わたしは冷たい女。

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身も心も冷たい女だという自覚を持ってはいましたが、まさか、そこまで冷たい女だったとは。

どうにもこうにもキンキンに冷えた女のようでして。

 

検温3回でわかったこと

3週間に一度の修行に行ってきました。

修行のレベルが、どんどん下がってきているのだけれど、本当に成果はあるのか?

1年前には40分くらいだった修行時間、先月あたりから20分に短縮。

こんなに短いと修行している気分にはならないよ。

薬剤が進化したのか、それとも、コロナと何か関係があるのか。

ちゃんと、染まってるのか?

ちょっと心配になってくる。

ま、いいや。3週間もてばいいのだから、もうどーでもいいんだけどね。

3週間経つと、ちゃんとおどろおどろしい老婆に戻るんじゃからのう。どんなテクニックで染めたとしても、戻るんじゃからのう。

“金かけて 見かけだましの 3週間”

猫はいいよなあ。おどろおどろしい老猫にならないもん。見かけだけだと、100歳だなんて、ちっとも分からない。

金がかからなくて、いいよなあ。

“金かけず 猫はいつでも 若いふり”

 

ぴぴっと測定

髪染め店に入ったら、いつものようにおでこに体温測定器をかざされた。

あの形、ちょっと物騒だよね。

ビームとか紙吹雪とか出てきたら、びっくりするよね。一度そげないたずらやってみたい。標的にしたい人の顔が浮かんでくるよ。

ぴぴっ。

「もう一度、測りますね」by お店の人

ぴぴっ。

「あれ?」

と、自分のおでこに体温測定器を当てるおねえさん。

「壊れてはいないなあ」

で、また、わたしのおでこに当てる。

ぴぴっ。

「こんなことって、あります?」

と、体温測定器をみせてくれた。

34.4度。

3度計っても同じだったらしい 。

そりゃ、わたしは低体温だけど、いくらなんでも34度はありえない。

「わたし、生きてますぅ?」

すると、お店の人たち、集まってきた。死んだ人が来たと思ったようだ。

わいわい、がやがや。

低体温は密を呼ぶ。

「はかない気分になってきた」

で、4度目。

35.5度。

「生きてた!」

笑いが起きてしまった店内である。

低体温は笑いも呼ぶ。

それにしても、あの体温測定器、どれくらい信憑性があるのかしらね。

わたしは、あんまり、信じていないよ。あんなに簡単にぴぴっと分かるわけない。

ま、わたしは測定不能の冷たい女。

なんか、かっこよくない?

クールな感じで、モテそうな感じがする。

氷のような女。そんなイメージも悪くない。

あ〜あ。36度くらいは、ほしいもんだわ。

検温ごっこ。体温低くすぎて、エラー発生!冷えた女はこう温まる。

2019年11月27日

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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。