空腹で眠れず、夜中にプリンの巻

夜の10時。

眠くて眠くて、もう我慢ができな〜い。

と、布団に入りました。

夜中にプリン

ところが、ふっと目が覚めてしまいました。

時計を見ると、

な、なんと、11時半！

１時間半しか寝てないの？

このときのがっくり度、分かる人には分かるはず。

ここから始まった、眠れない時間。

夜には寝ると決まってるのに！

って、誰が決めたか知らないけれど。

ああ、眠れない。

ん？もしかして、お腹が空いてる？

夕ご飯があまり食べたくなくて、簡単に済ませてしまったことが影響しているかも。

なんで食べたくなかったかというと、おやつの食べ過ぎ(笑)

だいたい、物事には原因と結果があるもの。

昨日は近所の人たちと、３時すぎから”ケーキでお茶”なんてしたものだから、夕ご飯に差し障ってしまったというわけ。

イチゴのショートケーキと、久しぶりにスナック菓子まで食べちゃった。

鬱々しがちな梅雨時の晴れ間のお茶会は、懐かしい話で盛り上がり、みんな笑顔になりました。ふっとばせ、鬱々気分！

いやいや。だからって、やっぱりご飯をちゃんと食べないとアカンです。

お腹に気持ちを集中すると、ますます空腹が意識される。

今からでもなんかお腹に入れるべきなんじゃない。

いやいや、こんな時間に食べたら、胃がびっくりするよ。

でもお腹空いたなあ。

プリンくらいなら食べてもいいんでない？

柔らかいもので冷蔵庫に入ってるのは、プリンくらいしかない。

いや、プリンよりはパンとかおにぎりでしょ。チンすれば食べられる。

こんな自己問答を繰り返していたら、ますます眠れなくなってしまい、結局、プリンとパンを食べました(笑)

それで再び布団に入ったのが１時前。

次に気がついたのは５時半。

というわけで、今朝は、本日の天気のようにうすぼんやりとした頭具合です。

寝ない修行

いつのころからか、眠ることが不得手になってしまいました。

「よく寝たなあ」なんて日は、めっきり少なくなりました。

若いころは、ヒマさえあれば寝てたのに。どんな小さな空き時間でも、寝てたのに。いつまでだって眠り続けたいと思っていたほど。

高校・大学のころは、授業中に起きていることのほうが珍しかったし。

寝てはいけないと、いろんなことを試してもみたのです。なんかと起きていようと、まぶたにメンタム塗るとか。定規で頬をパチンとするとか(笑)

しかし、こんな厳しい修行をしたので、先生へもひと言あります。

「生徒を眠らせるような授業をするな！」

面白い授業なら、わたしは寝ないです。

ま、それほどに眠り好きでしたが、いつのころからか、眠ることが不得手になりました。

遠足の前日症候群

翌日にイベントを控えていて、眠れなくなったことが始まりでした。それは確か40代に入ったころ。

「遠足の前日症候群」とでも言いましょうか。

うれしさでドキドキ。緊張でドキドキ。不安でドキドキ。

いろいろなドキドキが混ざり混ざって、スペシャルドキンちゃん。

でも、１日２日くらい寝なくても、全然平気。３日目にはちゃんと寝ていたし、体力もあったので、何も困ることなく過ごしていました。

当時、同じように眠れなくなったという友人が、こんなことを教えてくれました。

• 身体を横にして休ませてればいいのよ
• 寝たフリをしとけばいいのよ

あれから20年ほど経過。

現在の状況は、すんなりと眠れるか、眠れないかは、”その日の運”というところです。

運が悪いと、なかなか眠れません。そして昨晩のように、予想もしていなかったような夜中の目覚めにも遭遇してしまうありさま。

ああ、ぐっすり長く眠りたいよぉ〜。

ちなみに夜中に何かを食べるなんてことは、年に一度あるかないかです(笑)

毎日、死んでる？

しかし、眠れないと言いつつも、いつも、どこか時点では寝ているのも事実。

たいがいは、いつの間にか寝ています。

これが、とっても不思議。いったい、いつ、眠りに入ったのか、自分では分からない。そして目覚める。

すべては、いつの間にかなんですよね。

つまり・・・

「こうやって、いつの間にか死んじゃうのかな」

「生と死の間って、実はあいまいなのかも」

「それなら、ち～っとも怖くないんじゃん」

目が覚めると「寝ていた」ということになるけれど、目が覚めなければ「死んだ」ということになるだけ。意識の有無だけ。

そして、それは自分ではまったくコントロールできないのです。

そういう意味では、まさに「生かされている」というだけ。

神さまじゃなくて、身体に生かされているだけ。

わたしという生物の主導権を握っているのは、何？

頭？身体？

それにしても、なんで、動物は眠るのでしょう。エネルギーをチャージするための方法はこれしかないんでしょうか。

何時間かおきに、一時的に死ぬということは、人生の３分の１程度は死んでるのと同じ状態ということになるのね。

ああ、考えれば考えるほど、眠りから遠ざかる・・・・。

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