イケメン3兄弟が風呂場の設置。そして『女の絶望』に、うなづく。

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おはようございます。

昨日、浴槽の設置が終わり、工事は今日と明日で終了予定です。昨日が山場だったみたい。

まずは経過のご報告。

 

3兄弟の設置作業

朝の8時ちょっと前。

やってきたのは、若い3人組。

「よろしくお願いします!」

前日の水道屋さんと大工さんより、グッと若い。

それだけで、なんだかテンションが上がる。オイオイ、どういうこったあ(笑)

親方と呼ばれていた方が自己紹介。

「じつは、僕ら兄弟なんです」

30歳、28歳、24歳で、すでにそれぞれが独立して生活しているんですって。実家には妹さんが1人いるとのこと。

それって、わたしが理想としていた兄弟の形だわ!

お兄ちゃんが3人いて、末っ子として生まれたかったのに、わたしはなぜか一番最初に生まれてしまった。せっかちなのかな。ああ、残念。

そんなことで作業が始まりました。

3人が気になってしょうがないお節介婆さん。10時には山盛りのおやつをお出しする。

「ねえねえ、ひと休みしてくださいな」

と、さりげなく、3兄弟に接近する。

兄弟らしく、あうんの呼吸で作業が進んで、昼過ぎには浴槽が運び込まれました。

そして夕方には、こんな姿に!

大工さんにお任せする場所を残して、この日の作業は終了です。

 

べらんめえのエッセイ

今朝は寒い空気のせいで、5時過ぎに目が覚めてしまいました。

温度計を確認したら、5度。

リビングのエアコンのスイッチが入るのは、6時。

リビングがあったまるまで、ストーブをつけて、布団の中で、本を読むことにしました。

先週あたりから読んでいる伊藤比呂美さんのエッセイ。

伊藤さんは1955年生まれ。わたしよりふたつ年上の方です。

結婚、離婚、国際結婚、子連れの渡米などなど、こんなにたくさんの体験の持ち主だとは知りませんでした。

読み途中だったのは『女の絶望』

しかし、この本、クセのある本でした。

なんと、べらんめえ口調で書かれているのです。

読みづらいのと、なんとも違和感があって、つまづいてしまいました。

こりゃ、読み進められないな。

それでも読みたい本が見つからなかったので、読み飛ばしながら、読み進めてみました。

そして気づきました。

この内容は、この文体だから、書けるんだ!

意味なくこんな文体にしているわけではない。

普通に「です、ます」で書かれていたら、どうだろう。まして「である」で書かれていたら、どうだろう。

この内容をここまでサラリとは言えないはず。

そう気づけば、スラスラと読み進められる。

内容は愛だの恋だの不倫だの、そんな人生相談をネタにしたエッセイ。

男女関係免許皆伝と自称されている伊藤しろみ(と、この本の中では言っている)さんの回答は明快です。

べらんめえな言葉の向こう側には、文体とは真逆な、真摯な顔のしろみさんが見えました。

恋愛ものはシリアスに書けば、ロマンスになるけれど、書き方を変えるだけで滑稽な話にさせることができる。

どんなふうに書いても、本質は変わらない。いや、変わらない本質は何か。

そもそも、深刻な顔をしているのは本人たちだけで、ほかから見たらどーってことのない話も多い。

というわけで、いま、頭の中は、べらんめえな言葉が飛び交っていて、整理整頓中。

男は、ま、夫のことですが、いまだに、あたしから見りゃ、ふるいつきたくなるようないい男なんですけども、ええ、他人からみれば、ふるい落としたいようなじいさんとしか見えませんな。

(引用:『女の絶望』より

逆もまた然り。ま、そんなもんですわな(笑)

最近読んだ伊藤比呂美さんの2作。

『ショローの女』は2021年の作品

『たそがれてゆく子さん』は2018年の作品

どちらも面白かったです。


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

  • はじめまして
    ゴウセツと申します

    ブログの勉強をしようと思いりっつんブログ読み始めたのですが
    ブログの雰囲気がすごくしっくりきたので参考にさせてもらおうと思いました

    勉強のためだったのでコメントを残すつもりはなかったのですが
    妻の影響で反田恭平さんが大好きで
    父と2番目の兄と水道設備の仕事をさせていただいていて(ユニットバスの工事の流れ分かります)
    4人兄弟で上が男3人、1番下に妹の兄弟構成で自分は三男で
    息子を二人授かり小学校と保育園に通ってます

    あまりにブログの内容と自分の事がかぶっていて

    この内容でコメント残したら話し作ってるだろうと思われそうだなと感じたのですが

    テンションが上がってコメントさせていただきました

    自分でも何を言っているのか分からないのですがこれからもブログ読ませていただきます。

    • ゴウセツさん

      はじめまして。
      若い方からコメント、とてもうれしいです。

      昨日も水道屋さんにお世話になりました。
      今回も何人もの方にお世話になりました。
      たくさんのプロの手があって、家が作られているということを、
      工事のたびに再認識しています。
      連係しながら、少しずつ出来上がっていく様子を見ていると、
      感動すら覚えます。
      職人さんたちと話をすると、とても面白いです。
      この1週間、楽しかったです。

      反田さん、いいですよね。
      いまも流れています。
      おっ!「英雄」になった(笑)

      ブログ、参考にできるところがあれば、幸いです。

      これからも、どうぞご贔屓にヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。