昨日は、花ちゃんと「リップル洋品店」の服を求めて、群馬県富岡市まで、出かけてきました。
リップル洋品店
群馬県桐生市に「リップル洋品店」はあります。
営んでいるのは岩野さん夫妻。
妻の久美子さんがデザインし、夫の開人(はるひと)さんが天然染料で染め上げる。そして桐生の職人たちが仕立てていく手作りの服は、すべて一点ものです。
時代も、世代も、性別も、体型も選ばないというコンセプトで作れている服たち。
そうそう、着る季節も選びません。重ねて着れば冬だって問題なし。
そんな服たちが、密かに人気を集めています。
しかし、買えるのは、月初めの7日間だけ。
しかも、場所は桐生のアトリエでのみ。
オンラインでの販売はありません。時々、都内での展示会は催されるようですが。
手から手へ。
これが基本の販売方法。
この7日間には、全国各地からファンがやってくるとのこと。
毎月7日間だけ開くリップル洋品店に、 世界中から人が服を買いに来る理由
富岡「おかって市場」
桐生市の隣、富岡市で月に一度開かれる「おかって市場」。
富岡市役所の北駐車場で開かれているマルシェです。
農産物とかパンとかコーヒーとか、そんなものが売られるのだそう。
そしてこの13日、14日は市場のギャラリーにて、リップル洋品店の個展が開かれるとのことを、金曜日の日に知りました。
「行ってみる?」
「行く!行く!」
そし昨日。
花ちゃんの運転する車で、一路群馬へ向かいました。
距離は100キロ弱。山に向かってひた走ります。
カラフルな服たち
着いて、すぐに、ギャラリーに向かいました。
入るなり、目に飛び込んできたのは、カラフルで明るい世界!
陽気な気があふれています。
これ、服たちが発しているのかな。
1枚1枚に個性があって主張があって、だから服そのものに自信がみなぎっている。
久美子さんをお見かけしたので、写真を撮ってもいいですかと聞いてみたところ、
「どうぞ!どうぞ!」と言っていただきました。
そして、小物たちを並べ直してくださいました。とっても気さくな方でした。
写真の腕がイマイチなことが残念だよ、まったく(笑)
さあて、どうです、このカラフルな服たち!
色が違う、形が違う。1枚たりとも、同じ服はなし!
ゆっくり、1枚1枚見ていきます。
好きな色とデザインと
気になる服を、体に合わせてみます。
サイズを気にしないで買えるのも、うれしい。
気に入った色とデザインを探せばいいだけ。入るかしらと気にする必要もなし。
例えば太って見えるとか、細く見せたいとか。そんなことからも、もう卒業したい。
もうそんなつまらないことを気にすることも、や〜めた。
今までに着たことのない色やデザインでも、「着てみたい」と心の中からが控え目な声が聞こえてくる。
「着てみようかな」
だんだん、そんな気になってくるのです。
なんていったらいいんだろう。
何か、解放されたような気分になりました。
あの色じゃなくちゃとか、こういうデザインは苦手とか、今までに溜め込んできたしばりが取り払われるような。
ああ、あれも、これも、着てみたい。
30分ほどあれこれ悩んで、この中から、わたしの一番を決めました。
でも、どんな色か、どんなデザインかは、ナイショ。
だって1点しかないんだから、わたしがバレちゃうでしょ(笑)
自宅アトリエでの月1の販売会では、もっとたくさん出品されるそうなので、これはもう、決めた!
絶対に行くぞ!
市場でお昼
さて、お腹が空いてきたので、広場にてランチです 。
玄米ご飯と魚のお弁当とやらをチョイス。それからかぼちゃのスープとガレットandコーヒー。
青空の下で、のんびりランチ。
埼玉県民としては、身近な県として、群馬・茨城・栃木の三県がありますが、一番縁遠かったのは、群馬でした。
なんだか、とっても居心地がよかった。
これからは、身近になるかも(笑)
午後の買い物
1時間ほど休んだ後、もう一度リップル洋品店を見てから帰ることにしました。
午後になって、またいくつか品が運び込まれているというし。
実は、心の底では狙っていたものがあって、でも躊躇していて、だけど、やっぱり欲しくてという、複雑な女心を抱えていました。
行ったら、買っちゃうだろうなと思ったけれど、2時間半もかけてきたんだしね。
次に来た時に、その服があるかといえば、それはもうたぶんないでしょう。
まさに、今だけしかないのです。
一期一会。
よし!と、覚悟を決めて、もう一度店内へ。
そして、もう1枚お買い上げ!
リネン素材の前が開くタイプのワンピース。コートとしても使えるというのが、決め手でした。
「これ、いただきます」と言ったら、久美子さんが、ちょっと後ろを向いて、最後の確認をしてくれたのですが、そのキリリとした眼差しが、本当に印象的でした。
いまでも思い出せるくらい。わたしに絵が描けたら、描きたいくらい!
