関東平野のど真ん中、埼玉地方はからっ風が吹いて、寒いです。
こんなに寒いのに、猫のほうのばあちゃんは、外の空気を吸いに行きたいんだって。
「開けて、開けて!」と大騒ぎ。
最近は奇声を発することが増えています。
猫ボケしてるんでしょうか。1人で何か叫んでいます。騒ぐ頻度が増してきました。
わお〜ん、わお〜ん。
メシよこせ〜。まど開けろ〜 。
やかましいったら、ありゃしないo(`ω´ )o
今まで聞いたことのないような声で、遠吠えのように朗々と鳴きます。自分が猫なのか、犬なのか、分からなくなってるのかしら。それともオオカミかなんかと思っているのかも。
窓を開けたら、さっさと出てきました。
「寒さで心臓が止まっても知らないよ」と言っても聞く耳持たず。
ま、実はそんな心配はいらんのです。なぜなら外に出たと言っても、3分ほどで戻ってくるから。
その辺、1周するだけ。ただ外の空気を吸いたいだけ。外を闊歩していた時期が長かったから、そんな頃を懐かしんでいるのかも。
そして帰宅後は湯たんぽの上にて、くつろぐばあさん。毛布の中には湯たんぽが2つ仕込んであります。
毛並みも上々です。
2時を過ぎたころ、花ちゃんがやってきました。
頼んでいた服が出来上がったので、持ってきてくれました。
試着をしてから、2人でお茶しました。
花ちゃん、猫をまじまじと見ながら一言発した。
「この子、本当に20歳?年齢、間違ってない?」
間違いなく、2000年の9月に拾ったのですよ。動物病院で生後2ヶ月くらいと言われたので、年齢を間違ってるってことはない。
間違いなく20歳半。
花ちゃんが作ってくれたウールリネンのコートとワンピース。とってもいい感じです。
チャコール色のワンピースとスカート、そしてベージュ色のコートです。
ダフっとしたデザインで、身体にフィットしないので、楽で楽で仕方ない(笑)
一度こういう服を着ると、もう前には戻れないね。
3枚でなんと、3万5千円!ありがと、花ちゃん。
独り言ブツブツ
テレビのニュースを見ていて、ついつい独り言を言ってることに気づいた、人間のばあちゃんです。
キャスターと会話するごとく、いちいち返している。1人暮らしの特権で、どんなことを言おうとも咎められないので、言いたい放題です。なかなかに辛辣です。そこまで言う?ことも、よくあります(笑)
ここ数日の雪の高速道路上で立ち往生シーン。あれは怖いですね。あの場面だけはゾッとします。
実はわたしは閉じ込められることが、とても怖いのです。閉所恐怖症まではいかないけれど、家にいるときでも、どこか開いてないとダメ。
だらしないように見えるけれど、ちゃんと計算して開けているのです。
実は劇場なども怖かったりします。大きくて重たいドアが閉まるとドキッとします。
ですから座席が選択できるときには、眺めのいいセンターではなくて、眺めがイマイチでも端の席を選ぶことが多いです。映画館もそうです。通路側にいるだけで安心なのです。
すぐに出られないと、不安なのは、過去に何かトラウマがあるのかもしれません。
そんな弱点があるので、出かけるときには、1つでも危ない要素があると、かなり慎重になってしまいます。
猫のように足で歩ける範囲で移動しているのが、一番安心安全。とはいえ、わたしは人間なので、猫よりは遠出したい。
よくよく考えると、電車に乗ったり、車での移動は命がけなんです。
いつでも危険があることを忘れずに。誰かがなんとかしてくれるなんて考えは甘い!と言い聞かせています。自分に。
自分の身は自分で守る。
年をとってくると、迷惑をかける率が上がるので、あらためて肝に命じることにいたします。
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