田植えが終わった田んぼを散歩。なんと、カメさんと遭遇しました。

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田植えが終わって間もない田んぼ。

水がキラキラとしていて、見通しがよくて、とても好きです。もう少し稲が育ってくると、すこし暑苦しい感じになってしまいますから。

わたしは町の真ん中で育ちましたが、幼いころ、時々、田舎の祖母の家に預けられていました。そこはもう、田舎も田舎の大田舎!見渡す限り、田んぼだけ。

今でも目をつぶってみると、その光景がよみがえってきます。

わたしはそこで、たぶんいろんなことを感じたのだろうと思います。そして都会では学べなかったことを学んだのだと思います。ザリガニも心ゆくまで存分に釣りました。一日中とことんやってました。本当に自由でした。

なぜか両親と暮らした家より、田舎の祖母の家のほうが、ずっと鮮明な記憶として残っています。だから、今でも、こういう景色に惹かれるんです、とても。ほっとします。

里山チックな風景ですが、残念ながら里山ではございません。あの木々の向こうは大きな公園です。都市化された中に残された田んぼ。でも、いいんです。

こんな風景がまだ残っている場所に住んでいることに感謝しつつ、歩きます。てくてく。てくてく。

実はこの散歩コースは人が少ないんです。めったに人には会いません。会うのは、キジ夫婦とか、タヌキ親子とかですね。

いつも歩く川沿いのコースは、けっこう人通りが多いんです。だから、何かから解放されたい気分の時には、少し距離はありますが、こちらを歩くことにしています。

河原には雑多な植物が悠々と茂っています。生命力全開。歩いていると、力がもらえるような気がします。

さて、ここ最近、時々、このあたりではキジの声が聞こえるのです。だから、きょうはカメラを持って出たと言うわけなんですが・・・。キジの声は「キーン キーン」です。

さらに、何日か前にはカワセミにも遭遇しているのですが・・・。

しかし、きょうは、気配がないですねえ。

聞こえるのは、ひばりの声ばかり。ピーチクパーチクと、まるで何かに慌ててるみたい。何にそんなに忙しいのかしら。ピーチクパーチク。

しばらく歩いていると、遠くに動くカタマリが目に入りました。石が動いてる?

ん? なんじゃらほい?

近づいてみると、カメです。カメが哀愁を漂わせながら、歩いている。

「どこに行くの?」と声をかけてみましたが、答えはなし。

「竜宮城のカメさんですか?」とも聞いてみましたが、無言を貫き通すカメ。

竜宮城なら行ってみたいんだけどなあ。もうこの世での仕事も少なくなってるし、なんなら、竜宮城の踊り子として働いてもいいんだけど。

えっ?踊り子は無理? でも魔法で若返れば、大丈夫じゃない?

そう思いながらも、キジもいない、カワセミもいない、こんな日にはありがたい被写体ですね(笑)

「君はネタとして登場してくれたんだね」と顔を写そうと前に回ったら、なんと、顔を隠されてしまいました。すっぽり顔隠しの術

しばらく、見つめてたけど、わたしがいる限りは顔を出すつもりはないようでした。水場に行くのを邪魔しても悪いので立ち去ることにしました。

水のある所までの距離を目算したら、結構ある。カメさん、ちゃんとたどり着けたかなあ。

カメの意思を尊重して、手助けはしませんでした。ヽ(^。^)ノ


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ABOUTこの記事をかいた人

1957年生まれの64歳(2017年に還暦を迎えた)。埼玉の片田舎で自由気ままに1人暮らしを謳歌している。 中年化した2人の息子はそれぞれ家庭を持ち、日本のどこかで生息中。 愛読書は鴨氏の書いた『方丈記』。 好きなミュージシャンは山下達郎氏と反田恭平氏。 3歩歩くとと、すべてを忘れる「とりっつん」に変身するという特技の持ち主。