面、カードでタッチするだけだと、お金を使った実感がない。で、ついついポンポン使いすぎるんですね。すべてがキャッシュレス化したら、金銭感覚がちゃんと対応できるか心配です。

お金が空中を行き交う時代。数字だけが「財産」。そういうことになるのでしょうね。

と、すると・・・。今使っている財布は、不要になるのかなあ。何年かおきに買いなおす財布。次はどんな財布にしようかと楽しみにしているのですが、現金取引がなくなれば、財布も不要になりますよね。

100年後、財布は「これはなんでしょう」」なんていうクイズになってしまうのかもしれませんね。

紙も札もない時代に財布を出されても、何に使ったのかを想像するのは、きっと難しいに違いありませんね。


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ABOUTこの記事をかいた人

りっつん

1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。