本好きだけど、小説はそれほど読まないんだよね。

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地元のリフォーム会社で働く、わたしと同じ歳のAさん。美大を出た「色」に詳しい方で、いつもわたしの希望に最後まで付き合ってくれます。

もう10年以上の付き合いになります。

今回の壁の張り替えの日の朝には「家から出られなくてお暇でしょうから」と本を置いていってくれました。なんて至れり尽くせりなのぉ(笑)

置いていってくれた本は、村田沙耶香さんの書評集。暇ついでにパラパラと読ませてもらいました。

「本は食べるもの」というのは、よくわかる。わたしもそういう感覚で本を読んでいますし、本代は食費感覚。

で、仕事の合間に、Aさんと立ち話。本好きって、本の話題だと、いつまでも喋っていられます。

ああでもない、こうなんじゃないと話しているうちに・・・

「りっつんさんは小説家になりたいと思ったことはないの?」と聞かれました。

「ないですね」と即答。

そんなことを聞いてきたA子さんは、自分の作品を雑誌に投稿したことがあるのだとか。

へえ〜、そうなんだ。

 

小説は好き?

わたしは本をよく読みます。本なしでは生きられません。しかし、実はわたしは小説が好きというわけではないんですよね。

本にはいろいろなカテゴリーがあります。わたしは小説よりも現実の話の方が好きなんです。

思い起こせば、小学生の頃は「偉人伝」が大好きでした。そして、いっそ虚構の世界なら、宇宙規模のSFを好む。そんな女子高校生でした。

おとぎの世界には、あまり興味がなかったんですね。あまりというか、ほとんどなかったです(笑)

中学時代に感動した小説で記憶にあるのはパールバックの「大地」。壮大な中国の大地で連綿と続いていく家族の物語。あれだって小説は言え、現実に近い話ですもんね。

志向というものは、子どもの頃からあんまり変わらないんだなあと、つくづく思います。時間を長くすごすだけでは、人は変化しないんですよ、きっと。

 

本とは会話する

昨日は久しぶりに図書館で本を借りてきました。でも、小説は1冊だけ。村田沙耶香さんの「地球星人」のみ。

ノンフィクションは作者から話を聞いているような気分で読んでいます。母と娘の問題はわたしのテーマでもあります。「母とはなんぞや」と時々考えています。

信田さんは久しぶり。最近、上野千鶴子さんの本を読んでいて、ふと思い出したので借りてきました。

久しぶりに紙の本を読みます。

「SHOE DOG」は重さに耐えられなくなったら、Kindleで購入しようと思います。たまには腕力をつけるトレーニングをしなくちゃね(笑)


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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2 件のコメント

  • あ~、私も本好き、読書love です。
    というか、子供の頃から母に否定され
    乍ら育ちましたので(私もこれが人生の
    課題のひとつ・・苦笑い)読書だけが
    心の逃げ場でしたし、人生の師であり
    辛うじて自尊心を保てる拠り所でも
    ありました。
    ひとつ残念なのは、そんな生育歴からで
    しょうか、やはり未だにお伽噺やファン
    タジーの類いが苦手です。夢を見られ
    ないんですね・・。まっ、今更ね。
    加齢による心配事も増えますが身心の
    健康と共に目の健康も願っています。
    一昨年、黄斑前膜という疾患で手術を
    しましたので余計にそう思います。
    読書の楽しみだけは最後の最後迄
    手放したくありません。

    • キャサリンさん

      おはようございます。
      いやいや。おんなじですね(笑)
      こんな年齢になっても、母という存在はどっしりと重たいです。
      だいぶ捨て去りましたが、まだ残ってます。
      「読書は人生の師」そのとおりですね。
      おたがいに、目をいたわって、最後まで本を楽しみましょう!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。