Kindleの整理。最近の好みは森博嗣さんのエッセイ。

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Kindleを使うようになって、2年弱。大変便利に使っています。

 

実感がない

紙の本では、積み上げておくので、これだけ読んだという実感があります。

しかし電子書籍では、まったく実感がありません。

今月は何冊読んだのかしら。

Amazonのマイページからコンテンツと端末の管理を確認。

5月は12冊でした。

で、よくよく見ると、森博嗣さんの本が多い。

  • 『つぶやきのクリーム』
  • 『つぼねのカトリーヌ』
  • 『つぶさにミルフィーム』
  • 『つんつんブラザーズ』
  • 『お金の減らし方』

なんかよくわからないタイトルが並んでいます。タイトルに特別な意味はないらしいです。思いつきのネーミング。

中身はエッセイで、人気推理作家森さんが日常で思うことが綴られています。なかなか辛口です。

実は森さんの小説は1冊も読んだことがありません。読みたいと思ったこともありません。守備範囲外です。

最近、この不思議なタイトルの本が、何かの拍子に目にとまりました。調べてみたらわたしと同じ年齢の方が書いたエッセイだと知り、どんなこと、考えてるのかしらと、興味が湧いたというわけ。

そして、ハマってしまったというわけ。

どこかの山(?)にこっそり住んで、敷地の中に庭園鉄道を作って暮らしている森さん。仙人のような、不思議な人です。

森さんの本によると「小説の読者とエッセイの読者は違う」ということ。小説の読者は若い男性が多いらしいのですが、エッセイの読者は若干年齢高めの女性もいるとのことでした。

 

「お金の減らし方」

森さんのたくさんのエッセイの中で、1つのテーマで書かれていたのが『お金の減らし方』という本。

こんなタイトルの本には、お目にかかったことがありません。

ほとんどの本は「お金の増やし方」です。

減らす、つまり、使うということ。

お金とは何か。お金をどう使えばいいのか。そんな内容です。

「お金というものは持てば持つほど、減るのが怖くなるものだ」と、お金持ち(と想像される)知人が言ってました。

200万円には200万円が減る怖さ。

2億円には2億円が減る怖さ。

減る怖さの量は金額が増えるに連れて増えるってわけ:(;゙゚’ω゚’):

わたしも最近、思い当たることがありました。

ここ最近、自粛のおかげなのか、お金が少し貯まりました。何か買おう!と思ったところ・・・なんだか使うのがおしいのです。

通帳残高、減らしたくない欲がフツフツと。

この調子だと、50万になり、500万になり、5000万になっても、あんがい使えないものなのかもと、ふと持ったのです。

たくさんのお金を持つには、腕力がいる!

たくさんのお金を使うには、勇気がいる!

例えばいま1億円が降ってきたとして、使いきれるかしら。

そう思ったら、1億円が降ってきても、それほど嬉しいわけでもないかも、なんてね。

お金は貯めるのも難しいかもしれないけれど、使うのも難しい。わたしにはたくさんのお金を使いきれる才能はないだろうなあ。

おっとっと。そんな、いらぬ心配をしてないで、洗濯ものを干さなくちゃ(笑)


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

  • はじめまして。50代、未亡人6年生です。両学長のところでりっつんさんを知り、本も購入し読ませていただきました。ブログも、過去記事から少しづつ読ませていただいています。お義母様との関係性はあるあるで、私だけじゃなかったんだと元気をもらいました。(私は、健在の義母にこちらから連絡する事は、今はありません。以前は彼女と話すだけで胃がキリキリしましたが、随分楽になりました。)

    今回の記事の森博嗣さんの本を、丁度今私はkoboで読んでいます。「喜嶋先生の静かな世界」という小説で、研究者の話です。関西支店長さんも、こんな感じの方かなーなんて勝手に想像して読んでいます。

    • かめさん

      はじめまして!

      本を読んでくださって、ありがとうございます。
      ここ数日、森さんの本を読んでいました。
      わたしは森さんのエッセイのファンです。

      実の母親、義母、今はほとんど付き合っていません。
      もう、振り回されたくないのです。
      程よい距離で、いたいと思っています。
      大切な縁は自分で決める。
      そんな年齢に達しているつもりです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。