本降りの雨が降る土曜日。
今週は本当に晴れの少ない1週間でした。
こんな日にはパンを焼く
1年365日のうち、何日分くらいの出来事を覚えているでしょうか。
特別なことをした日しか覚えてはいられない。
というか、特別な日も思い出そうとしないと思い出せないレベルです。
たとえば今年の8月1日に何してた?と聞かれても、記憶の底に沈んでしまって、まったく覚えてはいない。
取り調べられたら、お手上げ。「記憶にありません」と答えるしかない。
刑事ドラマのようにスラスラと答えられるわけがない。
だけど、それらの特別な出来事のなかった日々が、今日の自分を作っていることは間違いないのです。
思い出に残ろうが、残るまいが、日常をおろそかにしてはいけないとは思うのだが、緊張感のない日をきちんと過ごすのは、かなり難しい。
それを修行と言わずして、なんと言おう。日常こそが修行!と思うだけは思う。でもねえ~。
雨の音を聞きながら、そんなことを思う土曜日。
何もしたくない日にはパンを焼くことにしています。
パン焼き釜に材料を放り込んでおくと、4時間後にはパンが焼き上がる。これはありがたい。材料を入れるだけ。わたしにとっては米を研ぐより手軽な感覚です。
そして焼き上がるころには、家の中にイーストの香りが漂って、幸せな気分になる。生きている実感みたいなものが呼び覚まされる気がします。
そんな時にたまたま誰がやってきたら、ポンとパンを差し上げることにしています。
「焼きたてだから、食べて!」って。焼きたてパンはかなり喜ばれる(と思ってる)
時々、カタカタ音がするのもいい。何かやってる気になれます(笑)
クモの父さん、消える
今、庭を見たら、ジョロウグモの父さんがいない。
どこに行ってしまったの~(@ ̄□ ̄@;)
でっかい母さんクモだけが雨に打たれて、とどまっている。どっかりと堂々とした態度で。
小さい父さんクモ、昨日はいたのに、今日は消えていた。諸行無常。はかないものです。
きれいさっぱり、姿がなくなっていた父さんクモの居た場所には、黒い団子。あの黒い団子は何なのかしら。排泄物かしら?
昨日の午後、母さんクモと接近していたから、寒いから温め合おうと近づいてるんだと思ってました。
母さんクモに食べられたかもしれない。
ジョロウグモは9月~10月半ばに交接(クモの場合は交尾ではなく交接)して11月に産卵して命を終えるらしい。
オスは身を捧げたんです、きっと。メスは卵を産んで役目を終えるので、その日までもう少し頑張る予定です。
生き物の世界は単純明快。さっぱりしていて、分かりやすくていい。
DNAを次の世代に委ねたら、消える。自分の役目を終えたら、食料となって消える。何の無駄もない。
人間もきっとそんなもんだったろうに、なんだか、めんどくさくなっちゃいました。
生きがいだの、生きる意味だの、ややっこしい。
生きてるだけでいいじゃんって思いながら、何かを探している。
いったい、何を探しているんでしょうか?
ジョロウグモの命は1年。卵の状態で冬を越し、春に子グモとなって旅立つ。
産卵数は多いけれど最終的には1匹のメスから2~3匹しか大人にはなれない。
だからわたしたちが見かけるクモは、運のよかったクモたち。
ジョロウグモのオスは成熟してくると、交接するまでのメスの網に同居。
網はメスが張るものらしい。
そしてメスが捕えた餌を横からつまみ食いをしつつ生きている。ちゃっかりもんです。
期日前投票に行こう
嵐が接近中だそうです。
あしたの衆議院選挙の投票日も雨みたい。
そうだ!期日前投票に行こう。
どうせ同じ雨なら、今日行ってしまおう。あした、ますます天気が悪くなったらイヤだもの。
投票所の小学校まで歩くより、駅前のショッピングセンターの投票所のほうが、帰りに買い物をする楽しみがある。
今回の投票は実に悩ましいです。願いを込めて1票を投じるだけ。
ニュースを見ながら、政治の裏の裏までつい深読みしてしまいます(笑)
わたしの想像が当たっているかどうか、半年~1年後が楽しみです。
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