年をとって、耳の性能が悪くなってきているところにもってきてのマスク生活。
時として、珍しい話を運んでくることがあります。
Contents
宇宙人になる?
マスクをかけたり外したり。手作業がめんどくさいだけではない。
話が聞き取りにくいったら、ありゃしない。
世の中、滑舌のいい人ばかりではないし、声の大きい人ばかりでもない。
その聞き取りづらさゆえ、
「えっ?」
「ん?なに?」
このフレーズが間に挟まること、しばしば。会話がスムーズに進まない。
そんなこともあって、つい先日、友人との会話では、こんな珍事が発生した。
日本某所。天気は晴れ。
時計を見ながら、軽やかに時間を伝えるわたし。
「もうすぐ10時になるね」
すると、向かい側に座っていた友人の顔が大きく変化した!
こんな感じだったかなあ?
いやいや、こんな感じだった。
友人が手にしていたカップからは、液体がこぼれそうになった。
常々、ポーカーフェースな友人。
確かに顔の筋肉をあまり使わずに暮らしている。そのせいか、シワが少ない。
そんな顔したら、シワ、できるゾ。
友人の顔を見て、驚くわたし。その顔を見て、さらに友人が驚いて、驚きの連鎖は止まらない。
それにしても、かなり長く付き合っているけれど、友人のこんな顔は初めてだった。
目を見開いて、身を乗り出して、言った。
「もうすぐ宇宙人になるのか!?」
そんな大真面目な顔で聞かなくても、わかってたはずよ、わたしの正体。
そんな大きな声、出しちゃだめ。
世間にバレちゃうじゃないのよ。
じゅうじ→うちゅうじん
何度か繰り返し口ずさんでみると、確かに、そう聞こえなくもない。
謎が解けて、2人で、大笑い。
早く、マスクなしの生活をしたいものだけど、最近ではマスクを外すのが恥ずかしいって気分になることがある。
口を見せるのが、なにやら恥ずかしい。うっふん。
そんな人が密かに増えている予感がする。
マスク装着解禁になってもマスク装着人は減らないかもしれない。
今後も続くであろうマスク生活を視野に入れ、耳を鍛えておけという教訓を含んだエピソードである。
宇宙人の朝ごはん
さて、今朝の宇宙食を準備しましょうか。
目覚めたときから、どうしても、あんこもちが食べたかったのです。
これ、実にIHクッキングヒーターらしい風景です。
直火がないので、餅はフライパンで焼いています。火力レベルは10のうちの4。これでちゃんとこんがり焼けます。
それから野田琺瑯の保存容器。これもクッキングヒーターの上で使うことができます。一番弱い火力で温めておきます。
そして、でき上がった宇宙食がこちら。
宇宙食らしく、スープはフリーズドライ。沸騰したお湯を注げば出来上がりです。
大好きな生姜スープがこれでおしまい。在庫を確認して、そろそろ注文しとこうかな。
コスモス食品のフリーズドライスープは保存食としても備蓄中です。
浦島タロ子
そして今朝は、こんな番組を見ながら、ブログを書いていました。
「芳雄はんが出てるで」と親切な息子からLINEをもらって、急ぎテレビのスイッチオン。
芳雄〜!
『エリザベート』の2人。
懐かしい歌が流れてきました。
しかし『エリザベート』を見に通っていた20年前は、トート閣下は山口祐一郎さんで、芳雄くんはルドルフ。
だから、なんだか、どうしても、イマイチ、ピンとこない。
山口トートを見過ぎて聴きすぎたせいで、芳雄くんが歌っていても、いつの間にか山口さんの声に変換されてしまうのです。
ミュージカル界の大御所、ドン、宝である山口さんの声は、艶のある、渋みもある、響く声です。いまでも大好きな声。
舞台もしばらくごぶさたなので、どうも浦島タロ子になっているようです。
宇宙人になったり、浦島太郎になったりと、朝から変身に忙しい朝です。
ああ、なんとも言えない疲れを感じた(笑)
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