まずは、自己紹介m(_ _)m
※2022年5月4日更新
りっつんブログにようこそ!
ネットの海に漂う「りっつんブログ」を見つけていただいて、とてもうれしく思います。
このブログを運営しております、りっつんと申します。
1957年(昭和32年)の酉年生まれ。現在64歳も半分ほどになりました。
「還暦だ〜!還暦だ〜!」と騒いでいたら、あっという間に60代も半ばです。
親の姿を見ながら「次は我が身」と身構えつつ、老いてゆくための準備を始めています。
あらま、あらまと、時の流れの速さに驚くばかりです。
さてさて、自己紹介を続けましょう。
住まいは、埼玉のはずれに小さな町。ここで暮らすようになって、30年になりました。もう、ここはふるさとです。
これまでには、仙台、秋田、神奈川で暮らした経験があります。
1ヶ月程度の短い暮らしではありますが、アメリカのニューヨーク、そして関西は奈良の町で、住民になりきって暮らした経験もあります。
現在、この埼玉の家の中には、わたし以外の哺乳類はおりません。ごはんを食べさせている昆虫などもいないことになっています(笑)
昨年の6月25日、満月の夜のこと。
長年相棒だった愛猫シャンクスがこの世を去りました。21歳でした。人間でいえば100歳くらい。長生きしてくれました。
生後2ヶ月くらいの時に我が家に迷い込んできた野良のメス猫で、迷い込んできたときは900グラムたらずの子猫でした。
2度ほど死の淵から生還した生命力の強い猫、そして何か役目のようなものをもった猫だったような気がしています。
あれから1年。本当に本当のひとり暮らしをしています。
ひとりで暮らすこの家は、わたしにとっては仕事場でもあります。
日本語の要約字幕の制作を25年ほど続けています。コツコツとパソコンに向かって文字を打っています。
未亡人歴、27年
わたしの経歴が一般的な女性と違うのは、若くして未亡人になったということでしょう。
夫は胃がんを患い、5年間の闘病生活を経て、38歳の半ばでこの世を去りました。
そのとき、わたしは36歳。息子たちは10歳と8歳の小学生でした。
あれから28年という時が過ぎようとしています。
2人の息子たちは、それぞれ23歳のときに家を離れ、今では2人とも親となり、立派な中年となりました。
長い時間を経たので、夫に関する記憶も、ぼんやりとしたものになっています。
墓参りも時々サボるようになってしまいました。しかし、それでも未亡人として生きてきた根性みたなものが消えたわけではありません。
何か事が起きると、未亡人根性みたいなものが、モクモクと姿を現してきます。
女だけど負けてなるものかという、かなり強気なヤツ(笑)
ひとり暮らし歴、13年
さて、息子たちが家を離れ、ひとり暮らしを始めてから、早いもので14年です。
この14年の間、愛猫シャンクスには大いに助けられました。
「壁を削るな!」とか、日々文句を言いつつも、彼女は本当にいい相棒でした。猫だって家族。
そんなことを、彼女を失ったいま、しみじみと感じています。
そして、まわりを見渡せば、あの人もこの人も、いつの間にか未亡人になっています。
もはや、未亡人だらけです(笑)
そっか。わたしはたまたま一足お先に未亡人になっただけ。
未亡人というコンプレックスに悩まされずにすむようになりました。
実は、未亡人になる可能性は、かなり高いです。
未亡人にならずにすむとしたら、夫より先に逝くことだけ。その確率はなんと二分の一!
ですから、女がひとりで暮らしているということは、珍しいことでもなんでもなく、ごくごく普通の生活スタイルだと確信しました。
そして生活スタイルは、生き方とはなんの関係もありません。
“ひとり暮らし=孤独”
だれが決めたかのか知らないけれど、世間にはこんな図式が流れているようですが、そんなイコールはどこにもないです。
孤独なんて、それは自分の頭が勝手に作り出しているもの。
ひとりで暮らしていても、大事に思う人たちが、この世のどこかにいれば、どこかでつながっているもの。
もちろん、こんなイコールもありません。
“ひとり=不幸”
そもそも人はひとりなのです。
“自分を幸せにできるのは、自分だけ”
ひとりになってから、その思いは強くなるばかりです。
どうすれば自分を幸せな気分にしてあげられるのか、そんなことを探しながらの平凡な毎日を送っています。
“自分を幸せにできる、ちょっとしたコツを見つける”
それが「りっつんブログ」のテーマです。
ブログ歴、5年3ヶ月
59歳の誕生日の前日に「りっつんブログ」は生まれました。
息子から誕生日のプレゼントとして渡されたのは、この2つ。
「りっつんブログ」のWordPress型枠 & デジタルカメラ。
ノリで、その日からブログを書くことになりました。
事情がよく飲みこめないまま、ブログの世界に踏み出して、5年と5ヶ月。
還暦という大イベントを挟んで、1日も欠かさず更新を続けています。それだけが自慢と言えば自慢です。
実は危機的な状況が何度かあったのです。それでもパソコンを抱えて移動しながら、綱渡り的に更新を続けました(笑)
綴った文章の数は2000本を超えました。
目的や目標があったわけでもなく、もちろん稼ごうなんて欲があったわけでもありません。
ただ続けてきただけ。
自分にそんな根気があったことに驚いています。
長いこと、自分は飽きっぽい性格だと思い込んでいました。
わかっているようでわかっていないもの、それは自分。
自分が限界を設けなければ、限界は存在しないのかもしれません。
エッセイ集の出版
ブログを書き始めて3年目になろうとしていた、2019年の暮れのこと。
扶桑社さんから書籍化の提案をいただきました。
2020年の春。
ブログとは少し違うタッチで、日常や経験談などをエッセイとして書き始めました。
そして2020年8月末。
「未亡人26年生が教える心地よい暮らし」が書店に並ぶことになりました。
まさか、自分の書いたものが、本屋さんに並ぶとは!
しかも60歳を過ぎてから。こんなことが起きるなんて。
現在、紙の書籍は売り切れ状態にありますが、Kindle本ならすぐに読んでいただけます。
ブログを続けてきたことで、新しい世界を見ることができました。
これから、さらに続けることで、また新しい世界を見ることができるかもしれません。
“何か続けていくと、違う世界が見える”
“自分の道は自分で耕しながら歩こう”
今後とも、どうぞ、ご贔屓に!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
掲載誌について
以下のムック本・雑誌にも取り上げていただいております。
2020年『素敵なあの人特別編集』宝島社編

2021年『婦人公論 6月22日号」
〜「ひとり老後」を機嫌よく〜

2021年『サンキュ!6月25日号』
〜 特集 老後とお金〜

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