バレンタインが近づいたので、電車に揺られてデパートまでチョコを買いに行く。

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もうすぐバレンタインです。もちろん買いに行きます。女の子ですもん♪ルンルン。

きっとわたしからのチョコを、待っている方もおられるはず ♪

毎年、必ず行きます。今年はどんなチョコがわたしを待っているのだろう。

 

いざ、行かん

ここはデパートの催事場。甘ったるい香りがプンプン。いや~楽しいですわ。見てるだけで楽しいですわ。ルンルン。匂いだけでコーヒーが飲めそうであります。

全部見てまわる。すみっこまで見て回る。一店舗も見逃すな!

どうやって店の配置を決めてるのか、ちょっと気にはなりますね。出店料金に差があるのかしら。心なしか、奥に行くほどマニアックなチョコだ。フムフム。

なんでこんなに高いの?というチョコもたくさんある。4個で3000円!そこまで味が違うのかなあ。試食もできないのに、賭けに出るには勇気がいる。

リーズナブルでボリュームのあるレオニダスと、缶がかわいいカファレルはお気に入りのメーカーだけど、バレンタインの時にはパス。もうちょっと別の物がいい。

あれれ。ゴディバますます庶民価格になってる。路線をますます変更したのかな。1000円ラインが結構ありましたね。わたしはゴディバはほとんど買わないけど。

人をかき分けつつ、右や左やとのぞきつつ、歩き回る。キョロキョロ。

 

今年の判断基準

つい目が合ってしまった男の子(21歳くらいと見た)が、「いかがですか」本心からと思われる笑顔つきで声をかけてくれた。

そしていろいろ教えてくれた。セゾンドセツコ。メリーチョコの高級版らしい

感じがいい子だ。押し付けるわけでもなく、特別イケメンでもないけれど、大変感じがいい。実にわたし好みの感じの良さ。チョコ本体までおいしそうに見えてくるから不思議だ。

「全部見てからまた来るね」と言い残し、おば(あ)ちゃんは立ち去る。

「あ」が( )になっているのは、その子がわたしをおばあちゃんと見たのか、おばちゃんと見たのか不明だからだ。

真剣なまなざしで、品定めは続く。

つま楊枝に刺した米粒ほどのチョコのかけらを、かわいい女の子(18歳くらいと見た)が差し出してくれた

ほかの店では若い女性には積極的に差し出しているようだが、おば(あ)ちゃんには、なかなか差し出してはくれない。

ブリュセルというベルギーチョコ。聞いたことはない。半生で、なかなかおいしい。

おば(あ)ちゃんのほうが、実はお金持ってると思うよ。ただ騙されないだけ。コスパにうるさいだけ。あのチョコのかけらはうれしかった。

わたしの前に食した4人の客は、ただ食べただけ。無言で立ち去った。

わたしはチョコの味が分かる女( ̄^ ̄)ゞ

「これ、おいしいね」と言ったら、店員さん、本当にうれしそうだった。試食したらコメントの1つくらい残してあげようよ。

よし!お買い上げ。チャリン、チャリン。

そこで思い出した。さっきの男の子。やっぱり行かなくちゃ。約束したもんね。

そしてお買い上げ。チャリン、チャリン。

今年のチョコ選びは、店員さんの対応で決定。

結果、今年は2箱わたしの愛は2段重ね

自分で食べるチョコだろうって?

うふふ。・・・・・・・・・・おほほ。

今年もバレンタインを無事に乗り越えられそうです。(^◇^)

ああ、聞こえてきた。西のほうから・・・ああ・・・。

関西支店長

間違いなく、駄文でポン!

自分が一番わかってるよっ!


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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。