現状維持バイアスってなに?「格安スマホ」が得だと分かっていても変更できないわけ。

のん

わたしは今週末にFPの提案に従って、格安スマホに乗り換えます。格安スマホは知れば知るほど格安です!

 

格安スマホへの変更は1割程度

多くのFP(ファイナンシャル プランナー)は家計の見直しで、格安スマホを勧めています。大手キャリアと比べると通信費が格段に安いからです。格安スマホの月額料金を知って、わたしも本当に驚きました。

そして、通信の状態も普通に使うだけなら、全く問題がないようです。

しかし、 FPにそう勧められても、実際に格安スマホに変更した人は、1割ちょっとしかいないというのです。

なんで?

確かに格安スマホにはメリットでけではなく、デメリットもあるので、それが理由のように思われまずか、どうもそれだけでしゃない。

ほかにも理由があるようなのです。「損失回避の心理」がもたらす「現状維持バイアス」のせいだというのです。

 

現状維持バイアスってなに?

現状を維持しようとするバイアス。

さて、バイアスとはどういう意味でしょうか。

バイアスには「偏り」とか「強く思い込むこと」という意味があります。

つまり現状を維持しようとする方向に、心が強く傾くということでしょうか。現状のままでいいと強く思いこむことでしょうか。

節約を指南する雑誌や記事を読んでいると、確かに変更することによって毎月のコストは安くなるようだ。ところがキャリアメールが使えなくなったり、面倒な手続きをしなければならなかったり、通信速度も遅くなったりするというデメリットもあると聞く。だとすれば、変えたことによる不便さは今よりも大きくなるかもしれない。それなら今のままでもいいか。

(出典:ダイヤモンドオンライン 「なぜ格安スマホが得だと分かっていても変更できないのか」

今より得するかもしれないが、損をしてしまう可能性もある。危険な賭けかもしれない。それなら、得をしなくても、現状のままでいこうということになるようです。

あまりにも「損をしたくない」という気持ちが強いため、現状を変えることに抵抗してリスクを回避してしまうのです。得することには目をつぶってでも損失だけは避けたい!と思うのですね。

わたしは株の売買をしているので、経験がありますが、マイナスになった株をうることほど難しいことはありません。

「売った途端に上がるんじないか」と思うからです。そうこうしているうちに損失が膨らみ、ますます売るに売れない状態に落ちていく。これこそが、まさに現状維持バイアスです!

 

保険のカラクリ

生命保険や医療保険なども、同じような傾向があって解約や変更をしない人が多いようです。

やはりFPから不要な保険の解約を勧められても、実際に解約する人は少ないというのです。

ライフネット生命取締役会長の岩瀬大輔氏が書いた「がん保険のカラクリ」という本の中に出てくる、次の一節である。

「私たちが販売しているのは金銭的に医療費を補完するものにすぎません。しかし私が飛行機に乗る際に保険を買うのは、経済的損失から身を守るためではありません。もし買わないと飛行機が落ちてしまうような気がするから買うのです。これが、がん保険が解約されずにいる理由の1つだと思います。彼らはがん保険を買い、契約を続けてきた。ここで解約してしまうとがんにかかってしまうのでないか、そんなふうに考えていると思うのです」

(出典 :同上)

確かに保険を解約した途端に病気になったら、ものすごく損をしたような気持ちになることはわかります。また、保険に入っているがゆえに病気にならないんだというような根拠のない思いがあるのかもしれません。

実に興味ある発言です。だから保険会社は儲かっているのねと、思います(笑)

 

現状維持バイヤスの外し方

徹底的に合理的に考えるしかないだろうと思います。

実はわたしは現状維持バイヤスが弱い方だろうと思っています。株でも最終的には損の膨らんだ株でも、別な投資先が見つかれば、さっさと売っています。現状を突破するために売ります。

損を膨らませた株で、損を取り戻すより、もっと見込みのある株を買った方が、損失を取り戻せる可能性が高いと判断するからです。

よりよい方向へ行けるというのなら、さっさと行ってしまうタイプ。現状がベストだとは思い込まないタイプですね。それなりに合理的思考ができていると思っています。

例えば、わたしが生命保険を解約したのは10年ほど前。

「わたしが死んで困る人は誰だ?」と考えたら、いなかった。それなら保険は不要だ。だから解約しました。そのおかげで月々2万円くらいが節約できて演劇を観まくることができました。年間24万円分!

解約した途端にわたしに何かあったとしても、あとは知らぬ。だから解約したんだもの(笑)

しがみつかないことです。そして惑わされないことです。あくまで自分の頭で考えてみることが大事だと思います。得をしようと思って、実は損をしていることもあるかもしれません。

ところで、ニュースを読み返してみて、ものすご〜くヘンなことに気づいてしまいました。

FPにお金を払って改善策を教えてもらったのに、それを実行しない人たちは、なんのために相談したんでしょうか。

それほど無駄なことはないんじゃないかしら。ああ、もったいない、もったいない(笑)

わたしの専属FPは親族特典で無料ですが、わたしは彼がお金をかけて手に入れた知識や資格や経験を、存分に利用させていただこうと思っています。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ


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4 件のコメント

  • 現状維持バイヤス…、言われてみれば確かにそう!!
    買った株は下がろうが上がろうが持ち続け、売ったのは過去、全日空一つだけ。
    資産株だからだの、もしくは単なる面倒くさがりかと自分で思っていましたが
    「あまりにも損したくない」ということだったのですね。笑

    りっつんさんは立派だなぁと改めて思いました。
    旦那様にもご両親にもお子様方にも、そして社会にも
    安易に頼ることをよしとしてないように見えます。
    合理的に物事を判断できる自立した大人のシニアだなぁと
    今更ながら感心してしまいました!

    • たいさん

      おはようございます。

      株というものは持ち続けるに限るんですよ。
      ですから、たいさんの株に対する姿勢は間違っていないのです。
      わたしもばくち株をそろそろ卒業して、
      正しく株を保有したいと思っております(笑)

  • いやいやいや、りっつんさんは駿馬!私は駄馬。(´`:)
    ばくち株を一つでも持っていれば世界情勢にも関心が向きますよね。
    真面目な話、ボケ防止にも繋がると思うのです。シニアが自立するには
    徹底して合理的に生きるのが道であることも気づかされました。
    武田薬品が一時3000円も上がっていたことを知らなかったなんて
    ほんと、私はバカ株主。

    昔よくテレビに出ていた心療内科医の海原純子先生が
    人が心のバランスを保つ上で3本だか4本の柱が必要で
    その1本がギャンブル心だと言っていました。(パチンコではありません。笑)

    貸金庫のお話も胸にグッと来ました。
    りっつんさんのブログに力をもらっています。感謝☆

    • たいさん。

      武田とは、聞き覚えのある名前。わたしは売り逃げました(笑)
      でも、6年も損を含んで持ち続けました。
      で、待ち続けて、アベノミクスで売り逃げ。( ^_^)/~~~
      次のばくち株を探し中です。

      海原さんの話、興味があります。
      1本の柱ではグラグラしますものね。
      自分の心の柱を数えてみようっと。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    りっつん

    1957年生まれの60歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。好きなミュージシャンは山下達郎。 時々、3歩あるくとすべてを忘れる「とりっつん」に変身してしまう。