ビタミンEたっぷりの”こめ油”で、天ぷらを揚げてみた。

※本サイトで紹介している商品・サービス等の外部リンクには、アフィリエイト広告を利用しているものがあります

テレビを見ていたら、天ぷらがものすごく食べたくなりました。

それも、家で作る天ぷら。

頭の中から、家天ぷらが消えなくなってしまったのです。

見た番組は、NHKの「きょうの料理」

それにしても、映像で見せられると、実に簡単そうに見える。

わたしにも、いますぐにでも、できそうに思える(笑)

分からない程度に早回ししてるんじゃないかと疑うほど、それほどに簡単そうに見えるのが、本当に不思議。

さて、番組のタイトルは、

「秋の天ぷら」

材料はこの3つだけ。

まいたけ・さつまいも・銀杏

下処理のめんどくさいものは、なし。材料はたったの3つ!

ああ、もう、どうしても食べたい!

 

再びの天ぷら

しかし、我が家では簡単に天ぷらはできないのです。

天ぷら鍋(揚げ物鍋)を処分してしまったし、天ぷら用の油もなし。

ここ数年、家で揚げ物をしたことは、0回です。

息子たちと暮らしていたときには、男子の腹を満たすのには、油料理は欠かせませんでした。

唐揚げなどは一度に1キロくらい揚げていたし、天ぷらもどっさり揚げていたけれど、息子らが家を出たことをきっかけに、揚げ物にさようなら〜。

天ぷら用の鍋なども、潔く捨てました。

以来、食べたくなると、外で食べるか、テイクアウトするかの二択。

揚げ物から撤退して10年が過ぎて、なぜか、1本のテレビ番組に、心と胃袋を揺さぶられてしまったのです。

自作の、すりごま入りにんじん天ぷらが食べたい。

揚げ物、復活しよう!

その意欲はいいんだけど、問題もある。

  • 天ぷら鍋をどうする?
  • 油は何を使う?

 

米油を取り寄せてみた

我が家に常備している油は2種類。

  • オリーブオイル
  • ごま油

焼くのに使うのも、生で使うのもオリーブオイル。

だけど、オリーブオイルは少し匂うのです。しかもある程度の量も必要。揚げ物には不向き。

それなら以前のようにサラダ油で揚げる?

だけど、サラダ油の揚げ物に満足していたわけでもなかったのです。

なぜなら、つばき油の天ぷらを食べたことがあったから。

義母がつばき油で天ぷらを揚げてくれたことがあったのです。それがとんでもなく美味しかった。油であんな味が違うなんて。すーっと胃に入っていく。

だけど、食にこだわる鎌倉の山姥こと義母が、取り寄せていた食用のつばき油は、かなり高価なもの。

1回の揚げ物につき、5000円くらいの投入を覚悟しなくてはならない。

さすがに、それは、無理無理、無理 。

ほかに、良いものはないものかしらと、検索に入る。

検索ワードは、

“天ぷら 油 さっぱり 健康的”

そこでヒットしたのが、

米油

あまり馴染みのない米油。馴染みがないのも当然で、作っている会社がそれほど多くはないのです。

こういうの、試してみたくなる。

早速近所のスーパーにゴー!

しかし、置いてなかったです。

そこで検索した結果、取り寄せることにしたのは、築野(つの)食品さん。の米油。

紀州和歌山で作られている米油です。

揚げ物用、炒め物用、サラダ用にと、それぞれ1本ずつ頼んでみました。

山椒の香りのする油をサラダにかけて食べているけれど、サラサラしていてオイルっぽさがなくて、とにかくうまい!

朝の卵料理は、左の米油で。こちらもまったくの無臭なので、オリーブオイルよりも使い勝手がいい!

使ってみて、よかった。

そして、真ん中のボトルで天ぷら、揚げました。

 

天ぷら、作る

鍋を新調することも考えましたが、それはやめました。

持っている鍋を使うことにしました。

材料はこちら。

さつまいも・にんじん・まいたけ

パラパラと気持ち程度に小麦粉をまぶしておきます。

十徳鍋の一番小さい鍋に米油を注いで、180度に温度を設定して、開始です。

食べたかったのは、にんじんの天ぷら。

小麦粉にすりごま混ぜて、衣にするのが、ワタクシ流。

〜開始から15分後〜

ちくわの周りについているのは、のり。のりの少し入れ過ぎ小麦粉少な過ぎで、だまになってしまいました(笑)

油ぎれもとてもよくて、さらっとした天ぷらができました。

そして後始末はこんな感じ。

冷めた油はガラス瓶に入れることにしました。

次回はこの油に新しい油を足します。

油をぬぐった後は、普通に洗って、おしまい。揚げ物をした後とは思えない油ぎれでした。この油の特徴かもしれません。とても洗いやすい。

ビールもどきも並べて、久しぶりの家天ぷらの晩ごはん。

天ぷらはポン酢より塩のほうがおいしかった。

サラダには、山椒の米油。

もう、これ、完全にハマってます。

朝晩、食べてます。山椒風味の米油をかける、2倍量のサラダを食べてしまいます。

 

米油の特徴って、なに?

