話題の映画版『CATS』を観てきました!
劇場の入り口には「CATS」のポスターがずらりと飾られていました。いい感じ!
ボンバルリーナさん同様に「自由は最高」だとわたしも思うよ。
評価、分かれる
下調べをしたところ、酷評が目立ち、Yahoo!映画での評価は、なんと驚きの3点以下。
Yahoo!の映画評価は、わりと当たっていると思っているので、楽しみにしていたわたしは、ちょっと気を失いそうになりました(笑)
あんなに素晴らしい原作、そしてあんなに大成功した(している)ミュージカル。なぜそんなひどい映画と評価されているのか。
それはそれで興味が湧きます。そして、今更ながらに思いました。
「作品の評価は、自分の目で観て決める!」
みんながダメと言っても、わたしにはダメじゃないいかもしれない。
まずは予習ね。英語版を聴いておこう!それなりにリキ、入ってますね(笑)
だって、本当に好きなミュージカルなんですもの。
Dolby Atmosにて鑑賞
ミュージカル映画なので、いい音で聞けば感動は2倍・・・いや、それ以上かもしれない。
最近埼玉のこの映画館にもDolby Atmosが導入されました。
「字幕版CATS」はとりあえず1日に2回のDolby Atmos上映予定。
Dolby Atmosについての詳細は、こちらからどうぞ。
音が違います!劇場の内を音がかけめぐるというイメージです。かと言って、重低音が響きすぎないので、わたしはIMAXより好みです。
通常料金にプラス200円で鑑賞することができます。
さて、まずは座席の発券です。
出かける前に、ネットで座席を予約していたので、発券するだけ。スルスルっと発券できました。
でも、今でもこういうシステムは、ドキドキします。本当に大丈夫かしらって、年寄りはこういうシステムが何か信用できないの(笑)
今回は誕生日にもらっていた1000円鑑賞クーポンにDolby Atmos鑑賞料金の200円をプラスして、1200円での鑑賞です。
こんな看板に導かれて、Dolby Atmosの劇場へ入りました。
わたしの感想
さて、110分の映画の中身ですが、始まりとともに、わたしはあっという間に猫の世界に入り込んでしまいました。
まるで絵本の中にいるよう。美しい世界が広がっていました。映像が、色合いが、本当にきれいでした。
感想はと聞かれれば、
すばらしい!!
としか、言えません。
内容については、語れと言われれば、いくらでも語れますが、まだ公開して日が浅く、ご覧になっていない方も多いと思うので、総合的ざっと感想にとどめておきます。
つまり・・・
すばらしい!
思わず鳥肌ザワザワが、5回ほど。
涙がこぼれそうになったのが、2回ほど。
思いがけない感動にちょっと戸惑ってしまいました。隣の席が空席だったので、ラッキーでしたけど。
歌とダンスの向こう側
感動の元はなんだったのか。
実はセリフにやられたのでもなく、歌にやられたのでもなく、昔を思い出したのでもないのです。
わたしは無心で観ていたと思います。無心にさせてくれた何かがあったんです。
たぶん、歌がどうだとか、ダンスがどうだとか、衣装がどうだとか、背景がどうだとか、そんな1つ1つのことじゃないのです。
それは、歌やダンスや映像の向こう側にあったものなのでしょう。
作り手のエネルギー。生きるエネルギー。そして、美しい世界の体現。ただ、そこに存在している何か。
うまく表現できないのが、もどかしです。ああ、もっと表現力があったらなあ。
舞台と映画の違い
映画のほうが、少しストーリー性があります。
舞台はオムニバス形式の作りになっているのに対して、映画は主役の猫を立てて、ストーリーを持たせているので、少し分かりやすいかもしれません。
もともと『CATS』は、ミュージカル作品としても、一度観ただけでは、分かりづらい作品だと思います。
ストーリーがあるようでないので、分かりづらいです。
ただ、音楽はよかった。
とはいえ、わたしがと息子たちが1回目で記憶に残った歌は、「鉄道猫のスキンブルシャンクスの歌」と「グリザベラのメモリー」くらい。
すごく感動したのかと言われると、どうだったかなあという感じ。
しかし『CATS』がすごいのは「もう一度観てみたい」と思わせるパワーなんです。
そして観るたびに、世界が広がっていく感じがあるのです。
映画版にもそのパワーはありました。
もう一度観てみたい!
舞台版と映画版の『CATS』は全くの別物です。歌が同じというだけですが、映画版には新しい曲がひとつ入っていました。
「ビューティフルゴースト」という曲です。
エンドロールが終わって、照明がついたとき、拍手が聞こえました。私も小さく拍手しました。
わたしは日本語吹き替え版も観てこようと思っています。大竹しのぶさんが吹き替えたオールドデュトロノミーを聴いてみたいのです。
映画版「CATS」はわたしにとっては、生涯記憶に残るすばらしい作品でした!
ああ、出会えてよかった!!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
ブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♪
コメントを残す