シャンクスの幻と、布団の中でグダグタする朝。

雨粒が落ちてきました。

おとといの伐採で出た大量の木の枝。

ゴミ集積所に持っていくと、雨に濡れてしまうから、来週まで家においておこうかな。収集の時間に近づいたら持って行こうかな。

空を見ながら思案中です。

今朝は、この雨のせいか、とっても眠いです。

頭、ぼんやりしてます。

そもそも、キリッとハッキリしているなんて日は、少ないですけど(笑)

昨日の午後、花ちゃんのところにマッサージに行ってきたので、そのせいで、ちょっとダルいのかもしれません。

花ちゃんに言われました。

「また、少し痩せた？」って。

思えば花ちゃんのところに通い始めた50歳前の頃から、少しずつ痩せました。

たぶん7〜8キロ。

年齢とともに食べる量が落ちたので、そのせいなのか、それともマッサージ効果で代謝が上がったのか、よくわからないけど、体の重さ、減りました。

最近は、痩せたと言われると、ちょっと複雑な気分になります。あんまりうれしい気分でもなくて。

なぜ？

それはきっと、しおれていくような感じがするから(笑)

一番太っていたのは40歳前後のとき。

育ち盛りの息子たちと一緒に、調子に乗って食べまくっていたら、ブクブクと膨らみました。

当時の写真を見ると、見事にまんまる顔！（そういう写真は、見たくないので、処分済み）

いまは、食べて５分もすると、体が温かくなってくるので、反応は悪くはないもよう。

そしてそれを、エネルギーには変えることはできる。

でも貯めておくほどは、食べられない。

我が肉体の限界を感じて、ちょっと寂しい(笑)

さて、今朝は、４時半くらいに目が覚めました。昨晩は波のように襲ってくる眠気に耐え切れず、早々と９時に寝たので、7時間半の睡眠。

これからの季節は、ここからが、楽しみな時間です。

あったかい布団の中で、グダグダする。

ふっとシャンクスがニコニコしながら布団の中に入ってきたような気がしました。夢なのか、錯覚なのか。

ああ、無上の喜び。

シャンクスの幻とグタグダしながら、そういえばと思い出したのは、朝まだ暗い５時に起きて、お弁当を作っていた頃のこと。

なんだか、そんなことも、つい最近のことのようだけど、なんと20年も前のことになってしまいました。

20年というのは、20回の夏と冬を超えてきたってことだけど、毎日暮らしていたら、ぴょんとひとっ飛びした感じ。

まだ暗い冬の朝の５時なんて、体は起きても、頭は動くはずもなくて。

それでも息子に食べさせたい母心で、必死に動かす手。

前夜に冷蔵庫におかずのリストと作業の順番を書いた紙を貼り付けて、そのとおりに作るようにしていました。

まるで、ロボットのようだなあと、自分を評していましした。

能面のような顔で、ガシャーン、ガシガシ。弁当箱にぎゅっと詰め。

そんなことを５〜６年やっていて、終わったなあとほっとしていたら、それからほどなくてして、息子たちは家を出ていきました。

あれれのれ。

彼らは彼らの時間を、それぞれに刻んでいたことに気づきました。

いつまでも母ちゃん劇場のサブキャストではない。彼らは別のドラマのメインキャストだった。

取り残された気分を存分に味わいました。

そんな母ちゃんも今年の冬には64歳。

「もう頬杖はつかない」し、

「もう弁当は作らない」よ。

来年には高齢者という枠に入れられる予定。

息子たちは、それぞれの城を拡大することに夢中の最中。

３つの城の中で一番面積の大きな城の持ち主が、一族の長となればよい。要するに、宴会場の提供者となれ(笑)

集まるときは、一番大きな家でってことにしよう。

なんとも不思議な気持ちです。

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