米油、とても気に入りました。これからしばらく使っていこうと思っています。

友人たちにも、ぜひぜひ配りたい。贈り物としてリストに入りました。

最後に、米油の特徴をご紹介しておきます。

米油の材料は精白米にするときにできる米ぬかです。

米ぬかを絞って作ったのが、米油ということになります。

米ぬかには、表層部分や胚芽などで油分が20%も含まれていて、天然のビタミンやミネラルがたくさん含まれているそう。

米油には玄米が持つ健康パワーが凝縮されているのだそうです。

米油を取り寄せた築野(つの)食品さんのHPから、簡単にまとめてみました。

 

“ビタミンE”が豊富

ビタミンEは、抗酸化作用により細胞の健康維持を助ける働きをします。その成分がほかの油に比べると多く含まれています。

ビタミンE
ビタミンE

※「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」より

“トコトリエノール”も入っている

トコトリエノールはスーパービタミンEとも呼ばれ、ビタミンEの数十倍の抗酸化作用を持ちます。

これも、米油には多く含まれているようです。

スーパービタミンE
スーパービタミンE

※マサチューセッツ大学ロウエル校 Robert J.Nicolosi, PhD et al

コレステロールの低下作用

コレステロールの値を低下させる効果もあるようです。

食用植物油の総ステロール含有量
食用植物油の総ステロール含有量

酸化に強い

また、酸化しにくいというのも、米油の特徴の1つと言えそうです。

植物油のCDMテストによる酸化安定性
植物油のCDMテストによる酸化安定性

つまり、米油とは、こんな特徴を持つ食用油。

  • 天然の抗酸化成分であるビタミンE、トコトリエノール、γ-オリザノールを多く含む。
  • 不飽和脂肪酸の中でも酸化されやすいリノレン酸の含量が少ないため、酸化に強い。

実感としても、翌日に温めて食べてみましたが、おいしさが保たれているように思いました。テイクアウトの揚げ物と比べればということですが。

米油はだたの食品です。

健康食品でもないし、サプリでもないので、速攻で身体に効果が出るということもないでしょう。

でも、できるだけ、悪くない食品を摂りたいと思うのです。

毎日口にする食品だからこそ、いろいろと吟味してみると、おもしろいです。

さて、次は、なにを揚げようかな。


にほんブログ村 ライフスタイルブログ シンプルライフへブログ村の「ライフスタイルブログ」のランキングに参加中です。いつも応援クリックありがとうございます♪


りっつんブログが本になりました。

経験談や人情話から猫話。そして実用的な老後のお金の話まで。心を込めて綴りました。

「老後のお金」など、ブログではあまり触れていない話題にもかなり踏み込んで書いているので、お手にとって頂ければ幸いです。

スポンサーリンク
スポンサーリンク


8 件のコメント

  • 前略
    2度目の投稿✒︎
    このブログは、わたしの日課となっています。

    米油も天ぷら鍋もわが家の常備品
    芋もスタンバイOK
    竹輪を買って、今夜の献立決まりました♪

    いつも楽しい記事をありがとうございます‼️

    (名前を少し短縮しました)

    • ごえもさん

      おはようございます。
      米油を使っているんですね!
      初めて使いましたが、
      本当に使い勝手のいいあぶらですね。
      ちくわの天ぷら、大好きです

      日課にしてくださって、ありがとう!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • こんにちは〜寒くなってきましたね。
    お布団から出るのに気合いが必要になってきました。
    半年に一度、年に二回も健康診断をする我が職場、閉経してからじわじわと増える中性脂肪と筋肉低下。悪玉コレステロールも見逃せなくなってきました。で、やはり食事に気をつけよう!質のよい油を摂りたい!と脳内がなっていたところの、こめ油情報ありがとうございます。我が街のスーパーでは日清さんとかもコメ油製品を作ったようで並んでいました。だけど、やはりりっつんさんのおすすめが気になる私です。美味しそうな他の製品も見てしまったし今夜、帰宅してからじっくり吟味してポチりたいと思います。

    • まめぴよさん

      おはようございます。
      暑い、暑いと言っていたのが、嘘のように寒いですね(笑)
      口に入れるものは、できるだけ納得した物を入れたいですよね。
      油を変えるだけでも、気分も変わり、料理をする気が起きます。
      近所のスーパー、大手なのに、米油がなくて。
      日清でも作ってるんですね。

  • りっつんさん、はじめまして。
    いつも楽しく読ませて頂いています。
    十徳鍋を使っておられるのを知って嬉しくてコメントをさせてもらいました。
    長年十徳鍋を愛用しています。私が持っているのは一番小さい14㎝のものです。
    娘と二人暮らしの時に小さな煮物鍋として活躍、一人となった今もお湯を沸かすのから
    肉豆腐やきんぴらごぼう等毎日活躍していますが、てんぷら鍋として使うのは思いつきませんでした。
    一人ですが揚げ物は大好きで揚げたてを食べたくて、時々てんぷらや唐揚げ、豚カツをつくっています。
    次の揚げ物の時は十徳鍋を使って、こめ油も仕入れたいと思います。
    良いアイデアを頂きありがとうございました!

    • けいこさん

      はじめまして。

      コメント、ありがとうございます!
      十徳鍋はIHに変えたときに揃えました。
      かれこれ10年。本当にきれいなままです。
      これさえあれば、できない料理はありません。
      揚げ物をしても、なんの変化もありませんでした。
      当たり前か(笑)
      ぜひぜひ、やってみてください。
      こめ油もおすすめですヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • りっつんさん こんばんは。
    天ぷら鍋を処分した わが家でも
    ふいに食べたくなりますよ〜 家天 !

    実りの秋も いよいよ本番ですね。
    素揚げの里芋… カレー粉ふったレンコン天…
    ふぅ〜 熱ぅ!!

    • ポットさん

      こんばんは

      外で食べる天ぷらと、家で作る天ぷら、違いますよね。
      カレー粉ふったレンコン天!
      見逃さなかったよ。今度作ってみますヾ(@⌒ー⌒@)ノ

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    CAPTCHA


    ABOUTこの記事をかいた人

    1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。