ああ、今年も夏が終わる。
さよなら、夏。
そんなことを実感させてくれることが、毎年、わたしの身体には起きます。
目で見えます。
ああ、今年も、来たな!
いつからこの風習が始まったのかは、よく覚えてはいない。
胸部、腹部に、赤い点々が発生するのです。8月の終わりから9月にかけて。
これが、モーレツにかゆい。
今年も、3日ほど前に発生しました。
1週間ほど、このかゆみは続きます。
多い時には10粒ほど。今年は5粒ほど確認されております。特段にムチムチした柔らかい場所に発生します。
そのフォルムは、蚊に刺されたのと、大変近い形です。
しかし、どう考えても、こんなところ、こんなに蚊に刺されるはずもなし。わたしは裸では暮らしておりませんので。
そういえば、今年は、蚊にはあまり刺されなかったです。
夕方になっても、あまり蚊の姿を見かけず。もしかすると、蚊も生きられぬほどの暑さだったのかしら。
8月はほとんど雨も降らなかったし、生息場所はそんなにはなかったのかもしれませんね。
とすると、もしかすると、ダニ?
毎年、夏の終わりに派遣される「さよなら夏の日お知らせダニー」
そうだとすると、間違いなく、新種ですね。
大の病院嫌いのわたしが調べたいと思うほどの、赤点々。いったい、何?正体は何?
それにしても、毎年、律儀に、きっちりとやられます。
お風呂に入って、この赤い点々を見つめながら、
「ああ、今年も夏がいくのね・・・」
って、まったく美しくない図ですわ。
海を見下ろしながら、風にでも吹かれながら、終わった恋を噛み砕く。
「ああ、今年も夏がいくのね。そしてあの人も・・・」
これなら、なんぼか美しいかしら。
えっ?だめ?
どうすれば、美しい夏の終わりを描けるのかしら。
今年は例年にも増して、閉じこもりの日々。半径2キロ圏内での暮らし。でも、何も困らなかったし、それほどのストレスもない。
よって、今年は(も)砂浜などを見ることもなく、過ぎていくわたしの夏。
そんなことを哀れに思った何者かが、けさ方、たいそう美しい夢をプレゼントしてくれました。
実際に足を運ばなくても、十分に楽しませていただきました。本当にきれいな海でした。足に砂がつくこともなく、日に焼けることを気にすることもなく、海を楽しみました。満足です。
少し坂を登っていくと、視界が拓けて、ものすごく美しい港に出ました。見たことのないきれいな場所でした。日本のようでもあり、どこか外国のようでもあり。
見下ろすと、右が浜。左は港。海は凪いでキラキラ光っていました。
そして、なぜかそばには五木ひろしさんではなく、五木ひろゆきさん似の人がいて(笑)
実は夫の名前はひろゆき。本人出演は照れるので、五木さんに出演依頼をしたのかも。わたしと夫が共通認識しているひろゆきは、五木さんくらいしか思いつかなかったみたい。
えっ。ひろゆきが夢の演出したの?
君は、ついに神の領域に達したのか!?
どんどん話が歪んでいく(笑)
とにかく、今年の夏は終わり!
最後に海を味わって、終わりましたよ。
わたしの身体には、しっかりその印が刻まれました。
それにしても・・・
かゆい💦
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