“1人で作るのはなんだかなあ”だけど、
“2人でなら作ってみようか”という、きょうどう(KD)料理です。
「きょう どう?」っていうくらいの気持ちで作れる、手間のかからないものなら、さらにいい。
助け合って作れば、労力は半分に。頼りない記憶力と注意力は2倍になる。
たぶん、出来上がりは上々なはず?
3本のきりたんぽ
年末にMばあちゃんがスーパーで見かけて、思いつきで買ってきた、たった3本のきりたんぽちゃん。
どうしても本場の味で食べてみたいと言うMばあちゃんの期待に応えるため、材料を集めます。
ネックはセリ。
「せり、せり、せり!」と3回ほど念じてみたら、駅前のスーパーに2束並んでいました。
思わずむんずとつかんだせりは、1束198円。
だけど、どうも、根っこは使えそうにもない。
ま、せりの雰囲気があれば、ぜいたくは言わないことにしよう。
念じるときに、地名を入れればよかったんかな。
「三関とか名取のせり」ってd( ̄  ̄)
きりたんぽ鍋に入れるもの
それでは、本場仕込みのきりたんぽを作ることにいたします( ̄^ ̄)ゞ
記憶の底に仕舞い込んであるレシピを引っ張り出す。
ぐぐいのグイ!
材料はこの7つです。
- 鶏ダシ
- 鶏肉
- しらたき
- ごぼうのささがき
- せり
- ねぎ
- まいたけ
M「白菜は入れないの?」
R「入れません!」
M「豆腐は?」
R「味が想像できません!」
鶏肉は比内地鶏が推奨されているけれど、秋田に住んでいるときにも、そんなブランド鶏で作ったことはなし。呼ばれて食べたこともなし。
比内地鶏は確かに歯応えがあっておいしいけど、そこまでのこだわりはない。
今回は鹿児島産の鶏肉で作るきりたんぽ鍋です。
鶏だしとささがきごぼう
一番の手間は鶏だしとささがきごぼう。
だしは鶏ガラで取りますが、大館の知人は玉ねぎとにんじんをそれぞれ一個ずつ入れて、甘めのダシにしていました。
わたしも見習って、そうしていました。
今回のだしはこれで、解決。
鶏肉を入れて煮立ったところで、スープの素を入れて味をみます。少し醤油を足しました。これでオッケーよ。
続いて、ささがきごぼう。
これがめんどくさくて、きりたんぽから遠ざかっていたと言っても過言ではないほど、ごぼう削りは嫌い。
Mばあちゃんが、せっせと削ってくれました。
さすが、としのこう。うまいもんだわ。わたしもあと8年もしたら、あんなふうに削れるようになる予定。予定は未定だけど。
たった3本のきりたんぽだけど、こんな量のごぼうです。いっぱいのたくさん。
野菜の力に任せる
あとは野菜たちの力に任せよう。
まずはささがきごぼう、しらたき。少し置いてまいたけを入れて、また少し置いてネギとせり。
せりの根っこはカットです。きりたんぽに入れるせりの根っこは白くなくてはなりませんので。
少しずつ味の染み込む速度が違うので、様子を見ながら入れていきます。
最後にきりたんぽを入れて出来上がり。
と、まあ、懐かしい秋田の味が出来上がりました。
あとはきりたんぽが時間とともに形を変えてくるのを楽しむ。これに尽きます。時間とともに、きりたんぽがだしを吸って、崩れていきます。食べるごとに違う食感。
秋田時代は大きな鍋にたくさん作って、みんなでわいわい食べていました。
Mばあちゃんは「これが本場の味なのね」と感動してくれました。
ま、自分で言うのもなんだけど、かなりうまくできたよ。
この冬、もう一度くらいは食べたいね。
そのときには、いぶりがっこを添えよう!
クリームチーズで和えたいぶりがっこも食べたいな。
本気のリンゴ薄焼パイ
さて、先日作ってとってもおいしかったリンゴの薄焼パイですが、いろいろとミスがあったので、もう一度作ってみようということになりました。
砂糖は、パイの上ではなく、パイの下!
あくまでもザラメにこだわる2人組です。
M家のオーブンは小さいので、パイシートを2分割して、2皿焼くことにしました。
2皿に対応するために、パイシートを限界まで伸ばしたのですが、これがよかった!
バイシートを薄くすればするほど、リンゴの存在が際立って、おいしいのです。
バターを乗せて15分焼いて、一度オーブンから出して、グラニュー糖を振ります。シナモンも好きなので、振りました。
焼き上がったら、マーマレードをお湯で伸ばしたものを塗ります。
裏を見たら、こんな感じ。あのカステラと同じだ!
一口大に切って、並べて、それではいただきます。
これ、いくらでも食べられます。素朴な味が本当においしのです。
甘さ加減も調整可能だし、紅玉が手に入りしだい、また作ろうと思います。
それから応用編にも、ぜひチャレンジしてみたい。
ほかの果物とか野菜とか、いくらでも応用できそうです。
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手を抜かない
丁寧に暮らす
を、実践されて、素晴らしいです✨
さっちさん
おはようございます。
手を抜いてばかりですよ(笑)
できるだけ、ダラダラと暮らしたい。
でも、美味しいものもたまには食べたいヾ(@⌒ー⌒@)ノ