ねぎ焼き
気に入った服を2枚手に入れて、ごきげんの帰り道。
「道の駅・おかべ」という道標が出てきたので、寄ってみることにしました。
もちろん、花ちゃんもわたしも初めての場所。
付近は深谷ねぎの産地なので、店に入る前から、ねぎの気配(笑)
さすがに、ねぎの束は買う勇気がなかったので、ねぎフライなるものをお土産に買うことにしました。
「晩ごはんはこれに決まりだね」
花ちゃんもわたしも、ひとり暮らしの気楽さを満喫しています。
ねぎたっぷりのお好み焼きでした。
リップルさんは本を出したばかりでした。
等身大のステキな生き方が綴られていました。
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りっつんさん
久しぶりにメッセージを送らせていただきます。
前回は、カリモクの椅子が我が家のものと同じで……嬉しくて……。
その際に、ご著書を購入させていただいたときの書店の様子を聞いてくださっていたのですが……あまり頻繁に書かせていただくのもどうかと思いまして、次回何かの時に…と思いつつ、月日が経ってしまいました。
りっつんさんのご本は、私が住んでいる埼玉県南部の街に、徒歩5分以内に書店が4店舗あった状態から0になって約1年……待望のTSUTAYAが駅ビル内でピッカピカにオープンして間もなく、ライフスタイルの棚だったと思いますが、みつけました!
未亡人はまだ経験してないけれど、いつか行く道(夫より長生きする気満々です…)、かと言って湿っぽい感じではなく生活の知恵?人生のお智慧?なんだか役に立つことが沢山書いてありそう…と購入させていただきました。
その時点でまだあと2冊はあったと思いますが、ほどなくして全てなくなりました(完売!)。
近くにブック・オフもあり、TSUTAYAで見た本がすぐにそちらへ移動していることもしばしば見掛けますが、りっつんさんのご本はまだ一度も見たことがありません。
きっと皆さん、私と同じで繰り返し読んでいらっしゃるのでしょう。
ところで今回は「桐生」に反応いたしました。
以前にもpan&をご紹介してくださったときに、桐生だ〜!と嬉しくなりました。
(しかも、私の母がお世話になっている施設と本社は徒歩1〜2分の距離のようです)
(直接購入はまだありませんが、生協で取り扱いがあるのを発見し、常に冷凍庫にストックしています)
私は群馬県桐生市の出身なのです。
17歳まで桐生市で生まれ育ち、その後関西に5年(宝塚にいました)、東京に7年、結婚して埼玉に移り約30年。
りっつんさんより、少しだけ年下です。
リップル洋品店さんのことは(一方的に)存じ上げていましたが、それは息子さんのことを書いた本を読んだからでした。
息子さんのコーヒーを飲んでみたいと思いつつ、まだお店には行けていませんが……。
リップル洋品店さんがあるのは、正式名称かはわかりませんが、地元では「水道山」と呼ばれているところにあると思われます。
実家から徒歩7分ほどで水道山に到達するので(リップル洋品店さんへは更に7〜8分だと思います)、幼い頃は祖母とお散歩に行ったり、遠足で訪れたり、小学校高学年から習っていた剣道の寒稽古も兼ねて初日の出を見たり…と想い出深い山です。
今も毎日、ブログを楽しく読ませていただいております。
関西に行かれていた時も楽しかったですし、株のことはとても勉強になりますし、そうそう「キッシュ」を都内で一人暮らしをしている次男がとっても気に入りまして、次回帰省の際にリクエストされています。
これからもご家族のこと、お友だちのこと、美味しいもののこと、株のお話、心に浮かんだこと、読まれた本のこと……いろいろな話題を、毎朝楽しみにしています!
ご無理なさらずに、出来るだけ長く続けていただけましたら嬉しく思います。
mingoさん
おはようございます。
コメント、ありがとうございます。
pan &、思い出して、注文しました(笑)
水道山という名前も、なんかいいですね。
ぜひ、登ってみようと思います。
絶対にアトリエに行く!桐生に行く!
キッシュ、気に入ってもらえてよかったです。
若い人にも、それなりの歳の人にも、好評です。
どこまでやると決めているわけでもないので、
書けるところまで、書こうと思っています。
これからも、どうぞご贔屓にヾ(@⌒ー⌒@)ノ
りっつんさん、おはようございます。
リップル洋品店 久美子さん 富岡しっかり頭にインプットしました。
情報ありがとうございます。
私も一期一会の服に出会いに行きたいです。
しばふねさん
おはようございます。
リップルの服、とっても着やすいです。
久美子さんの服に対する愛情が伝わってきます。
ぜひ、ぜひ、行って、見てください。
写真を見た息子が「まるでミュージカルの舞台裏」みたいだねって。
見るだけでも価値があると思います!