※2023年5月5日 更新
JR東日本の「大人の休日倶楽部」のジパング会員になって、まもなく5年になります。
去年まで関西に住んでいた息子たちに会いに行くのに、ジパング会員のメリットを利用して、3割引で東海道新幹線に何度も乗りました。
JR東日本の管轄以外で利用できること、案外、知られてないんじゃないかなあ。
利用に関して、いくつかの注意点がありますが、うまく使えばとってもお得であることは間違いなし!
Contents
大人の休日倶楽部とは
JR東日本が企画運営している『大人の休日倶楽部』には、2つのコースがあります。
- ミドル
- ジパング
年齢によって、入会できるコースが違います。
3つの入会条件
まずミドル・ジパング、どちらの会員にも必要な条件は3つです。
- 日本に在住していること
- 申し込み条件年齢に達していること
- 電話連絡が取れること
ですから、JR東日本の管轄外に住んでいる人にも会員になることができるのです。
3つの申し込み方法
申し込み方法には3つの方法があります。
- インターネット
- 郵送
- 駅たびコンシェルジュ
会員資格と会費
ミドル会員の資格と会費
ミドル会員の入会可能年齢は、
- 男性 満50歳~64歳まで
- 女性 満50歳から59歳まで
会費は、
- 2,624円(年会費2,100円+カード年会費)
「大人の休日倶楽部」への入会申込みには、「大人の休日倶楽部ミドルカード」への加入が必須条件になっていますので、カードの年会費がプラスされています。
ジパング会員の資格と会費
次にジパング会員の入会可能年齢ですが、
- 男性 満65歳以上
- 女性 満60歳以上
会費は、
- 4,364円(年会費3,840円+カード年会費)
- 7,458円(夫婦年会費6,410円+カード年会費)
こちらも「大人の休日倶楽部ミドルカード」への入会申込みが必須条件になっていますので、カード年会費が必要になります。
ミドル会員のメリット
ミドル会員のメリットは、大きく2つ、あります。
- JR東日本線・JR北海道線のきっぷが5%割引き
- 会員限定切符の購入
会員限定切符の発売は年に3回
この切符を持っていれば、
- 15270円でR東日本管内の列車に4日感乗り放題
- 新幹線6回まで、座席指定可
知り合いには、4日間、関東と東北を日帰りで行き来した強者もいます。
一度の往復でもお得なのですから、体力さえあれば楽しみ方はいろいろありそうです。
4日間限定の定期券といったところでしょうか。
ただし、駅ごとに発売枚数が決まっていて、売り切れることもあるそうですので、注意が必要です。
大人の休日倶楽部パスの難点は、その期間が梅雨時だったり、真冬だったりすること。
つまり比較的暇な時期なので、時間に余裕のあるシニアの皆さん、たくさん乗ってくださいということなのでしょうか。
その他のミドル会員のメリットは、
- 国内旅行商品が5%割引
- 趣味の講座
などがあります。
毎月送られてくる会報誌はレベルが高く、掲載写真がきれいなので、旅をしてみたい思いに駆られます。
ジパング会員のメリット
ジパング会員には大きなメリットが3つ、あります。
🌟メリット1
- JR東日本線・JR北海道線のきっぷは何回でも3割引き
片道・往復・連続で201キロ以上の場合に適用されます。
🌟メリット2
- 全国のJR線のきっぷが2~3割引き
※片道・往復・連続で201キロ以上の場合に適用。初年度1~3回までは2割引き、更新会員(翌年度)は初回から3割引き。
JR東日本の管轄外の電車を利用する場合には、会員手帳に記入して、窓口で切符を購入します。
会員手帳には、25回分の用紙が用意されています。
🌟メリット3
- 会員限定の割引きっぷ
ミドル会員と同じように、ジパング会員も限定の割引きっぷを購入できます。
割引きを使うコツ
さて、全国のJR線の割引き切符を購入する場合、いくつかの条件があるので、押さえておきましょう。
割引きの条件
片道・往復・連続使用で、201キロ以上使用する場合にのみ適用されます。
※例えば、東京から熱海まで、片道では適用外です。
割引きが使える新幹線、使えない新幹線
東海道新幹線「のぞみ」「みずほ」の特急券は割引きになりません。
- 「のぞみ」「みずほ」を利用する場合には、乗車券のみが割引き対象
- 東海道新幹線「ひかり」と「こだま」は乗車券と特急券ともに割引き対象
繁忙期間には割引きなし
割引きのない期間があります。その期間は以下のとおりです。
- 4月27日~5月6日
- 8月11日~8月20日
- 12月28日~1月6日
ゴールデンウィーク・お盆・年末年始の繁忙期間はどの路線でも割引特典はありません。
販売窓口は全国のJR窓口
全国のJR線の窓口で購入します。
自動発券機などでは買うことができません。
写真が添付してある会員手帳を提示し、本人であることを確認してもらってからの購入です。
東海道新幹線「ひかり」に乗って
では、実際の利用をいくつかのパターンでシュミレーションしてみましょう。
【東京⇔新大阪を指定席利用】
料金は2022年11月現在です。
〜割引きなしの場合〜
14,720円 (乗車券8910円。特急券5610円)
〜2割引きの場合〜
- 「のぞみ」利用(乗車券のみ割引き)
12,700円(−1780円)
- 「ひかり」利用(乗車券・特急券ともに割引き)
11,560円(−2310円)
〜3割引きの場合〜
- 「のぞみ」利用の場合(乗車券のみ割引き)
12,040円(−2670円割引き)
- 「ひかり」利用の場合「乗車券・特急券割引)
10,300円(−4410円割引き)
東海道新幹線で新大阪まで行く場合、ジパング会員が「ひかり」に乗れば、
最大で片道4,420円のお得!
つまり、東京⇔新大阪の片道利用するだけで、ほぼ年会費の元が取れる計算。
東京、新大阪間では「ひかり」は「のぞみ」よりも30分ほど多く時間がかかりますが、それは停車駅が多いからです。
『大人の休日倶楽部』には、資格年齢の誕生日を過ぎたら、申し込みが可能です。
ちなみにジパング夫婦会員の場合は、どらかが資格年齢に達していれば、会員になることができます。
現在、入会キャンペーン実施中とのこと。
詳しくはJR東日本大人の休日倶楽部でご確認ください。
それでは、よい旅を!(^_^)/
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