わたしの住む家は川まで200メートルほど。
大きな川の支流なのですが、過去には溢れて被害を出したことがあります。
水が来るかもしれないということは住民の間では周知されています。
なので、今回の台風の前にも「どの時点でどこに避難する」ということは、ご近所さんたちと話をしていました。
ハザードマップでは最大で1メートルの浸水ということなので、最悪の場合は2階に避難しようということになっていました。
こんなことから、大事なものは2階に置いています。できるだけ高い所に置いています。例えば、アルバムとか。
「たくさんの物を持たない」のはいろいろと利点があります。
3.11東日本大震災のときに、実家は大規模半壊になりました。
屋根瓦を失い、ブルーシートで屋根を覆ったものの、雨が家の中に入りこむので、物の維持管理に大変な思いをしたようです。
物が多いと、災害時には大変なことになる。
実家を見ていて痛感しました。
物に振り回されているように見えました。所有している物を失うまいと、相当な体力と気力とお金を使ったようです。
わたしは一人暮らしなので、あんなことはできません。
ですから、あの日以来、物を減らすことにますます努力しているのです。
物が少なければ、災害時に憂いが少なくて済む。
困難が襲ってきたときに「あれもこれも、どうしよう・・・」と、戸惑わなくてすみます。
災害後の片付けも簡単です。多大な時間を費やさずにすみます。
身を軽くしておくことの本当の意味は、こんなところあるのだと、わたしは思っているのです。
と、いうことで、今回の台風を過ごして、わたしは、またまた我が所有物の見直しをしています。
すでに、そんなにたくさんのものはありません。
が、まだあります。
今回はなかなか捨てられなかったものを捨てることにしました。
最近、新しいバッグを買ったこともあって、バッグ類の見直しをすることにしました。
すでに使ってはいないのに、なかなか捨てられないバッグがいくつか。捨てられない理由は、高かったから。ただそれだけです(笑)
使い倒した感があっても捨てられないのです。ブランド物には、やはり未練が残ります。
でも、捨てることにしました。だって使ってないし、今後使うシーンも思い浮かばないし。
そんなときの、わたしとわたしの心の中の合言葉はこちらです。
「嫁に行くときに持っていく?」
こう心の中に問いかけてみます。
これがわたしの捨てるときの最終判断の目安です。ほとんどのものは「ノー」です。
えっ?嫁に行くのかって?
いや・・・予定はまったくないんですけど・・(・ω・`)
いや、行けません・・・か(笑)
つまり、こういうことです。
- 生活を大きく変えるとき
- 大事な人に見せられ物かどうか
嫁に行くって、イメージしやすいでしょ。
じーっと見つめながら「いろんな所に行ったよね。サンキュ!」と白い袋に入れてさよならすることにしました。
わたしの最終目標はトランクひとつで嫁に行くこと!
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本当に!
江戸の人々の価値観に似ている様な。
身の安全とある種の明るい諦観。
突き詰めると人間どう生きるべきか?
自然、風土がそこに住む人々の思考
にまで影響を与えるって本当ですね。
「断捨離」も「ときめく」も良い
けれど「嫁に行く時」って最高!!
りっつん語録ヒット!
キャサリンさん
おはようございます。
「嫁に行く時」って、いいでしょ!
わたしは捨てるかどうか悩んだとき、
その物をじーっと見つめて、そう問いかけていますが、
よく考えると(よく考えなくても)還暦オーバーが
「嫁に行く時」って問いかけてるって、笑えますね。ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
はじめまして
私も2年程前から身の廻りの物を整理しています
まず最初に取り掛かったのはアルバム
結婚前までのが10冊
結婚後が17冊
ネットで240枚収納のアルバムを1冊購入し
それに全て収めました
沢山の写真を改めて見て選んでもうお腹いっぱいです笑
トランクひとついいですね
りっつんさんのブログを読むようになって
まだ2週間程ですが色々な事教えてもらっています
一族の事件簿、特に大好きです
コロボックルさん
初めまして!こんにちは。
コメント、ありがとうございます。
アルバム整理でお腹いっぱいの気分、わかります!
わたしもそうでした。
写っているメンバーも代わり映えしないので、
だんだんどうでもよくなってきて・・・。
過去から脱出したいと思いました。
トランク1個に何入れようかな。
そう考えるのも楽しいですよね。
一族にも、事件を起こすように言っておきます(笑)
これからも、どうぞよろしく!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