ここんとこ、ずっと気にかけていた親子がいました。
雨が降り続き、寒さがやってきて、本当に気になっていました。
ご注意。本日の記事には蜘蛛の写真が出てきます。昆虫など苦手な方、お気をつけください。
大きな蜘蛛の巣
わたしが仕事にかまけて、庭に出ないのをいいことに、庭はジャングル化しております。
一度庭に出てしまうと、仕事を放り出してしまう可能性が大きいので、出ないようにしていました。
来週には出られる予定です。
そうこうしていたら、気が付くと、高い場所に大きな蜘蛛の巣が。
低い場所には小さな蜘蛛の巣が。
まるでホーンテッドマンションだよ┐(´~`)┌
だけど、毎日見ていると、けっこう面白い。
大きなトンボがかかっていたこともあった。翌日には影も形もなくなっていた。
あの大きな蜘蛛の腹の中に納まったことは疑いようもない。
昨日は雨の中、じっと蜘蛛の糸に張り付いている蜘蛛たちを、温かい部屋から観察して、大丈夫かなあって思ってました。
雨粒がしたたっている。
きっと寒いよね。蜘蛛はずっとあそこにいて、つらくないのかしら。
雨をよけるとか、寒さを避けるとか、そういう昆虫もいるはずなのにね。
おおっ。ジャングル庭だ。今年は夏の花を一切植えなかったので、案外見苦しくはないです。
花は盛りを過ぎると、だらしなくなってしまい、見苦しくなりがちです。
シマトネリコもだいぶ大きくなってきました。春に植え変えた時には元気がなかったけど、土になじんで大きくなりました。
鳥が運んできた種から芽を出した苗をここまで育てたんですよ。
緑だけで、意外といい感じって気もしてきますねえ。
いや、ダメだ!来週にはちゃんときれいにしよう。
晴れたら動いたジョロウグモ
さて、温かい今日は、蜘蛛の母さんも動き出しました。
調べてわかりました。この蜘蛛たち、名はジョロウグモ。
母さんと下の娘。親子だとばっかり思ってました。しかし調べて分かりました。
これはどうも夫婦らしい。
ジョロウグモの大きさは
メスが17mm~30mm
オスが6mm~13mm
メスのほうが倍以上に大きい。
どこでどう知り合うのは分からないけど、カップルになっていた。
確かに、昆虫が親子で暮らすというのは、あり得ないよね。生き物としてのメリットがないものね。
そしてオスが生殖行動に及ぶ時には、メスが何かを食べている時に行動するらしい。そうしないと食べられてしまうんだとか。
恐ろしいや、恐ろしや。
確かカマキリの世界もそうだった 。オスの生存理由は、それだけ。・・・って、メスだってそれだけだけどね。種の保存。
なんだか、せっせと生きてる姿は美しい。
きっと何も考えずに、一生懸命生きてるんだと思う。
もう一匹の娘さん。こちらは単独なので、独身か? 血縁関係にはないのかなあ。
蜘蛛が特別に好きというわけじゃないです。
でも、見てると、面白いなあって思うんです。
糸の張り方も芸術的だし、蜘蛛は頭がいいなあと思います。
これから、この夫婦はどうなるのでしょうか。
手の届かない高い場所の巣なので、しばらくは観察を続けようと思っております。
ポトッと落ちるのかしら。
キャッチ画像は、晴れたのでパトロールに行こうかどうしようか迷っているばあさん。
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