脚本家の内館牧子さんのエッセイを読みました。
「ある!ある!」な女の不作法の数々に、思わず我が身を振り返ってしまいました(笑)
Contents
バタバタしてまして
ある!ある!
私もつい使ってしまう便利なフレーズ。
でも、このフレーズを使うときって、本当のことを言えば、バタバタなんかしてなかったりする(笑)
後回しにしてしまって、言い訳するときに使っていると思う。バタバタしていたような顔を演じながら。だから使われると嫌な気分になる。なんとも自分勝手なことです。
もちろん仕事では絶対に使わない。プライベート限定のフレーズだけれど、しかし、最近は仕事で使う人もいるらしい。これはマズいだろうなあ。
まあ、プライベートでもあんまり使わないようにしよう〜っと(笑)
ナチュラル至上主義
多くの人が集まる場所に行くと特に中高年の「老いっぱなし」に出会うことがあるという内館さん。
「老いっぱなし」という表現はさすが!
自分に手をかけなことを自己弁護するかように「自然が一番」と言う老いっぱなしの人たち。
パリコレなどで活躍したヘアーメークアーティストのマサ大竹さんという方が引用されていました。
「自然と野生は違います。何もしないということは干からびた土地が草ボーボーになっていることです。髪の毛もそう。何もしないと細くなってツヤもなくペチャンコになる。それは自然ではなく、不精ってことなんです。そういう人は人生の何分の1かは損していると思いますね。」
ふむふむ。自然と野生は違うのね。干からびた土地・・・・。草ボーボー・・・・。不精・・・・。┐(´~`)┌
確かに、ほっとくと、とんでもない状態になります。すぐになります。若いときには若さでなんとかなっていたけれど、年をとるほど、なんというか、薄汚れていくというか、不潔感が増すというか。
多分、本人が思う以上に、周りに不快感をばらまいているのかもしれません。自分には自分は見えないからね。ある年齢からは、ナチュラルに名を借りた不精をさらさないこと。それが作法というものでしょうか。
やりすぎて「イタい人」にならないように加減しながら、不精を晒さないようにしよ〜っと(笑)
挨拶問題
「挨拶は人間関係を滑らかに回すものであると考えると、テキトーにはできない」と内館さんは言っています。わたしもそう思います。
あまりに当たり前すぎるけれど、挨拶がちゃんとできない人がいるのも事実。最近は多いかも。挨拶のできない人はやはり信用できないかなあ。
「こんにちは」という、たった五文字が言えない人がいるのが不思議です。ニコッと笑って「こんにちは」と言えば、五倍可愛く見えるのにと思ったことがあります。そういう印象って残ってしまうんですよね。「挨拶のできない娘さん」って。
ああ、もったいない。
我が夫は息子たちに「挨拶は人生の基本!」と厳しく教えていました。その成果で、今でも、かなり大きな声で挨拶のできる大人になりました。
どうせ挨拶するのなら、機嫌のいい顔で挨拶をしたいものです。
一日に出会う顔見知りの人なんて、数人程度。その時には目一杯機嫌のいい顔で挨拶しよ〜っと(笑)
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本当に!
バタバタ、私も使っていることあります。
気持ちが焦っているのでしょうね。反省。
ナチュラルという名の老いっぱなし、
自分を客観視出来ない(希望的)若作り。
仰る通り、どちらも痛いですね。
60代、難しいお年頃ではありますが
身心共にスッキリ、凛とした婆さんに
なりたいです。
キャサリンさん
おはようございます。
バタバタ、使っちゃいますよねえ(笑)
60代はまだまだという気持ちがあるので、心のバランスが難しい年代ですよね。
凛とした婆さんを目指そうではありませんか!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