『ESSE online』の記事掲載のお知らせ。そして再婚問題。

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おはようございます。
先日取材を受けた扶桑社の『ESSE online』。昨日記事が掲載されたとのことですので、お知らせします。

 

『ESSE online』に記事掲載

あっち飛びこっち飛びのわたしの話をうまくまとめてくださいました。桜田さん、ありがとうございました!

記事のタイトルはこちら。クリックしていただけると、ESSEに飛びます。

60代一人暮らし。26年前に夫と死別、でも「孤独」じゃなかった半生

つい先ほど、コメント欄を見ましたら、後輩未亡人さんからコメントが入っていました。ありがとうございます。

ESSEから飛んできてくださったのでしょうか。

そして、その最後のフレーズがやたら引っかかりました。

朝ごはんの厚切りトースト(4枚切り)をかじりながら、頭の中では「再婚」のふた文字がぐーるぐる。

と、いうことで、今朝は、そのことについて書いてみようと思います。

と、いうか、今、頭の中、それでいっぱいで、それ以外が思いつかない(笑)

 

わたしの再婚問題

コメント欄より

一つ質問です
りっつんさんは再婚されてないそうですが
もしそんな男性いれば再婚されていましたか

質問をくださった方は38歳で未亡人になられた44歳の方。

いたら、再婚していたでしょう。

これが答えです。

もしそんな男性がいたら、という仮定ですが、ここが問題です。

そんな男性とは、どんな男性かということですが。

わたしは恋愛主義者(こんな言葉があるのかどうか知りませんが)なので、ほどほどに好きな人と暮らすという選択肢は、若い頃からまったくありません。いい加減な気持ちでお付き合いをしたことなど、一度も・・・いや、一度くらいはあるかもしれませんが(笑)

とにかく、大好きで、目がくらんでしまって、どうしても暮らしたいと(勘違いでもしない限りは)、結婚するということは無理な体質です。

と、そんな男性は現れなかったので、今もって1人でいるんだと思います。

実は、もう、大昔のことで、何もかもが霞んでしまって・・・その時々の気持ちなど、覚えていないの(笑)

仕方ないので、我が身を現状からさかのぼって推測しています。

今、ひとり←再婚していない←そんな男性はいなかった。

こういう図式ですね。

ひっくり返せば、そういう男性に巡りあっていたら、なんの躊躇もなく再婚したと思います。

そんな男性と巡り合った→再婚した→62歳既婚者

 

結婚って何?

結婚って、暮らしを共にすること。わたしの定義はそんなところ。

若いときの結婚は子育てという重大任務がありましたが、わたしが再婚という2文字を意識した40歳前後のときには、もうそこは考えていませんでした。だってすでに息子たちは大きくなっていたから。もう子育てはしたくはないよね。

子育てを卒業してからの結婚となれば、まさにもう暮らしを共にするってことだけ。共暮らしに耐えられるのかは、かなり大きな問題です。

わたしには誰かと暮らしたいから結婚するという選択肢はありません。とりあえず自分で暮らしを立てることができているで、生活保障のための結婚も考えたことはありません。

純粋といえば、純粋なのです。こんな婆になってはいるけれど(笑)

実は再婚したら、夫に悪いなんてことも、考えたことは一度もありません。息子たちへの遠慮もなし。ただ、子育てに別の価値観を持ち込むことはめんどくさいと思っていました。

夫は自分の死後は再婚してほしいとわたしに言い残してくれました。本心だと思います。

夫もわたしは同じように恋愛主義者でしたから、人が人を好きになる神秘には理解がありました。

人を好きになるのは、自然なこと。

「君が好きになったのなら、それがいい」

だから、わたしとしては、

「こんな人と、楽しく暮らしたの」と見せびらかしてやろうと思ってました。

だけど、そんなすべてが丸く収まるいい話なんて、落ちてくるわけはなかった。わたしには。

 

未亡人の選択肢

一緒に暮らすだけが最上の選択ではないことに、わたしはだんだんと気づいてしまったのかもしれません。

たった一度の結婚生活も、山あり谷ありだったし。

異性との共同生活が得意な人と、そうでない人がいるんです。わたしはどちらかといえば得意ではないと思います。

暮らしを共にしなくても、新たな関係は築ける(かもしれない)。むしろ結婚に縛られないことで、未亡人は自由な選択ができる(かもしれない)

いやいや。未亡人だけでなく、もともと人には選択の自由があるのですよ。

どんな道だって選べるんです。

結婚になにを望むのか

そんなことを自分に問いかけてみるのはどうでしょう。

「どうしてもその人の面倒をみたい」というのは立派な再婚の理由です。そこには自分の意思があります。

うまくいかなくなっても、相手のせいではなく、自分のせいにできます。自分のせいなら、その後改めればいいだけ。やり直しがききます。

だけど・・・。

「面倒をみてもらいたい」という理由からの再婚は、どうかなと思います。相手への依存や期待は、失望に変わることが、わりと多いように見えるからです。

わたしは何ごとにも「流れ」があると思っています。

流れに乗っているときには、不思議なほどうまくいくものです。

仕事も恋愛もそう。

だから、ただ流れてみることも手かもしれません。無理をせず、ふんわりと流れに身を任せているうちに、結論の岸にたどり着いていることもあります。

気がついたら「再婚」してたなんて、最高の結末だと思います。

再婚しても、しなくても、平等に未来はやってきます。

現在こそが、たどり着いた最善の場所なのです。

朝から残暑の熱に煽られるように「再婚」について考えてみました。

思えば、えらく久しぶりな色っぽい話題。

わたしの最善の場所はここ。

猫との共同生活が最善?

