【kindle】キンドルと新幹線の旅。わたしの車内での読書をふたたび可能にしたキンドル。

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新幹線の中での中での読書にはkindleは威力を発揮します。

 

2人の「彦」さんの本

ここ10年ほど、新幹線の車内でも本を読むことは控えてきました。

文庫本などは文字が小さくて老眼鏡をかけても、揺れる車内では読みづらくなってしまいました。小さな文字に集中していると気分が悪くなるので、やめていました。もうかなり以前から、車内で本を読みたいと思わなくなっていました。

結果、いつも音楽ばかり聞いていました。それはそれで楽しかったのですが、ふたたび車内で読書に時間を費やしてみると、その充実感は大きいと気づきました。

本を読むことは未知との遭遇です。誰かの頭の中を見せてもらうということです。こんなワクワクすることはありませんよね。

新幹線に乗る前夜には「kindleストア」で2冊の本をダウンロードしました。

池田清彦「なぜ生物には寿命があるのか?」

副島隆彦「傷だらけの人生」

今回、気づきました。お2人とも「彦」ですね(笑) 昔はやった「冬彦」さんをふと思い出しました。

実はわたしは「彦」がついた名前が好きです。いやいや、だからお2人の本を読んでいるわけではありませんよ。

考え方というのか、ユーモアのセンスというのか、タッチというのか、好きなんです。とっても。たぶん、世の中的に見たら、ちょっとひねてる?ちょっと曲がってる? 世の中を斜め目線で見ているところが、なんだかとっても好きなんですね。たぶん、わたし自身がそうだからなんでしょうけど。

 

新幹線の中で新発見!

さて、kindleでの読書タイムで、新発見です。

食べながら読むことができる ヽ(^。^)ノ

家主猫

行儀が悪い!やめなはれ!

ふっふっふ(∩´∀`)∩

この自由感、たまりませんです。これはクセになりそうです。

この日のランチは、ほんのり屋で買ったおにぎりと唐揚げなど(800円)。カリカリジャコ梅のおにぎりが好物です。そして辛子明太子のおにぎり。

ちょっとつぶれちゃったけど。味は変わらない。

ひざの上にkindleを置くと、老眼であるわたしの眼との距離感がぴったり。楽チンなのです。

本をめくる手間がないので、食べることまでできちゃうってわけです。

ポンポンとたたきながら、どんどん読めてしまいました。めくる手間から解放されると、実は読書に集中できることを発見しました。

こんなに車内で集中したことはなかったと思います。それより、車内でふたたび読書ができた感動のほうが大きいですね。小さな文字に集中して気分が悪くなることも、まったくありませんでした。

文字の大きさが自分に合わせられる

明るさの調節ができる

これで、文字が安定して目の中に入ってくることができるのです。

いつもは気になる途中駅もまったく気にならず。あげく「もう少し乗っていたいわ~」と思うほどなのでした。

老眼にこんなにkindleが優しいとは思わなかったです。

老眼の人のために作られたんじゃないかと思うほど。

本は紙でなくても読める!

固定概念をひっくり返してみると、思いのほか、新しい世界が広がりました。

 

コーヒーを飲みながらもOK

さて、しばらくして、コーヒーを。ちゃんとお菓子も用意済みです。こういうことにぬかりはありません。今度はコーヒーを飲みながらの読書です。なんて優雅な!

東京駅でスイーツを2つ買いました。どちらか悩んで、ガレットを選択。レモンケーキは嫁へのプレゼント。

 

「傷だらけの人生」

こちらの本は、もう、あまりに面白くて、声に出して笑いそうになりました。以前にも「老人1年生」というエッセーで笑わせていただきました。なので紹介させていただきます。

どれくらい面白いと思うのかは、人によって違うのだろうけれど、わたしにはツボなんですよね。副島さんは、どツボ。

副島さんの本は経済関係で以前から読んでいました。まさかもこんな本を書かれるとは思っていもいませんでした。固い本が多かったものですから。『恐慌前夜』とか、怖い題名に惹かれて読んでました。大真面目な本です。それが、なんでこんな本を書く気になったのかというくだりから、面白かったです。

それにしても「傷だらけの人生」は面白かったなあ。内容には過激なことも含まれているけれど、当たってることも多いだろうなあと、わたしは思っています。

本を読み終えるころには、目的地が迫っていました。

kindleがあったら、どんなに長い時間でも電車や飛行機に乗っていられるかもしれないです。

ipadが手元からなくなって一か月あまり。恋しいと思うことは、まったくありません。でもきっとkindleがなくなったら、泣くだろうと思います(笑)

 


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りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。