内向型人間ってどんな人?本を開いたら20の質問があったので、やってみた。

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関西支店長が最近、とても不思議がっていることがある。

それは2人の娘が、毎日ルンルンしながら学校や幼稚園に行くことだ。

普通の家なら「当たり前ですねえ」ということが、我が家にとっては不思議な現象となってしまう。

なぜなら、わたしにあてがわれた2人の息子たちは、幼稚園や小学校があまり好きではなかったからです。わたし自身も好きなほうだとは言い難く、好きではないことが当たり前かと・・・。

支店長は娘たちが意気揚々と出かけていく姿に、首をかしげている。そして「大丈夫かなあ~」なんていらぬ心配までしている。

大丈夫に決まってる!なぜならあの子たちは、自分からそうしているのだから。たぶん人の中にいても苦ではない性質なのだよ。

わたしは自分には協調性がないとはっきり自覚しています。多人数の人たちと同一行動をとろうとすると、相当なストレスがかかります。やむを得ない時には対応しますが、自分からはそういう場には出ていきません。

だから息子たちに対して「みんなに合わせよ!」と叱咤激励したことは、ただの一度もないと思います。

暴露すると、どうしても学校に行きたくなければ、行かなくてもいいという、ゆる~いスタンスで接していました。息子たちは、たぶん行きたくないという理由で欠席したことが、けっこうあると思います。息子らは一応「熱っぽい」とか理由を付けていましたが(笑)

思い起こせば、わたしは子どもの頃は、1人で空想にふけったりするのが好きなタイプでした。しかし現在、外からの評価はかなり違うと思います。たぶんかなり社交的で積極的な人という印象だと思います。

わたしは中学から、女子だけの学校に通っていました。女子校というのは、おしとやかな女らしい人を育てる所ではなく、女子のリーダーを育てる所。何だって、女子だけでやるしかないですからね。

生徒会だの、クラス委員だの、サークルの長だの、なんでもかんでもやった経験があります。

それなりの力はなくはないと思いますが、男子と一緒だったら、絶対にやってなかったと思います。心の底からお任せしたいタイプです。

思えば調子には乗りやすいので、担ぎ上げられてやっているうちに、そんなキャラになってしまったということでしょうか。みんなの期待に合わせて、そこそこ無理をしていたのかもしれません。

さて、こんな話をしているのは、こんな本を見つけたからです。

本のデータ

『内向型人間のすごい力』スーザン・ケイン  吉草秀子訳

講談社文庫 2015年12月17日発行

 

どんな人が内向型なのか

 

  1. グループよりも一対一の会話を好む。
  2. 文章の方が自分を表現しやすいことが多い。
  3. ひとりでいる時間を楽しめる。
  4. 周りの人にくらべて、他人の財産や名声や地位にそれほど興味がないようだ 。
  5. 内容の無い世間話は好きではないが、関心のある話題について深く話し合うのは好きだ。
  6. 聞き上手だと言われる。
  7. 大きなリスクは冒さない。
  8. 邪魔されずに「没頭できる」仕事が好きだ。
  9. 誕生日はごく親しい友人ひとりか二人で、あるいは家族だけで祝いたい。
  10. 「物静かだ」「落ち着いている」と言われる。
  11. 仕事や作品が完成するまで、他人に見せたり意見を求めたりしない。
  12. 他人と衝突するのは嫌いだ。
  13. 独力での作業で最大限に実力を発揮する。
  14. 考えてから話す傾向がある。
  15. 外出して活動したあとは、たとえそれが楽しい体験であっても、消耗したと感じる。
  16. かかってきた電話をボイスメールに回すことがある。
  17. もしどちらか選べというなら、忙しすぎる週末よりなにもすることがない週末を選ぶ。
  18. 一度に複数のことをするのは楽しめない。
  19. 集中するのは簡単だ。
  20. 授業を受けるとき、セミナーよりも講義形式が好きだ。

★これは科学的に立証された性格テストではありません。質問はすべて、現代の研究者が内向型の特性と認めた要素をもとにつくられています。

 

この中に当てはまる要素が多いほど、内向型である確率は高いということです。あくまで確率です。もちろん、いろんな要素が組み合わされて性格は形成されているので、100%当てはまるはずはないでしょうけれど。

 

わたしは、かなりの数が当てはまります<(`^´)>

 

どこからともなく、「え~うそだ~!」という声が聞こえてきそうですね。確かに、物静かな人ではないわ。どんなにズーズーしくても、そこは×ですね。今のところは。

しかし、わたしはやっぱり内向型の人間なんだなあと、しみじみと思いました。改めて自覚しました。

要するに、この社会にはいろんなタイプの人間が存在するということです。どんな人も、自分らしく、個性を尊重しつつ、されつつ生きられたら、ラクなんだろうと思います。

思えば、今は楽になったなあ~。もうあんまり無理しなくてもいいもんねえ。

 

静かで落ち着いた人。

 

これがわたしの本来の姿なのかもしれない。

 

 

ああ、なんか聞こえてきたよ。

家主猫

駄本でポン!にゃ、にゃん。

違う!本の駄感想でポンだよ。


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経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

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4 件のコメント

  • こんにちわ。私17個当てはまりました。確かに高齢の両親から生まれた一人っ子ですので
    「私たちが死んだあとはあなた一人で生きていくのだから、誰にも頼らず生きていく人生」の選択を両親から与えてもらった気がします。小・中・高・大学とすべて共学でしたが、今思えば
    「トイレもごはんもいつも一緒」な群れは苦手でした。
    子供を持って「ママ友」の群れはもってのほか。いつも「さらり」とその群れを交わしてきたような気がします。そうだ「内向的は人間だったな私」と再認識しました。
    そしてまだ落ち込みが底を打たずにスランプ真っ只中!!高速エレベーターで地下数百メートル
    まで降りて「コツン!!」と音がする日が早く来てほしいです。

    • たか20さん。こんにちは。
      わたしは絶対に群れられず・・・同年代のママ友は無理でした。
      でも年齢が上の人たちとはなぜか気が合って、よくしてもらいました。
      スランプ真っ只中とのこと。でも必ず「コツン」が来ますから!
      お待ちください。m(_ _)m 「コツン」「コツン」

  • 私も18個当てはまりました。
    内向型=根暗とか恥ずかしがり屋かと思ってましたが違うのですね。
    私はアスペルガーなのですがこれアスペの人に多くいるような。

    • チェルさん。たくさんのコメント、ありがとうございます。
      前の記事も読んでくださってようで、うれしいです。
      「読み書きそろばん」懐かしいことばですね。
      確かに今はスマホさえあれば生きていけるようです。
      わたしは、スマホはないけれど、ipadさえあれば大丈夫です!ヽ(^。^)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。