 

 

そんなん、やだ!!

 

 

と、いう、脳内からの声が聞こえてきたところで、おしまいといたします。

 

ま、なんでも、やってみればいいのよ。と、婆は思います。

「とにかく、そのときには一生懸命考えたのよ」って、自分への言い訳は大事です(笑)


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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8 件のコメント

  • こんにちは〜りっつんさん

    とにかく、そのときには一生懸命考えたのよのフレーズはホントそうなんです
    なんでかなぁ〜
    私だって結婚する時は好きだって思ったんです
    でもしばらく経ったら思い過ごしも恋のうちと歌うサザンの曲が頭の中でリフレイン(笑)
    もう35年も経つとお互いにお互いの嫌な事をしないというだけで暮らしております(爆)
    まだまだ恋愛ができるりっつんさん‼️
    意中の方が現れてトランク一つでお嫁に行けると良いでね
     小さなカバンに詰めた花嫁衣装は
     ふるさとの丘に咲いてた野菊の花束
     命かけて燃えた恋が結ばれる
     何もかも捨てた花嫁夜汽車に乗って♫
    以前トランク一つでお嫁に行くと書いていらっしゃった時この歌が頭をよぎりました(^ ^)

    • コロボックルさん

      こんばんは。
      思い過ごしどころか、勘違い?錯覚?気の迷い?
      でも、一生懸命考えたんだからと、
      あきらめました。
      そういうもんですよね。

      嫁にいく希望だけは残しておきたい!
      最後に一緒に御身と共に、燃やしてもらおうぞ。
      ところで、意中の方はどこにいるんでしょうか。
      どの辺に生息されているやら、
      何か印でもつけといてくれればいいのに。

      いつか、夜汽車に乗って、トランク1個で・・・って。

      あ〜あ。年齢と共に、
      さすがにキツい話題になりつつあります(笑)

  • わぁ取り上げて頂きありがとうございます
    私も全く同じで、生活保障のために誰かと結婚なんぞ思ってもなくて
    とりあえず主人からの最後のプレゼントとなった
    今の家がある限り、私も11万生活で大丈夫なのです←学費除く なので私の生活を見てほしいではなく、今度誰かと。。となった時、自分が自分らしくいれる人だと思っています これが最低条件
    結婚と言う縛りにこだわりなくて、と言うか今更また義両親や義兄弟なんてめんどくさいしできたら、純粋にお付き合いを楽しんでみたいです

    元?主人とはデキ婚ではなかったけど好きだからと言う勢いで結婚 まぁまぁ合わないことだらけ、今思えば苦痛だったなぁ(笑)主人には最期まで仲良くしてた人もいたようだし(笑)ここは、私で補えなかった分をその方達にありがとうって思ってます!菩薩の域かしら アハハ
    りっつんさんもまだ62歳とのこと どこでどう縁が転がっているか分かりませんよね!
    今朝突然コメント送ってしまったのも何かの縁
    本届くのも、過去の記事もゆっくり読むのも楽しみです!
    あっ、既婚未婚の話の延長の話になりますが
    私たち主婦でいいんですかねぇ?!ここも迷うところです笑

    • なほさん

      返信遅っなって、ごめんなさい!
      変なところに収納されていて、気づくのが遅れてしまいました。

      どこかに転がってるかもしれないご縁。
      楽しみにしていきましょう。

      主婦とも違うんだよねえ〜(笑)

      また、遊びにきてくださいねヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • 家族模様が素敵でいつも楽しく拝読しております。
    関西支店の個性の際立つ息子さんの話がいつも楽しく、けたけた笑いながら読んでしまいます。

    一つだけ。。。面倒みてもらうの悪くないですよ^^

    それだけをあてにした結婚はよくないですが、受け取ることは愛することだと思っています。

     自分はなーんにもしていなくても、相手が頑張ってくれていると思うと心の底から感謝が湧いてきます。
    心のそこから本音のありがとうが言えて、とっても仲良くいられます^^

    今まで頑張ってこられたし、面倒みてもらう側も悪くないのでは?とお伝えしたかったです。

    • きゃさりんさん

      こんにちは!
      きゃさりんさんのコメントも、変なところに入ってしまって、
      返信が遅れて、ごめんなさい!

      確かに!
      受け取ることも愛だというのは、なんとなく分かる気がします。
      最初からアテにするのではなく、
      結果として「面倒を見てもらう」のは、悪くないですよねる

      そういう人にめぐり会えたら、ウヒウヒしそうですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • りっつんさん 初めまして。
    りっつんさんの本のタイトルを見て私の事?と思い、ブログに辿り付き、これ又年齢も同じくらい、高齢の猫との暮らしも同じ。。。と勝手に親近感抱いてコメントさせて頂きました。
    これからブログを遡って読ませて頂きますね。あ、もちろん本も買います!

    • くろみっきべってさん

      こんにちは。
      コメント、ありがとうございます。

      思うんですが、もしかして未亡人に飼われた猫って長生き?
      なんか居心地がいいんでしょうかね(笑)

      ぜひ、おひまなときにでも、
      過去記事に遡ってみてください。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。