アッチッチな季節がそこまでやってきました。会う人ごとに「熱くなりましたねえ~」が挨拶です。
埼玉は暑いです。毎年、酷暑でございます。┐(´~`)┌
アッチッチ!この暑さには徐々に体を慣らすしかないですね。
夏の午後といえば、本を片手に体を横たえることしか思いつきません。
日曜日の図書館
歩いて5分の距離に図書館があります。とにかく冊数がほしいときには図書館へ行き、適当に本を借りてきます。恋愛小説やエッセイなんかを借りてくることが多いです。最近は小説を購入することは、あまりありません。
日曜日の図書館は、開館とともににぎわっていました。5冊借りてきました。この市立図書館は貸出冊数には制限がありません。何冊でも貸してくれます。
わたしは借りてきた全部の本を数10ページずつ、平等に目を通します。そして読む順番を決めます。この作業をしないと、目を通していない本が気になって、ダメなんです(笑) その時間が至福のひと時でもあります。
本が積んであると、なぜかちょっと安心するんです。なので、ベッドのそばには10冊くらい、仕事の机の前には3冊くらい、そこいらへんにも何冊か積んであります。
25年前にこの家の購入を決めたポイントの一つは、この図書館でした。夫もわたしも本がないといられない性質で、「図書館のそば」というのは、住宅購入の大きな決め手となりました。
実は・・・夫もわたしも、自分が本を読むのに忙しいものだから、息子らに本の読み聞かせというものをした記憶があまりありません。
父親と母親は、めんどくさい本の読み聞かせ業務を互いに擦り付け合い、しまいには「本は自分で読みましょう」ということにしてしまった。
よって息子たちは物心つく前から、本は自分で読むものだと思っていたようです。なにが功を奏したのかは、よくわかりませんが、現在、息子らは親以上の本好きです。
気温30度。まずはこの本から
「貴様 いつまで女子でいるつもりだ問題」
面白いなあ、このタイトル。こういうタイトル、かなり好きです。
昨日初めてテレビでお見受けしたジェーン・スーさん。ジェーン・スーはペンネームらしく、れっきとした日本人です。今日はこの本から読むことにしました。そして先ほど読み終わりました。
ジェーンさんは1973年生まれということなので、40半ば。わたしよりちょっと若いね(笑) なんというのか、40を超えてくると、わりと感覚が近くなるような気がするのです。
言い方を変えれば、感性は40歳くらいで、ある程度完成してくるのかもしれないと思うのですが。
同類?仲間?
かつてわたしは、あるファンクラブに入っている時に、あそこには箱があると思っていました。
20代、30代、それ以外。
その区別のもとで、いろんな当たり外れがあったと勝手に思っております。世間的にも、そういう見方があるんじゃないかと、勘ぐっております。
40代の時は、50代や60代のお姉さま方と、混ぜこぜにされるのは絶対にイヤだと思っておりましたが、今は、一緒がいい(笑)
話を戻すと、だから、ジェーンさんの話、ところどころ「分かるわ~」と思って読みました。
中でも「パパ、アイラブユー」で語られている、SNSでの嫉妬体験には激しく同意です。
ジェーンさんは、SNSにアップされる友人知人の子供の写真に嫉妬していたとのこと。未婚ゆえのことだと思っていたけど、実は違っていることに気付いたというんですね。
元を探っていくと「父親に愛されている娘」に嫉妬していたことに気付いたというのです。
これ、わたし、わかるんです。こんなこと、わからなくてもいいのに、実によくわかるんです。
わたしには、娘の話をする男友達にイラッとした経験があるのです。娘がいてうらやましいという感情ではなく、自分でも理解できない不思議な感情にとまどいました。
不思議な感情とはいえ、やっぱり嫉妬系の感情なので、あんまり気分のいいものではありませんでした。
そしてある時「自分が父親にそうされたかった」ということに気付いたのです。
わかったとたん、つきものが落ちたように、その不思議な感情からは解放されました。以後、そういう感情に襲われることもありません。
ジェーンさんも同じだったようで、自分の欠損と友人の子供とは何の関係もないと腑に落ちて、心のざわつきがなくなったと書いています。
ジェーンさんの大失恋話も、わからなくてもいいのに、よくわかる話でした(笑)
本の中身は題名ほど過激ではなく、意外と硬い感じです。きっとジェーンさんは真面目な人なんじゃないかな。ジェーンさんの作品、また、読んでみようと思います。
皆さま、急な暑さにはくれぐれもお気をつけて。水分の補給をお忘れなく。
干からびないようにいたしましょう!ヽ(^。^)ノ
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