片付けに精を出す。でも、やっぱり捨てられないものもある。

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突然に、片づけスイッチがオンになりました。

これ、突然にやってきます。

 

ミステリーゾーン

我が家の2階に存在する「とりあえず放り込んでおけよ部屋」

いらないと判断した物でも、すぐに捨てられるものもありますが、ちょっと躊躇する時もあります。

どうしようかなと思ったときには、深く悩まず、すぐには捨てずに、ワンクッションおきます。

どうしようかと悩む時間がもったいないので、悩まないで、ひとまず保管。

いらないと思ったら、あの部屋に入れとけばいい。だから、この部屋には、食器から服から雑貨まで、なんでも揃ってます(笑)

そのおかげで、生活空間には使わないものは、ほぼない状態です。

今までの経験から、この部屋から現場復帰したものはほとんどなしです。

誰かの手に渡ったものもいくつかあるけれど、あとは時間を置いたのち、処分。

一度でも暮らしの中で不要と判断したものは、やっぱり不要なんです。

だけど、昭和世代らしく、何となくすぐには捨てられないから、潔く処分できるようになるまで、時間を稼いでいるってわけです。

そのときは、必ずやってきます。

ということで、久しぶりに部屋を覗いてみると、なんだかんだと、たまってる。

ダンボールなども、”バーバーニモツ”に使えそうだと放り込んでいるうちに、増えていました。こんなに送らないってば(笑)

 

不要品の山

まずは、気になったものを、部屋の真ん中に出す。

これをわが町のゴミ処分のルールに基づいて分別するというのが、作業内容。

ほとんどいらないものなわけだから。

それにしても、ダンボール、さっさと捨てればいいのに。

って、だいぶ捨ててるんですよ。でも、ちょっと絵が入っていたり、丈夫そうだと、ついつい何かに使えるかもって、ついつい。

箱を1つの部屋にして、リカちゃんで遊んでいたから、簡単には捨てられないのかもしれません。インテリアの基礎はリカちゃんハウスで学びました(笑)

 

年に一度の行事

年に一度くらいは、こんなことをやっていて、処分を繰り返しているけれど、それでも出てくるのです。

それくらい、片付けというものは、長く時間がかかるということでもあります。

いつかやろうなんて思っていたら、あっという間に時間切れになりそう。一度にやるには体力気力が足りない。

なんてったって、何10年もかけてためたものなのだから。

早くから片付けを進めて、本当によかった。体力のあるうちでないと、やる気にはなれなかったかも。今後も続く片づけの道です。

どこに隠れてたのというくらいの量に驚きます。これが一戸建てのマジック。

収納スペースがたくさんある怖さ。

袋に分別しながら、時間を経たおかげで、やっと処分できる気分になったんだなあと、ちょっとした感動があります。

1時間ほどあれば、ここまでできます。

本当に必要なものなんて、そんなにないのは、よくわかってるんです。これがわたしの現世への執着の量。これで、また減りましたね。

 

捨てられないもの

今回も捨てられなかったもの。

それは、この使い終わったノートたち。

5年間に書いたブログのネタ帳。

開けてみると、思考の道筋が書いてあったり、思いつきの単語が書いてあったり。吐き出した文字の中に、何かを探している自分が見えます。

これも、もう捨ててもいいのだけろうけれど、どうにも捨てられません。

これが過去の自分らしいけれど、いまはそう考えていないということも、ある。

読み返す予定もないのだけど。

たまたまここに来たから、読んでみただけで、いま、ここにいるわたしは、このノートを書いていた時とは明らかに違う人。

人は変化し続けているということを、自分の書いたものを見ていると実感できます。

自分だけは変わらないなんてことはなくて、自分こそが、日々変化していているのです。周りが変化しているのではないのです。

自分をどう変化させていくのか、その梶を握っているのは自分だという実感を持っている人。

そういう人こそが、ある意味で本当に生きている人なのかもしれない。そう思う。

動物は「生きているから生きている」のだけど、言葉を持ってしまった人間はそれだけではないはず。

「生きているから生きている」だけでなく、そこから何かを感じることができるはずなのです。

このノートを捨てててもいいやと思える日は、どんな日なのか。

それがちょっと楽しみだなあと思いながら、「とりあえずダンボールの中にいてね」と箱を閉めて、この日の作業は終了です。

片付けながら、物がなくなってきたこの部屋、納戸にしないで、活用する方法を考えつきました。

リフォームするぞ!

部屋がすっきりすると、頭も心もすっきりします。

新しいアイデア、降ってきますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

  • はじめまして、コイコイと申します。
    最近ブログを始めた素人でございます。
    りっつんさんのブログを勝手にお手本とさせて頂いています。感謝申し上げます。
    勉強のつもりで読んでいるんですが、読んでいるうちに情景が浮かび、いつの間にか引き込まれている感じです。さすがですね。
    りっつんさんがノートを捨てられる日、他人事とは思えないくらい興味があります。
    いったいどのような光景なのか楽しみですね。
    りっつんさんは今でも十分凄いお方なので、きっとものすごい事になっているんでしょうね。
    その日が来たら記事書いてくださいね。(特集扱いで)
    いつもありがとうございます。

    • コイコイさん

      はじめまして。
      お手本にしていただいてるなんて、光栄です( ̄^ ̄)ゞ
      ありがとうございます。

      ノートには、何かが宿っているんですよね。
      捨てられる日がくるんでしょうかねえ。

      ブログはとにかく続けることです。
      続けることで見えてくる景色があります。
      それは、ほかの方法では見えない景色ですよ。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。