引っ越し予定の息子たち。長男、次男、ほぼ時を同じくしての引っ越しです。
時期も同じなら、台所の仕様がガスからIHクッキングヒーターに変わるというのも同じ。
なんだか、いろいろと奇遇だねえ。
そんなものですから、嫁たちとは、どんな鍋にすればいいのかしらと、そんな話をしております。
結婚して家族が4人になった暮らしを、12年間。
夫が消えて3人家族になっての暮らしを、12年間。
そして、ひとりの暮らしを期に、IHクッキングヒーターに変えて10年。
鍋については、それなりのこだわりがあります。
IHに対応する鍋
2011年に、台所を一部リフォームしたその際にガスのコンロからIHクッキングヒーターに変えました。
IHクッキングヒーターに変えたことで、それまで使っていたほとんどの鍋が使えなくなり、新しい鍋を購入せざるを得ませんでした。
以来、日常的に使っている鍋は5つです。
【材質】鉄・ホーロー・ステンレス
【底の形】平らで、トップブレートに密着するもの
【大きさ】12〜26センチ
詳しくはこちらのサイトなどでご確認ください。
※IHに対応する鍋は、ガス調理器具では問題なく使えます。
新潟燕三条の “十得鍋”
いろいろと調べて、最初に購入したのは、この鍋セットです。
新潟の燕三条の、
宮崎製作所の十得鍋というシリーズです。
大・中・小のセットです。
中鍋に乗せて使う蒸し器もあります。
蒸し器も含めて、重ねて収納することができます。
わたしはほとんど使いませんが、取手もついていて、はめると片手鍋になります。
大・中。小どの鍋にも使える仕組みですが、大きな鍋を片手鍋にするのは、ちょっと無理があるかな。
- 軽い!
- 丈夫!
- 手入れが楽チン!
- 重ねて収納可能!
- 全部で2万円弱と手頃な値段!
この大中小の3つの鍋と蒸し鍋があれば、和洋中、10人分程度の料理は作ることが可能です。
なんの不満もありません。
しかし、ただひとつだけ、わたしにとっての欠点があります。
それは色気がないということです。
“ル・クルーゼ”の鍋
色気を求めて購入したのが、赤いル・クルーゼ
十得鍋のセットよりも高価で、25000円ほど。
清水の舞台から飛び降りるつもりで購入です。思い切らないと買える鍋ではありません。
しかし、値段なりのことはあります!
こちらも10年近く使っていますが、劣化は目立ちません。とにかく丈夫というか、頑丈です。
何よりこの赤い色が好き。台所を明るくしてくれます。やる気になる鍋です。
この鍋では、ご飯を炊いたり、煮物を作ったり。ジャムやあんこを煮たりしています。
上の黒いつまみを外して、パン種を入れてオーブンに放り込めば、柔らかいパンが焼けます。
パンケーキを焼いてみたこともあります。これは、フライパンとして機能するかどうかの実験でした。
熱の伝わりがいいので、おいしくできます。
わが家には電気釜はありません。ひとり暮らしになって、すぐに断捨離してしまいました。
ご飯はこの赤いル・クルーゼで炊いて、小分けにして冷凍保存しています。おいしく炊けています。
もう1つの利点として、ル・クルーゼは一度温まると弱火でOKということ。若干ですが、燃料費が節約できています。
焦がしても、生き返ります。
ただ一つの欠点は、重さ!
鉄製なので3キロ以上あります。片手で持つのはちょっとしんどい。なのでわたしには1つあれば十分。
“野田琺瑯”の小さな鍋
さて、ほぼ毎日、ヒーターにあぶられているのは、ホーローの直径15センチの白い小鍋。
- 白くてかわいいくて、
- とっても軽くて、
- 値段も手頃な3300円。
ひとり暮らしの味噌汁は、ほぼこの鍋で作られています。
この鍋の欠点は、劣化が目立つこと。
使い方にもよるのでしょうが、3年ほどで買い替えています。
“野田琺瑯のボール”も鍋として
こちらは野田琺瑯のボールのセット。
実はIHクッキングヒーターでは、鍋代わりにもなるのです。
ホーローはにおい移りがしないし、清潔感があって、使い勝手がとてもいいです。
(黒い点は傷です。金物でつい、やっちゃいました。気をつけよう!)
底が大きくないとダメなので、一番小さなサイズではできませんが、火にかけることができます。
ほうれん草などは、このボールで茹でていますが、とても便利です。
おまけの宝物のザル
ついでにお見せするのは、またたびのざるです。これは火にかけることはできません。
ただ。宝物ってだけです。見せびらかしたいだけ(笑)
台所用具は妥協せずに、本当に気に入ったものを選んでいます。
記事を書きながら、誰かと一緒にご飯を食べたくなりました。
ご飯を振舞われることも、振る舞うことも大好きです。
「おいしいね〜!」
これ、しあわせを呼ぶ言葉ですヾ(@⌒ー⌒@)ノ
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10年ほど前に、友人達の間でル・クルーゼのお鍋が「流行」したことがありました。お値段がなかなかなので、配偶者に購入を認めてもらうのに「みーんな持ってるのよ。山田さんもヤマダさんもやまださんも持ってる」と説得した人がいて、私達の間では「ヤマダナベ」と呼ばれていました(^^)
シーラカンスさん
おはようございます。
「ヤマダナベ」、笑いました。
わたしも10年くらい前に、無性に欲しかったので、
何かそういう風潮だったんですかねえ。
わたしもこれからヤマダナベと呼ぼうっと(笑)
おはようございます りっつんさん!
またたびのざる、たんまり見せびらかせていただきました〜╰(*´︶`*)╯
3つもあってまだ買い付けに行きたいとは‼︎
秋田の角館の樺細工の茶筒を友達から頂いて魅了されてから秋田に行って思う存分見てみたいという気持ちが妄想に膨らんだと思われます。
奥会津経由秋田行きに変更しきっと行って来ます。
その後、福井の越前漆器も手に取ってみたいです!
コロボックルさん
おはようございます。
実は秋田の角館の樺細工の茶筒、
私たちの結婚式の引き出物だったのですよ。
秋田に住むことになるとは思いもせず、選んだのですが、
茶筒に連れられるように半年後に秋田に。
もちろんいまでも使っています。
朱色に塗られた曲げわっぱもいいですよ。
JRが発行する「大人の休日倶楽部パス」なら、
15270円で管内4日間乗り放題ですから、安く回れますね!
福井の越前漆器も興味あります。
りっつんさん!こんにちは。りっつんさんのおすすめシリーズが好きです。
同じものを持っていたり好きだったりすると、すごく嬉しいですし
知らないものは使ってみたり、食べてみたり
本などは読んでみたりとハズレはありません!またたびのざる、良いですね~
義母が生きていた頃は食パンを焼いたら、似たようなざるにのせて出してくれたことを思い出しました。
しおさん
こんにちは。
おすすめシリーズへのうれしい反応、ありがとうございます。
義母さんの食パン。
ざるの上に乗ったパン。
目に浮かんできて、食べたくなりました。
本は本当に独断と偏見でのご紹介です。
これからもぜひ参考になさってくださいませ(@⌒ー⌒@)ノ